「これ、この前食べたいって言ってた店のケーキ」とわざわざ買って来てくれる、ちょっと体調が悪いと伝えると心配して駆けつけてくれる。交際相手が、そういう献身的なタイプならいいのに…と思う女性も少なからずいるのでは?
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「彼は気が利かないから」と思う人も、諦めてはいけません。ごく普通の男性を「尽くす男」に育て上げられる場合もあるよう。その方法を、男女の意見をもとにご紹介します。
男性が尽くしたくなる女性とは?
まずは、どんなタイプの女性に対して「この子のためなら何でもしてあげたい」と感じるのか、男性の意見を聞いてみました。
「今の彼女は自由奔放で、つかまえておかないとどこかに行ってしまいそう。でも手放したくはないから、つい尽くしちゃいます」(28歳/金融業/男性)
「基本はしっかり者なのにどこか抜けてる女性とか、『こいつ俺なしでは生きられなさそうだな』と思って面倒を見たくなる』(31歳/メーカー/男性)
気が向いたときだけ連絡してくる、フラッとひとり旅に出かける…。そんな自由気ままな彼女だと、逃げられないために尽くしたくなるのだとか。ただし、彼が自分に惚れていることが前提ですが。
また、完璧な女性よりはちょっとそそっかしいほうが、「自分が世話を焼かなきゃ」と思われやすい様子。自分から「あなたなしじゃダメなの」と言うと重く見えるので、あくまで相手が「俺がいなきゃダメなんだから~」と感じるように仕向けるのがポイントです。
彼を「尽くす男」にするためには?
それでは、お付き合い中の彼を自分に尽くすタイプに育てるには、どうすればいいのでしょうか?ここからは女性の声をお届けします。
「彼の前では天真爛漫に振る舞ってたら、向こうがパパ的な態度を取り出したというか、自然と尽くしてくれるように」(26歳/事務/女性)
「彼が何かをしてくれたら、とにかく褒めて感謝の気持ちを伝えます。そしたらやっぱりうれしいみたいで、さらにいろいろしてくれるんです」(28歳/美容師/女性)
「普段、自分からはあまり尽くさないようにしてます。それで、たまに掃除や料理をして待ってると、彼のほうもさらに行動で返してくれる」(31歳/フォトグラファー/女性)
彼に尽くしてもらうには、こちらからは何もしないのがポイントだそう。女性のほうが献身的になると、男性に「されて当たり前」といった考えが芽生えかねないからです。
そのほか、無邪気さを見せるなど、相手の庇護欲に訴えかける方法も有効と言えるでしょう。
何かしてもらったら必ずお礼を言うことも忘れずに。自分のしたことに対する彼女のリアクションが大きいほど、男性もやる気が出て、ますます尽くしてくれるみたいです。
逆効果かも?しないほうがいいこと
続いて、女性が逆効果だったと感じた行動もチェックしておきましょう。
「前は私がすねたりイライラしたりしてると、彼が気を遣っていろいろしてくれたんです。でも、ある日『もうお前の機嫌とるの疲れたわ』って…。それで、別に尽くしてくれてたわけじゃないんだって気づきました」(28歳/保険会社/女性)
「彼はもともと献身的なタイプだったんだけど、私が束縛しすぎたせいで、だんだん何もしてくれなくなりました」(30歳/会計事務所/女性)
感情の起伏が激しい女性に対して、気を遣っていろいろとしてくれる男性もいるでしょう。しかしそれでは恐怖政治と同じようなもので、「尽くされている」とは言えないですよね。
「おまえのためなら」と彼に率先して動いてほしいなら、あなたも常に朗らかでいることを心がけてみて。
なお、男性は追えば逃げる生き物。女性からの束縛が強いと「こいつは逃げないから大丈夫」と思い、彼女にサービスする必要性を感じなくなるようです。
相手が何でもしてくれるからと言って油断せず、日頃の態度に気をつけたほうがいいかもしれません。
尽くされ上手は愛され上手
男性が彼女にいろいろしてあげたいと感じるのは、「逃げられたくない」「喜んでほしい」という想いや、「自分がやってあげなきゃ」といった使命感から。そんな彼の愛情を上手に引き出せれば、相手も自然と献身的になってくれるはずですよ。