「いつの間にか婚」ってご存知ですか?NHKの連続テレビ小説『半分、青い。』に登場し、視聴者の間で反響を呼んだこの言葉は、SNS上でも大盛り上がりを見せました。
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そこで今回は、「いつの間にか婚」的アプローチの成功例、失敗例をそれぞれご紹介。スムーズに結婚まで持ち込むにはどうしたらいいか、をそこから検証してみましょう。
「いつの間にか婚」っていったい何?
まず、「いつの間にか婚」とは?というところをお話ししていきます。これは、彼女にフラれた、仕事で失敗をした、など何らかの理由で男性が弱っているときに、少しずつ外堀を埋めて、徐々に結婚へと持ち込むことを表すようです。
なんだか回りくどくて難しそうなこの方法の、成功の条件は以下の通り。
◎気がついたらそばにいる
長年の友人、悩みを相談し合える仲である、など彼が心を開いていることが大前提。相手が弱みを見せたら、アプローチ開始のタイミングです。
◎周りに協力者を作る
意中の男性の周囲にいる人を味方につけることが恋愛成就のカギ。友達、先輩、後輩、親族、上司…。近くの人間が協力的でないと失敗に終わります。
◎結婚しても問題ない環境であること
結婚したはいいけど、パートナーが仕事を辞めて無職になってしまった、借金問題や女性問題を解決できていなかった…なんてことになったら、「私、なんであんな早まったことしちゃったんだろう」と後悔の日々を過ごすことに。一緒になっても大丈夫かどうかをしっかりリサーチしておきましょう。
「いつの間にか婚」成功例
商社に勤めるAさん(28歳)は、幼なじみの男性が気になっていたけれど、友達期間が長すぎてなかなか恋愛関係に発展しませんでした。
そんな折、彼の母親が病気で亡くなるという不幸が訪れます。Aさんたちはお互い家族ぐるみの付き合いだったので、男二人暮らしになった彼の家に料理を持っていくなど、献身的に幼なじみ家族のサポートを行っていました。
すると、相手の父親が「息子と結婚してくれないか」と言ってくるように。さらには彼の伯母さんや近所の人たちも「Aちゃんはいい奥さんになるわよ。逃がしたらもったいない」なんて後押しし始めたので、周りに言われるがままに交際し、結婚することに。
成功のポイントは、Aさんが「好印象を持たれたい」「いい女だと思われたい」という下心を微塵も見せずに手助けをしたこと。まずは弱っている相手をしっかりとサポートする、それが大切です。
「いつの間にか婚」失敗例
会社員のCさん(30歳)は、ずっと狙っていた先輩社員が長年付き合っていた彼女にフラれたとの噂を聞き、アタック開始。一人暮らしの彼の家に押しかけて食事を作ったり、いろいろと口実を作ってデートに誘ったり。
相手もまんざらでもなさそう…と感じた彼女は気持ちが先走って、会社の同僚に「結婚前提で付き合っている」と話していたのだとか。
しかし、彼女にフラれた、というのはまったくの誤解。なんと、彼女が仕事の関係で3ヶ月海外に行っていただけだったのだそう。
先輩からは帰国した彼女と結婚すると告げられ、会社では「寝取ろうとして失敗した」と噂される、散々な結果になってしまいました。
今回の敗因はリサーチ不足。いいな、と思う相手がいるなら、シングルなのかどうかくらいは調べておきましょう。また、自分の思い込みだけで突っ走るのもダメ。「慎重に慎重を重ねること」が勝利の鉄則、長期戦を覚悟で挑みましょう。
計画は綿密に
「いつの間にか婚」を成就させるには、根気と準備が必要です。相手との信頼関係を構築し、なおかつアプローチのベストタイミングを見計らい…。
途中で「もうダメかも」なんて諦めてしまいそうになるかもしれません。でも、激しい風や強い日差しに耐えてこそ、美しい花が咲くこともあるのです。
(※2018年7月18日 17:00 公開記事)