【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門193】
約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。
こちらもおすすめ>>結婚するならこんな人!選ぶべき男性だけが持っている3つの素敵マインド
オレは自分が結婚してよかったと心から思っているので、結婚をすすめることばかり書いている。
だが、一般的にはそうではないようだ。
結婚生活は大変だ、我慢が必要だ、自分の時間がなくなる、結婚しても3組に1組は離婚するなど、ネガティブな情報のほう多いように思う。
なぜなのかを調べていたら、ある興味深い事実に気づいた。
離婚件数は10年以上減少している
結婚がネガティブに捉えられる理由を探るべく、いろいろと検索してみたら離婚件数の表が出てきた。
見ると、2002年から2016年にかけて離婚件数は毎年徐々に減っているのだ!
289,836組から216,798組と結構な減り方である。
これには驚いた。
なんとなく離婚は増えていると思っていたからだ。
作成しているのは厚生労働省。
さすがに間違いはないだろう。
気になって「離婚は増えている」と謳っているサイトを見ると、ソースがなかったり、「1970年代と比べて離婚件数は◯倍」などと書かれている。
いやいや、1970年代って…
もうすぐ2020年代に入るというのに…
熟年離婚も減っている
他にも調べてみた。
思いついたところで熟年離婚。
家庭を顧みず、仕事人間だった夫が定年退職を機に妻から突然別れを告げられる…そういうの増えてそうじゃない?
…と思ったが、こちらも別に増えていない。
全体の離婚件数と同じく、ここ14年で減少している。
2002年45,536組が2016年には37,604組だそう。
というか、熟年離婚って結婚して20年以上経つ夫婦のことを言うらしい。
つまり、20歳で結婚して40歳で別れても熟年離婚。
そこからして、オレが思ってたのと違うのだけど…。
3組に1組離婚しているかわからない
もう一つよく言われる、3組に1組離婚するという話だが、これについてはわからない。
この数字は1年間の婚姻数を離婚数で割ったものだ。
1年間で3万組結婚して1万組離婚したから、3組に1組離婚していると。
よく考えたらおかしい。
仮に結婚適齢期の人が10万人、既婚者が100万人いたら、婚姻数が1万組に対して、離婚数は10万組となったりして、結婚した1組に10組は離婚するというわけのわからないことになる。
要するに、母数が違うものを比較しても意味がないということだ。
また少子高齢化が進めば、この数字は自動的に上がってしまう。
あなたは正しいと思うか?
こういった事実に対して、結婚にネガティブに書く人たちはどう説明しているのか?
ざっと検索すると、ソースなしで離婚が増えていると感覚的に書いていることが圧倒的に多い。
仮に調べていたとしても、先述したように1970年代と比べるとか、細かく見ると〇歳代の離婚は増えているとか、果ては、離婚件数は減っているけど実は仮面夫婦が増えているなど、正直あえて悪いところを探しているように見受けられる。
たしかにせっかく結婚しても、みんながみんな結婚生活を続けられるわけではない。
離婚する人もいるだろう。
婚姻件数も減っているのでそれも考慮すれば、割合的に離婚が増えているとも言えるのかもしれない。
だが、そこに言及している記事は、オレが調べた限りでは一つもない。
現実以上に離婚が多いと言われすぎではないだろうか?
また、仮に3組に1組離婚することを真に受けたとしても、3組に2組結婚し続けると見るほうが、確率的に正しいと言ってもおかしくないのではなかろうか?
調べれば調べるほど、考えれば考えるほど、正直、オレは離婚に対する記事のほとんどが非常に偏っており、信頼するには値しないと思ってしまう。
もっとはっきり言ってしまえば、悪趣味なほどのあら探し…いや、もはや“あら作り”ばかりで、同じく結婚について書いている者としては「恥を知れ!」と声を大にして言いたい。
離婚件数がこの14年減ってるのに、何でわざわざ1970年代と比べるんだ?
普通に考えておかしいだろう?
仮面夫婦は増えている?
そんなの、いったいどうやって調べたというのだ?
この状況は果たして正しいと言えるだろうか?
あなたはどう思う?