天体観測好きさんでなければ、意識して夜空を見上げるなんてことはあまりないのかもしれません。でも、ニュースで流星群やスーパームーンの話題が出ると、つい気になってしまいますよね?
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そこで、2019年に起こる天体ショーの中から、望遠鏡なしでも観測できると言われているものをいくつかピックアップしてみました!
注目のお月様トピックス
◎2019年はスーパームーンが2度も!(1月21日、2月20日)
月が地球に接近することで知られるスーパームーン。ふとお月様を見上げたとき、確かに「でかっ!」と月の存在感を改めて感じる日でもありますね。
2019年は1月21日と2月20日(19〜20日)にかけて、2ヶ月連続で見られます!特に2度目のスーパームーンは空気が澄んでいる時期でもあり、より月の大きさを実感しやすいとのことです。年初から月のパワーをたくさんいただいちゃいましょう!
◎中秋の名月は9月13日、十三夜は10月11日
月の美しさを愛でる行事と言えば、中秋の名月ですが、この日の月は地球から最も離れているので、年間でも一番小さく見えるのだとか。
ちなみに、十五夜にお月見の飾りをしたら十三夜も同様にお月見をするのがならわし。どちらか一方だけだと「片月見」と言って、あまりよくないそうですよ。
三大流星群に注目!
◎しぶんぎ座流星群(1月4日に極大)
3大流星群の中でも一番早い時期に見られる「しぶんぎ座流星群」は、年始早々の華やかな天体イベント。
極大時刻は1月4日の日中11時頃と予想されています。夜明け前ごろ、北東の空から全天に向けて、多くの流れ星を観測できそうです。
◎ペルセウス座流星群(8月13日に極大)
極大時刻は8月13日の午前10時ごろと予想されています。見やすいのは、13日の未明から明け方にかけて。
時間的には少々厳しいけれど、例年たくさんの流れ星が見えるので、それ以外の時間帯でも十分楽しめるみたいですよ。夏休みを利用して、星がきれいな場所に遊びに行くのもいいですね!
◎ふたご座流星群(12月15日に極大)
空気が澄んだこの時期の流星群は一段とロマンティック。極大時刻は15日の午前2時ごろと予想されています。東の空を中心に、条件が良ければ1時間に数十個も見られるのだとか。
今年は日食も、全国で2度見られる!
◎部分日食(1月6日)
お正月休みの最終日を彩るかのような天体イベント、部分日食が全国で見られます。朝の8時台に始まり、お昼前には終了する予定。
地域によっては半分以上も欠けて見えるそうなので、見ごたえがありそうですね。
◎2度目の部分日食(12月26日)
2度目の日食は、およそ1年後の12月26日。年末の忙しい時期ですが、ぜひとも空を見上げてみたいところ。午後に起こるので、地域によっては欠けたまま日没を迎える様子が見られるかも。
ちなみにこの日、グアムやシンガポールでは金環日食となるんですって。この時期、海外に行くならぜひ!
キラリと輝く金星の動きに注目
◎日の出前の空で土星と金星が接近(2月19日)
2つの惑星は2月18日の深夜に最も近づき、19日の明け方、ほとんど並んで昇ってくるそうです。明るい金星と控えめに輝く土星……夜明け前の惑星たちの共演を楽しみましょう。
◎細い月が土星、金星に近づく(3月3日)
3月2日の明け方、新月前の月と土星が並びます。翌3日の明け方には、さらに細くなった月が金星と並ぶそう。ひな祭りを迎えるこの時期、月と惑星たちが寄り添う様子を眺めてみては。
夜空から宇宙のパワーをいただいて
星の観測をする時に注意したいのは、月明りや照明の光が目に入らないように視点の向きを調整すること。さらに、暗がりで目を慣らしてから10~15分後に、よく見えるのだそうです。
一人で星に願いをかけるもよし、大切な人と肩寄せ合って観測するもよし。夏場は虫よけ、冬場は防寒対策をしっかりとして、ゆったりした気分で星を眺めましょう。宇宙からのパワーをたっぷり受け取ることができそうですね!