いよいよ本格的な秋がやって来ましたね。過ごしやすい気候で、なんだか心が弾みます。恋をしたい、おいしいものを食べたい……いろいろな欲求がもりもりなこの時期にちなんで、「食べもの×恋愛」のエピソードを集めてみました。
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男を落とす朝ごはん
「付き合ったばかりの彼を、自分に夢中にさせる方法があるんです」
A子さん(26歳・経理)は、初めてどちらかの家でお泊りしたときは必ず朝ごはんをつくることにしているとか。
「重い女だと思われないよう、メニューは簡単なものがおすすめ。ゆで卵にトースト、コーヒーくらいでも十分だと思います」
歴代の彼たちは、目覚めてすぐに手作りの朝ごはんが用意されていると例外なく喜んでくれたそうで、その後もA子さんを大切にしてくれるといいます。これくらいなら、料理に自信がなくても気軽に真似できそうですね。
地獄のフレンチ
B子さん(30歳・ヨガ講師)の誕生日。優しい彼はいつにも増して気合いが入っていて、ジャズライブにフレンチレストランでの食事、欲しかったアクセサリーのプレゼントまですべて準備してくれたとのこと。
「ロマンチックな誕生日デートに私もうっとり。レストランの雰囲気も素敵で、最高の時間を過ごしていました」
ところがコースの終盤、B子さんにまさかの悲劇が。
「メインが大の苦手なレバーステーキだったんです。NG食材もあらかじめ聞かれていたので、今ごろ下げてもらうわけにもいかず……」
平気なふりをして一口食べてみたB子さんですが、口の中に広がるレバーの味はやはりおいしいと思えなかったと。吐きそうになるのを抑えながら、なんとか半分までクリア。「お腹がいっぱいだから」と、どうにかやり過ごしました。
「食べているときの私の様子がおかしいのに彼も気づいたみたいで、“具合でも悪い?”と心配させてしまいました。まさかメインにレバーが出るなんて……」
レバーステーキ、ある意味B子さんの“忘れられない思い出の味”となったようですね。
再会のハンバーグ
思い出の食べもののおかげで奇跡が起こったというC子さん(28歳・販売)。
「学生時代の彼とは、毎月、付き合い始めた日に行っていたハンバーグ店がありました。ステーキのように肉をしっかり食べていると感じられる食感や、お店特製ソースの味が好みで、二人の大切な恒例イベントだったんです」
彼のことが大好きだったC子さんですが、お互いに就職活動が忙しくなり自然消滅。社会人になって彼のことを思い出す日もあったものの、目の前の仕事をこなすのに精一杯だったそう。
「仕事でひさしぶりに例のお店がある駅で降りたとき、無性にハンバーグが食べたくなって」
変わらないハンバーグの味に当時の思い出がよみがえり、思わず涙ぐんでしまったというC子さん。さらに驚きの展開が。
「お店にスーツ姿の彼が入ってきたのです。目が合った瞬間、お互いにフリーズ。ドラマのような状況に頭が混乱しました」
二年ぶりに奇跡的な再会を果たした二人。彼とは当時のように楽しく話せて、やっぱりいいなと思えたそう。彼もC子さんのことを忘れていず、今度また同じ場所で会う約束をしたのだとか。
食べものは恋愛の大事な要素
“彼の好きな食べものはなんだろう?”“おいしいお店を見つけたから今度は彼と来よう!”などと考えたことはありませんか?
恋愛と食べものは切っても切れない関わりがあると思います。大好きな人とおいしいものをたくさん食べて、幸せな味の記憶を増やしていけますように!
(※2018年10月10日 10:45 公開記事)