日本の夏のデートに欠かせないもの、それは「浴衣」!花火大会にお祭りに屋形船に……いつもと違う自分を演出できる浴衣は、カップルの仲を深めるのに絶好のアイテムですよね。
そんな浴衣デートにまつわる、悲喜こもごものエピソードを集めました。
こちらもおすすめ>>浴衣デートで彼がほれ直す?ホステスが教える男子をキュンキュンさせるコツ
家に帰るまでが浴衣デート!
地元の花火大会の日、浴衣でデートしたというA子さん(24歳・福祉)。
「彼は私の浴衣姿をすごく喜んで、花火大会の人混みの中もずっと手をつないでいてくれました」
彼と別れ、幸せな気分で帰りの電車に乗り込んだあとA子さんに悲劇が……。
「なんだか違和感を覚えて帯をさわると、ほどけはじめていたのです」
実は、お母さんとおばあちゃんに着付けてもらっていたA子さん、着崩れないか少々不安があったそう。
「降りるまで15分、家までさらに徒歩10分、どうやってしのぐか必死で考えていました」
幸い乗客は少なく、A子さんはドアに寄りかかってごまかしたそう。駅からは帯をおさえて小走りでなんとか帰宅。
「その日のことはいい思い出でもあり、ちょっとしたトラウマでもあり……。しばらくは浴衣を着られそうにありません」
浴衣の着付け問題は本当に大きいですよね……。無事に帰れて何よりです!
浴衣が熱くした夏の夜
浴衣フェチの彼にリクエストされ、浴衣デートをすることになったというB子さん(26歳・メーカー)。
「彼はすごく喜んでくれたのですが、デート中もずっとソワソワしていて落ち着かない様子で、なんだか変でした」
デート後、そろそろ帰ろうとするB子さんを引き止めた彼。
「“泊まっていってよ!”と切実な表情で頼まれました。浴衣の着付けがわからないし、着替えがないからというと、さらに興奮したように“服なら買うから!泊まっていって!!”と必死になっていました」
なんと浴衣を脱がすのが夢だった彼。B子さんの浴衣姿に発情していたようです……。
「願望が叶ったその夜の彼は本当にイキイキしていて、私も燃えました」
いつもと違う浴衣姿は、相手に惚れ直させる、いいアイテムかもしれません。
スニーカーが盛り上げた浴衣デート
「彼の優しさを再確認できたデートになりました」
C子さん(24歳・販売)は、浴衣を着てクルーズデートに。海風を感じながら、船上の食事やイベントを楽しんでいました。ところが、
「慣れない下駄の鼻緒がすれて、痛くなってしまったんです」
はじめはごまかしていたものの、ついに痛みで歩けなくなったC子さん。すると彼は、すぐにC子さんの異変に気づき……。
「“座ってようか”と声をかけてくれて、そのあとはずっとふたりでおしゃべりして過ごしました。彼には申し訳ないと思いつつも、すごく幸せな時間でした」
さらに、帰り道では絆創膏とスニーカーを買ってくれ、C子さんは無事に帰ることができたそう。
「彼のことをさらに好きになりました。今年も浴衣でデートしたいです」
素敵な彼!浴衣デートのときの足のケアはくれぐれも気をつけてくださいね!
終わりに
日本の夏ならではの、浴衣デートにまつわる様々なエピソード、いかがでしたか?
みなさんもぜひ、浴衣でお出かけして彼と楽しんでくださいね。ステキな夏の思い出を残せますように!