20代よりも30代、40代と年齢を重ねたほうが、お酒をおいしいと思えると聞きます。飲む量が増える分、お酒の失敗もチラホラ。
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後悔してもしきれない失敗は、よりによって恋愛における緊張感MAXの、付き合いたての時期に起こることが多いとか……わたしの経験上、そんな感じがしないでもありません。
恋人をゲイだと疑う閣下
当時、付き合い始めたばかりの彼氏はスタイリスト。職業柄か体の線が細く、レディースアイテムも着こなせるくらいだったので、わたしもやせなければと、必死でダイエットを続けていた頃に事件は起こりました。
ある日、女子会に参加したわたしは、女だらけのハジけたトークとおいしいお酒に心地よく酔っていました。我慢していた食事も、特別なこの日はたくさん食べたのです。
このとき、わたしは想像以上に深酔していました。
何を思ったか女子会の最中に彼に電話をかけて「あなた、本当はゲイなんでしょ?素直に言わないお前を蝋人形にしてやろうかー!ムハハハハ」と、繰り返し言っていたそうです(まさかのデーモン小暮閣下の口調…)。
普段は大好きな彼氏を「ゲイなのかな?」と疑ったことは一度もなかったのですが。
勝手に彼を自分より上だと思い込み、無理に合わせようと空回りしている気持ちがストレスとなって溜まりに溜まり、変なかたちで爆発したのでしょう。
【解決法】ひたすら謝ること。ストレスがあるときは絶対にお酒を飲まないこと。そして、お酒の席では携帯はカバンから出さないほうが無難!
スイカマンに追いかけられた女
こちらはOL時代の先輩の話です。会社の飲み会の後、酔った勢いで付き合いたての彼の家へ行ったはいいけれど、ソファでうたた寝をして怖い夢を見た先輩。
夢の内容は、頭がスイカの男が追いかけてくるというものだったそう。途中、電信柱に頭をぶつけてスイカが少し割れ、実が汁とともに飛び散りながらも追ってくる様は本当にサイコだったと話してくれました。
確かにそれは相当怖い気がします。はっと目が覚めたとき、うなされている先輩を心配して近寄った彼氏がスイカマンに見え「キエーッ」と逃げ惑ったとのこと。
彼氏に何か変な薬でもやっているのかと疑われたうえに「なんか引くわ」と悲しい言葉を吐かれてしまったそうです。
【解決法】酔った勢いで彼氏の家に行かないこと。出だしからどちらかが酔った状態で会うのは、恋愛初期のカップルは避けたほうがいいかもしれません。
普段、無理や我慢をしていることがあると、お酒のチカラで爆発してしまう可能性が。
酔うと「別れよう」が口癖
酔うと、どうしても感情を抑えるのが難しくなるもの。
カップルも夫婦も決して軽いノリで口にしてはいけないのが「別れよう」という言葉です。酔うとこれを言いまくる人が、実はとても多いように感じます。
本心は決して別れたいわけじゃなく、恐らく相手の気持ちを確かめるような言動なのだろうけれど、感情を抑制できないので、結果、取り返しのつかないことになるのです。
現にわたしはこれで別れたことがあります。しかも、とても好きだった人と。
要するにタチの悪い“かまってちゃん”になるわけで、相手が気にしていることをズケズケ言って傷つけてしまったりもします。悪びれもせずに……。
お酒は人を開放的にし、気持ちよくさせてくれるけれど、心にもないことを言わせる場合も。そして言葉は凶器にもなるもの!
お酒+生理=恋の別れ!?
お酒で失敗しがちな女性に声を大にして伝えたいことがあります。本当に自分を大切にしてと。
知り合いの救命士から聞いた話ですが、お酒のトラブルや急性アルコール中毒で運ばれてくる女性は生理中の方がかなり多いそうです。
先述した「ゲイだと疑う閣下」と「スイカマン」の話も両方、生理中に起こった事件。
恋している女性は幸せホルモンが出ていると言いますが、生理のときの揺らぎは本当に危険です。幸せな恋をしているから大丈夫!というわけにもいきません。
大好きな人がいるならお酒の量に気をつけ、生理のときは早く帰宅することをオススメします。あと、生理中は飲まないに尽きるなと。
恋する乙女が酒に飲まれては台無しです。もっと自分を大切に、慈しんで生きましょう。