夏菜さん主演の『人生が楽しくなる幸せの法則』(日テレ系)がスタートしましたね。原作は、お笑いコンビ「相席スタート」山﨑ケイさんの著書『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)です。
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冴えない女性3人が神様の指南を受け、恋愛も仕事もスマートにこなせる「ちょうどいいブス」を目指すというストーリー。
彼女たちは決して「顔の造詣ブス」ではないのですが、人生がうまくいかない「生きざまブス」なのです。
最初の一歩は向き合うこと
レクチャーを受けるのは、商社の総務部に勤務するOL3人。
「自己表現下手くそ女子」中川彩香(夏菜さん)
「融通が利かない女子」木原里琴(高橋メアリージュンさん)
「開き直り女子」皆本佳恵(小林きな子さん)
山崎ケイさん演じる「ちょうどいいブスの神様」は、彼女たちにこう言い渡します。
「自分がブスであることを認めて、初めてスタートラインに立てる」
確かに自分の問題点と向き合い、現実を受け入れ、改善しなければ、自分を変えることはできません。
ただ、そもそも男性が惹かれる「ちょうどいいブス」って…?今回はそんな、男性にモテる「ちょうどいいブス」の実態に迫ります!
美意識における男女の違い
麗しいものに心惹かれるのは男女ともに変わりませんが、女性と男性とでは追及する「動機」が違います。女性には自分が理想とする「美」があり、それを実現して、さらに同性に評価されたいとの願望があるのです。
例えば、女性のステイタスとしてネイルがあり、これは男性へのアプローチよりも、装いたいという「自己満足」のためにされるもの。男性の目を意識した行動ではない場合がほとんどです。
一方、男性は、ファッションにおいて女性の目を意識していることが多く、そういう男性にとっては自分を装うことイコール女性へのアプローチ。魅力的だと思ってもらいたい、という願望によって行動しています。
つまり、気になる男性の好みに寄せたファッションをすると、相手はそれを「自分へのアプローチ」と捉えてくれやすいのです。
とはいえ、相手の好みを意識しすぎて似合いもしない格好をするのは「イタイ」し、それを自ら主張するのはあざとすぎます。
自分の個性を活かしつつ、ワンポイントかツーポイント、相手の好みをさりげなく取り入れるくらいが、ささやかなアピールになるのではないでしょうか。
心の距離感を操作する
男女ともに、100%見た目だけで恋愛をするわけではありません。内面の見せ方も、男性の心を捉えるためには非常に大きな要素といえるでしょう。
ここで重要なのは、お互いの「心の距離感」。対人魅力が高い人に多い要素として、「無条件の承認」があります。相手の人となりを知って、その中に潜む価値観をとにかく受け入れ、同意してあげるのです。
もちろん、自分と違うなと感じることは多々あるはず。だからといって頭ごなしに否定はしないで。それがその人の生き方なのです。相手なりの意味がそこにあるのだ、と理解して受容しましょう。
人は自分の中のネガティブな部分をも評価してくれる相手に、強い親近感を抱くもの。それによってその人はあなたのことを「本当に腹を割って話せる相手」と認識し、信頼を抱くようになります。
そうなったら、次に重要なのは「独占欲求を抱かない」こと。好きな人を独り占めしたいでしょうけれど、そこはあえて自分を律して、一定の距離を作りましょう。
執着を見せないことが相手の執着心を高め、さらに「依存性が高くない」ことを相手にアピールできるのです。
まとめ
男性にモテる「ちょうどいいブス」の実態、ご理解いただけましたでしょうか。
誰にでもモテる必要はありません。意中の男性の心を正確に射とめられるのが、本当に「素敵な女性」だと思います。
相手にとっての「ちょうどいい存在」になれるよう、努力を重ねてみてくださいね。