「この恋を最後の恋にしたい!」という焦りのせいか、アラフォーの失恋って、ものすごくダメージが大きいと言いますよね。中には、フラれたショックからなかなか立ち直れない人もいるようです。
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今回は3名のアラフォー女性の体験談から、なぜ恋人は去って行ったのか?原因と悲しみの乗り越え方をご紹介します。
A子さんの体験談:不倫の恋の末…
メーカー勤務のA子さん(37歳)が20代の頃から付き合っていた男性は、同じ部署の先輩、そして既婚者。A子さんは「こんな関係いけない…」と思いながらも、彼を諦められず、10年近く不倫を続けていました。
相手を愛しているものの、虚しさは募っていくばかり。ついに酔った勢いで「周りの子はみんな結婚していくのに…。私は先がないんだよね。あなたは奥さんも子どももいるのに私だけひとりなの、本当ツラい」と感情を爆発させてしまいました。
その結果「君の人生の責任はとれない」とふたりの関係はあっけなく終わったとのこと。
◎失恋に至った原因は?
最大の問題点は、未来のない相手と長い間、不毛な関係を続けてしまったこと。彼に家庭を捨てる気がないのなら、ゴールは「別れ」しかありません。
先輩との関係に見切りをつけることも、割り切ることもできなかった…これがA子さんの失恋の原因です。相手に離婚の意志がないとわかった時点で別れを告げるべきでした。
◎どうやって乗り切ればいい?
気持ちを切り替えることが一番!「奥さんにバレて慰謝料を請求されなかっただけラッキー」「もう周りの目をいちいち気にしないで済む」など、「別れてよかった探し」をするのが◎。
今まで日陰の身だったのだから、次の恋では白昼堂々と手をつないで歩ける幸せを実感できるはず。この経験で人間的に成長できた!と思えたらいいですね。
C美さん体験談:長い春に耐えきれず…
歯科衛生士のC美さん(35歳)には、大学時代から交際していた同い年の男性がいました。10年以上も付き合っているのに、相手は一向に結婚を考える気配なし。
友人から「結婚しないなら別れるって言ってみたら?それで焦ってプロポーズしてくる人が多いらしいよ」とアドバイスを受け、彼氏にそっくりそのまま伝えてみました。
すると「なんで自分勝手にそんなこと決めるの?そういう脅迫めいた言い方で結婚に至ったとして本当にうれしい?俺には俺のタイミングがあったのに。じゃあ、俺は別れるほうを選ぶよ」と言われてしまったのです。
◎失恋に至った原因は?
突然「結婚か別れか」の究極の選択を迫ってしまったこと…これがよくなかったのでしょう。確かに「わかった!結婚する」という人もいるかもしれませんが、「何だよ、それ」と感じる男性も多いもの。
結婚したい気持ちがあるのなら、素直に「そろそろ一緒になることを考えたいんだけど…」と伝えればよかったのかも。
◎どうやって乗り切ればいい?
まず、このままズルズルいくよりはマシだったんだ…といいほうに考えてみて。気持ちが落ち着いたら婚活アプリを利用するなど、初めから結婚を視野に入れている相手を探し始めてもいいかもしれません。
もし「やっぱり彼がいい」と思うのなら、謝ったうえで話し合うのもひとつの手です。
Y江さんの体験談:まさか婚約者が…
半年後に結婚を控え、幸せの絶頂にいたY江さん(38歳)でしたが、婚約者がまさかの浮気!しかも相手の女性が妊娠したのです。
信じられないことに彼の両親も、「子どもを産めるかどうかわからない年齢の女性と結婚するより、孫の顔が見られるほうがいい」と発言。Y江さんは泣く泣く身を引くしかなかったそうです…。
◎失恋に至った原因は?
このエピソードに関しては「男がゲスすぎる」の一言に尽きるのですが…、強いて言うならば、婚約者の両親を味方につけるよう根回ししておけばよかったのかも。コミュニケーション不足だったのは残念ですね。
でも、婚約中に他の女性を妊娠させるような男なんて、別れて正解!です。
◎どうやって乗り切ればいい?
婚約破棄でも慰謝料を請求できるケースがあります。ここは気持ちを奮い立たせて、もらえるものはしっかりともらいましょう。そして、そのお金をパーっと使ってしまいませんか?
ベタだけど、旅行したり、欲しかったブランドのバッグを買ったり…。人生は長いのだから、きっと時間が解決してくれますよ。
いつか、また笑えるように…
失恋直後は夢も希望もなくなり、どこまでも落ち込むかもしれません。でも、使い古された言葉ですが、「止まない雨」はないはず。
まずは自分自身を慈しみ、癒してあげましょう。そして少し落ち着いたら、新たな一歩を踏み出すためにも、前を向くことをオススメします。
近い将来、あなたがまた、心から笑える日が訪れますように!