恋が始まるというのは、いつか別れもやってくるってこと。片方の心変わりなのか、お互いの心が離れてしまうのか。
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できれば恋を愛へと昇華させ、二人の寿命が尽きるまで一緒にいたかった…そう思えるのは、とても素晴らしいことですよね。
今回は「素敵な別れ方」をすることで、ひとつの恋を後腐れなく、きれいな思い出として残せる「別れの演出」のお話です。
その恋、終わらせたほうがいいのかも
明らかに気持ちが離れていると確信できたなら、別れも覚悟しやすいけれど。彼のこと、嫌いじゃない…。好きなはずなのに…。興味を持てなくなっていたりしませんか?
一緒にいるのに「恋がしたいな」と考えてしまったり、会話中、彼の話が頭に入ってこなかったり。極めつけはキスやエッチをしたいと思えないこと。
もしかしたら、もう「異性」ではなく「同志」のような関係になってしまったのかもしれません。それならお互いのためにも一度離れたほうがいいのかも。
シチュエーション別に、恋の区切りのつけ方をお伝えしますね。
異性として見られなくなったとき
こういった関係の場合は、感情的になって唐突に別れを切り出すのではなく、心がリラックスした状態のときに理由を伝えましょう。
まずは、男女としての関係が終わってしまっていることと、たぶんお互いにもう元の恋人同士には戻れないということを丁寧、且つ簡潔に話します。
大人だから、そういった理由なら別れは自然に受け入れてもらえるはず。家族や友達のような関係になってから、ホットな恋人関係に戻るのは至難の技だと思います。
寂しくはなるけれど、離れるのがオススメ。もしかしたら新しい恋と巡り逢うチャンスが遠のいているかもしれません。
これから別々の道に進む二人の門出を祝うように、最後においしいレストランで食事をするのも素敵ですね。
嫌いになったわけではないので、もしかして何年か後に再会したら…お互いがシングルだった場合、ドラマチックな物語が始まるかもしれません。
彼のことが嫌いになってしまった
彼がどんなに優しい人だとしても、別れ話は外で。できるだけ、人が多いカフェやレストラン、ファミレスなどがいいんじゃないかと。
あなたの家か彼の家で別れ話をすると、家自体が嫌な思い出の場になってしまうし、彼が逆上したら危険です。仮に怒り出したとしても、人目につく場所なら危険度は低くなるでしょう。
話すときは曖昧な表現ではなく、はっきりと「別れる」旨を伝えます。そしてその場で解散。たいていはそれでスムーズに離れられると思います。
ただし、彼が感情の起伏が激しい人だった場合は、家族やNPO法人の方などに近くで待機してもらったほうがいいかもしれません。
注意すべきは、間違っても男友達に同席をお願いしてはいけないということ。もし男友達しか頼れる人がいないのであれば、少し離れた、2人の姿が見える場所にいてもらいましょう。
あらぬことで誤解され、嫉妬の感情を持たれたら本当に危険なので。あくまで慎重に。
自分に好きな人ができた場合
正直に伝えるべきか、言わないで別れるべきか、考えてしまうと思います。
「他に好きな人ができたの」と伝え「そっか、わかった!お幸せに」と別れてくれたとしても、彼は内心とても傷つくでしょう。
あなたが本当のことを言えば、彼は早めに気持ちの切り替えができるだろうけれど、同時に打ちのめされる、ということを頭の片隅に置いておいてください。
場合によっては、先述の「異性として見られなくなった」状況にしておくのもいいかもしれません。逆に「最後にこれくらいのことは言ってやりたい!」と感じるなら、それもアリ。ただし慎重に。
その別れも、いつかは素敵な記憶に
不思議なもので、どんなにひどい別れ方をしても、何年か経つと笑い話になったり、なんだかんだでいい恋だったなぁと思ったりするもの。
映画『ローマの休日』のように、お互いに好きなのに別れなくてはならないこともあれば、何らかの理由で永遠に引き離されてしまうこともあるでしょう。
あなたの恋はどんな恋?今、幸せですか?
もう気持ちがないのにずるずる付き合い続けて、愛が憎しみに変わるくらいなら、別れを選ぶのが正解という場合も。あえてあなたから幕を引くことで、より強く「あの恋は素敵だった」と思えるようになるのかもしれません。