数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。独自の恋愛論で男心を解説します!
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恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門11
「目」をやしなうもっともいい方法は、たくさん見ることです。たとえば、たくさんの絵画を見た結果、絵画の良し悪しを判断できる人のことを絵画の目利きと呼ぶのだから。
あるいは、スーパーマーケットに並んでいる魚の良し悪しを判断するのがうまい主婦は、たくさんの魚を見てきた&たくさんの美味しいお寿司屋さんに行ったことのある人、だったりするからです。
では、男を見る目も同様に、たくさんの男を見てきたら持てるようになるのか?と言われたら、たしかにそうとも言えるけど、たくさんの男を見てもちっとも男を見る目を持っていない女性もいるので、「目」ってむずかしいですよね。
男を見る目がなくてもOKなケース
たくさんの男と付き合ってきてもなお、パッとしない男と交際している人を見て、わたしたちは「この人、男を見る目がまったくないよね」と言います。もう少し好意的に「この人、仕事はできるのに、恋愛となったらさっぱりダメなのね」と言うこともありますよね。
そういう女性はたいてい、自分で自分の「目」をわかっています。「わたしは若いイケメンであれば性格は問わない」とか。「お金持ちであればルックスも性格も問わない」というように自分なりの基準を持っているんです。
つまり「自分が欲しいものがどのようなもの(人)であるのか」をわかったうえで、傍から見て「見る目がない選択」をしている。こういうケースは「あり」ですよね。悪いとわかっていて悪いことをする人同様、「わかっていて」やる分には、なんの問題もないでしょう。
被害者意識を持つ女性は要注意…
問題なのは、被害者意識を持っている女性です。「わたしは男を見る目がないから、また男に騙されてしまった」などと嘆いている女性が問題!そういう女性は、どのようにして男を見る目を養えばいいのでしょうか?
もちろん、被害者意識を持つこと自体が問題だとも言えます。なぜならあなた自ら、あなたの意思で選んだ男が「不作だった」ということを嘆いても仕方ないからです。それはつまるところ、自分の責任なわけだから、嘆くくらいなら過去を振り返ることなく前を向くといいんです。不作な男のことなんか「いなかったことにして」前進してください。
というのは「ただの正論」であって、やっぱり不作な男とかかわってしまえば、わが身を憂いますよね。
男はエッチの費用対効果を重視
男って、基本的にはエッチのことを考えています。具体的にいうと、エッチの費用対効果のことを考えています。「男を見る目がない」と女性がわが身を嘆かざるを得ないような恋愛に登場する男は、たいていの場合、お金をかけた分以上にエッチしたいと考えているのです。
だからたとえば、婚活サイトで出会った男性にヤリ逃げされたというのは、その男が婚活会社に支払った費用を「回収」しようと思っていたということです。
なので、まずは、男を見る時にエッチとお金を抜くことです。「エッチとお金抜きにしても、わたしはこの彼のことが好きなのだろうか?」と考えてみましょう。「好き」という概念がよくわからないのなら「彼に会いたいのだろうか」に置き換えてもいいです。
エッチとお金を抜きに考えても、わたしは彼に会いたい!彼のことが好き!と思ってもなお、彼に騙されたのであれば、それはあなたが焦りすぎているから。
恋愛に限らず、この世の中、気持ちを落ち着けて、ゆっくり1つずつやっていくと、たいていのことはうまくいくようになっていますよ。
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