LINEが既読になっているのに返信がない、あるいは既読にすらならない。そういう彼氏の態度にイライラしている女性は、多いのではないでしょうか。
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特にその内容が、デートのお誘いや何かを一緒にしようという提案の場合、話を進めてもいいのかどうか判断がつかなくて困ってしまいますよね。
今回、そんな既読スルーな彼氏と「対話」するために、押さえておくべきポイントとルールをお教えします!
スルーは、イコール無視ではない
女性の多くは既読スルーされたり、既読にすらならなかったりすると、あえて「無視している」と捉えがち。しかし、実はそうでもないんです。
たとえば対面で話をしているときに、何と答えていいかわからず言葉につまることってありますよね。その場に沈黙が生まれますが、別に「無視している」ことにはならないでしょう。
言葉が出てこずとも、会話をしていることに変わりはありません。
当然、相手は、あなたが黙ったとしても「考え中なのかな?」と思って言葉を待つでしょう。
つまり言葉を紡ぐのと同じく、「沈黙」もひとつのリアクションとして立派に機能しているのです。
既読スルー男子の中には、それと同じ感覚で「何て言っていいかわからない間」や「次、会ったときに直接言おうと思っている間」をとっている場合があるんですね。
つまり「沈黙」もリアクションのひとつであり、無視していることにはならないという理屈なんです。
もちろん、基本的には何らかのリアクションを具体的に返すのが「礼儀」です。既読スルーは、そういう「礼儀」に欠けた行為であることは間違いありません。
ただ、悪意から、または意図的に「沈黙」を作り出しているとは限らないので、「無視」と決めつけるのも早計です。
心の壁を作っているのは…
もうひとつたとえ話をしましょう。あなたがダイエットしているときに他者にお菓子をすすめられ、それをいただいたとします。
その様子を見ていた人から「ダイエット中に甘いものを食べるってことは、本気じゃないんだね」と言い切られたら、気分が悪いですよね。
そんな的外れな「決めつけ」を、わざわざ訂正する気になりますか?面倒くさいと思って、適当に流すのではないでしょうか。
このような
「〇〇をするということは××なんだろう」
「△△するのは、◇◇のつもりとしか思えない」
といった「決めつけ」は、個々の事情や状況や気持ちを「聞く気がない」と言っているのと同じ。相手の口を閉ざしてしまう行為なんです。
みなさんは、スルーした相手に対して
「自分と話す気がないに違いない」
「別れたいからこういうことをするの?」
というふうに「思い込み」だけで勝手に判断し、責めたり詰めたりしていませんか?
もしそういう態度をとっているのなら、「会話する気がない」と壁を作っているのはあなた自身です。
対話のルール
相手と対話するために守るべきルールは、次の2つです。
・とにかく傾聴する
・対話の機会をなくすような行為はしない
大概の女性は、リアクションをしてもらえなくて「悔しい気持ち」を伝えることに意識が集中しがち。それはただの「説教」です。
また、売り言葉に買い言葉のような応酬はご法度。
このような感情のぶつけ合いは話し合いのチャンスを減らし、二人の間に溝を生むだけなんです。
自分の言いたいことはひとまず置いておいて、相手の気持ちや考えをしっかり最後まで聞いて、正確に把握する努力をしましょう。
それが「傾聴」です。
まとめ
既読スルーをする彼氏と対話をするための傾聴のルール、ご理解いただけましたでしょうか。
相手には相手のルールや捉え方があり、それを知った上で自分との違いを浮き彫りにする必要があります。
違いを理解し歩み寄るために話し合うのが、「対話」なのです。自分の気持ちをわかってもらうことが「対話」ではありません。
そこを、見誤らないよう気をつけましょう。
(2018年5月19日 10:45)