6月1日に、話題のロマンティック・コメディ映画『50回目のファーストキス』が公開!
こちらはリメイク版で、オリジナルはアダム・サンドラー×ドリュー・バリモア主演のハリウッド作品。日本では、2005年に公開されました。
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毎日が最高のファーストタイム
ハワイのオアフ島で天文学者を目指しつつ、ツアーガイドとして働く大輔(山田孝之さん)は大変なプレイボーイ。観光客にまで手を出して問題を起こすものの、本人はまったく反省の色がありません。
そんな大輔ですが、ある日カフェで知り合ったキュートな瑠衣(長澤まさみさん)に一目ぼれ、大輔のアプローチによって2人は翌日も会う約束をします。
しかし次に会ったとき、瑠衣は大輔のことをまるで覚えていませんでした。
実は、瑠衣は交通事故の後遺症により、事故以後の記憶がすべて1日でリセットされてしまう、短期記憶喪失障害だったのです。
彼女が抱えている障害を知り、大輔が出した結論は「毎日恋に落ちる」でした。
初対面から始まり、恋に落ちて、ファーストキスをする。瑠衣が毎日自分に恋してくれるように、大輔は何度もファーストデートを演出します。
そんな日々を送る中で、瑠衣は自分の病気に気づいてしまい、さらに自分という存在が、大輔の夢を叶える障害になっているのではないかと思い悩むのです。
そうして瑠衣は、ある決断をするのですが…。
「幸福」を得るために必要なこと
大輔の頑張りによって、瑠衣は毎日幸せな「ファーストタイム」を過ごします。
でも「幸せ」は、そうそう毎日感じられるものじゃないですよね。そもそも人は、何に「幸せ」を感じるのでしょうか?
人が幸福を感じられるものとして、例えば地位や金銭といった「外的要因」と自由や愛情といった「内的要因」があります。
経済的に豊かで社会的地位が高いと、生きていくのに十分な蓄えを持てるし、贅沢な暮らしが可能になります。
けれど、恵まれている自分と恵まれていない人とを比べて、少しばかりの満足感を得られたとしても、それはあまり長続きしません。
一方、自由や愛情は誰に理解されなくても自分にとって大きな喜びとなるものです。しかも方向性を間違えず努力する限り、その充足感は永く続いていくことでしょう。
経済学者のロバート・フランクは、他者と自分を比べることによって満足感を得られるものを「地位財」、比較せずとも満たされるものを「非地位財」と称しました。
「幸福」を得るために必要なのは「地位財」への執着ではなく、「非地位財」の追求なのです。
幸福感を生み出す4つの要素
継続した「幸福」を得るには「内的要因」に目を向けることが大事で、さらに以下の4つが「幸福感」を引き起こす重要なファクターとなります。
慶應義塾大学の前野隆司教授が、『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』(講談社現代新書)という著書で紹介している4つの要素を、噛み砕いて解説していきますね。
1)やってみよう!と思う自己実現の意識
人は成長することで喜びを感じ、頑張った自分を大切にしたいという意識に結びつきます。「誇り」は、幸せの土台を築くものです。
2)ありがとう!を忘れない感謝の心
人とのつながりを大切にし、常に愛情をもって接しましょう。誰かを大切にできる人が、他人に大切にしてもらえるのです。
3)なんとかなるさ!という楽観への切り替え
ぐだぐだ考えていても仕方がないときって、ありますよね。誰かと交流をする際には、「なんとかなるさ」という思い切りが重要です。飛び込んで初めて可能性の扉が開かれることもあります。
4)自分らしく!を忘れないマイペースの追求
他者は他者、自分は自分。自分はどうしたいか、自分に何ができるのか。そこをしっかりと明確にして動くことで、ブレることなく筋を通せる人になれるでしょう。
まとめ
幸せになるための心理学、ご理解いただけましたでしょうか。
幸福感を得るのに、特別な何かは必要ありません。
壁にぶつかったら、4つの要素が作用しているかシンプルに考えてみましょう。もしかしたら、欲や憶測に縛られて難しく考えているだけかもしれませんよ。