数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。独自の恋愛論で男心を解説します!
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【恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門9】
付き合う相手に大切にされていないって感じることはありませんか?二股されていて、あろうことか自分が浮気相手だったとか、実は相手が既婚者だったとか…。
そういうのって「運が悪かった」とだけ思っておくのが一番よかったりします。「男に大切にされないわたしには何が足りないのだろう」などと暗く考えないほうが精神衛生上いい。
なぜなら、恋愛って、ある程度は偶然性と奇跡性(=運)によって支えられているから。つまり意思や努力だけではどうにもならない要素をはらんでいるからです。
とは言うものの、運をよくする方法というのはあるので、今回は、本命になれない女性が知っておくと得をする運気UPの法則について解説したいと思います。
本命になれないのは「待てない人」
いつも本命になれない人って、待つことができない人です。と書くと、「じゃあ、本命になれている女性はみんな待つことができたのか?」と思う人もいるはずだけど、おそらく本人なりに待つことができたんだろうと思います。
それより、なぜ「みんな待つことができたのか?」と思うのか、ということのほうが大事です。なぜなのか?思うに、誰だって待つことが苦手だからでしょう。
とくに、本命の彼氏という、いわば「喉から手が出るほど」欲しいものに対して待たなくてはならない――この苦痛たるや、と誰もが思いますよね。できることなら今すぐ欲しいもの、それが誰にとっても本命の彼氏であり、安定的に輝いている愛でしょう。
なにもしないでのんびりするというのは…
今すぐ手に入らないものは、待って手に入れるといい――これは古今東西の賢者たちがしばしば言っていることです。たとえば『愛するということ』という名著を書いたエーリッヒ・フロムもそう言っています。
待つには2種類あります。なにもしないでのんびりと待つというのと、たとえば3年計画を練って焦らずゆっくりやっていくというのですね。
なにもしないでのんびりと待つというのは、究極的には自分で自分のことを大切にすることを意味します。たとえば、仕事から帰ったら、マッチングアプリで彼氏を探さないで、熱いお茶でもいれてのんびりするとか。寝る前にはテレビもスマホも見ないで物思いにふけるとか、そういうことです。
わたしたちは、つねに何かに追われるように暮らしているけど、時には海や山に行って自然の声を聞いてごらんなさい――こう言っている賢者もいます。待つことで、自分がどこから来て、どこに行こうとしているのかを自分で知りなさいということでしょう。
3年計画のほうは…
3年計画のほうは、今やっていることをもっと丁寧にゆっくりやることで自分の人格を高めてみてはいかが?というような意味です。
はやく本命の彼氏が欲しいという焦りのペースに支配されつつ暮らしていると見るべきものも見えなくなるんですよね。
だからたとえば、3年は本命の彼氏ができなくてもいいと腹をくくるのです。ピアニストとしてはやくデビューしたい人が、あえて留学という選択をして、25歳でデビューするのを28歳に遅らせ、その間海外で実力を蓄える、みたいなことをするのです。
この方法は、3年でのんびりやろうと腹をくくることさえできれば、誰にだってすごく簡単にできます。そして、やがて笑顔が増え、人の話に耳を澄ますことができるようになり、質のいい情報や人があなたのまわりに集まってくるようになります。
待つという苦痛を乗り越えれば…
待つことって、誰にとってもちょっと苦痛です。とくに20代の頃は待つことが苦痛で苦痛でしかたなかった人のほうが多いんじゃないかなと思います。
そういう20代の焦りをいったんここでリセットして、新しいあなたに生まれ変わるといいですね。待つことさえ上手にできるようになれば、人は何回でも生まれ変わることができるのだから。
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