「結婚します」周りの人にそう伝えるにあたって、絶対に守りたいのが“報告する順番”です。少しオーバーに聞こえるかもしれませんが、計画的に進めないと後で大変なことになる場合も!
こちらもおすすめ>>結婚した女友達との上手な付き合い方!既婚者・未婚者それぞれの本音は?
今回は、報告の順序を間違えたばかりに起こった、トホホな体験談をご紹介。人生で一番幸せなはずの日々が、地獄の毎日に…なんてことにならないよう、体験者のエピソードをよく読んでおきましょう。
先輩に報告する前に…
3年付き合った彼との結婚が決まったA子さん(28歳)。幸せすぎて有頂天になっていた彼女は、LINEで友人、同僚、後輩に報告し、インスタ、facebookにも「結婚します」と彼とのツーショットをアップ。
SNSに続々と「いいね!」がつき、、「おめでとう」「報告うれしかった」などの祝福メッセージが届く中、職場のお局さまから「おめでとう!まったく知らなかったけど(笑)みんな知ってたんだ~」という恐ろしいコメントが。もちろん「いいね!」もありません。
報告をすっかり忘れていたA子さんは、翌日「すみません、お伝えしたものとばかり思ってて」と謝罪するも、「いいのいいの!どうせ私なんかにプライベートを話す必要ないもんね~。それくらいの仲ってことよ~。よかったね、仕事も辞められるし」と冷ややかな対応。
以来、会社では、結婚の話そのものが禁句になってしまったのだそうです。こ、こわ…。
親に報告する前に…
デート中にプロポーズされたC美さん(29歳)。もちろん答えは「YES」。うれしくてその日のうちに、10代の頃からの友人たちのグループLINEで発表しましたが、彼から「お父さん、お母さんには改めて挨拶に行くね」と言われたので、あえて両親には伝えませんでした。
すると次の日、仲間のひとりが彼女のご両親とばったり会い、「おめでとうございます!」と挨拶してしまったのだとか。
キョトンとする2人の反応を見て、その友人は「あなたのパパとママ、『は?』って感じだったんだけど。なんで話してないの?もしかして彼氏に口止めされてるとか?だったら、だまされてるんじゃない?」と。
親には「〇〇ちゃんに結婚おめでとうって言われたけど…どういうこと?人違い?」と聞かれる始末。報告が後手に回ったせいで、恋人が実家に挨拶に来たとき、ずいぶんな塩対応だったとのこと。これ、婚約解消もありうる事例ですよね。
親友に報告する前に…
彼との結婚が決まったH恵さん(30歳)。「真っ先に報告しなきゃ!」と頭に浮かんだのは、20年来の親友。しかし次の瞬間、あえて彼女には伝えずに、突然、招待状を送って驚かせよう、といういたずら心が芽生えたのです。
そして当の親友にのみ知らせぬまま、着々と準備は進んでいきました。
ある日、同級生のひとりから電話で衝撃の事実が。なんと、仲間内でH恵さんの結婚の話題が出たときに、その友人が「私に言わないなんてありえない。結婚は絶対にない」と強く否定したため、もしかしたら婚約破棄されたのでは…という噂が広まっているとのこと。
慌てて「驚かそうと思って内緒にしていた」と伝えると、「なんでそんなくだらないことをするの?言いたくなかっただけでしょ?」と激怒され、長い友情にピリオドを打たれたのだそう。
どうやら順番を間違えると、大切な存在を失う可能性もあるようです。妙な気持ちは起こすものじゃない、ってことですね。
きっちり筋を通して
結婚が決まったら、浮かれ気分になるのはよくわかります。だからといって、冷静さを失って、行き当たりばったりで結婚報告してしまうと、後で取り返しのつかないことになる恐れも。
報連相は順序を守ってきちんと行うことをおすすめします。
(※2018年6月26日 16:50 公開記事)