一般的に「喧嘩するほど仲がいい」なんて言いますが、実際にはどうなのでしょうか。
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お互いに言いたいことを言いつつも確固たる絆を築けている、そんなカップルだったら適用されるかもしれません。
というか、そういうカップルの場合、喧嘩しているわけではなく、単に言葉で「じゃれあっている」だけなんですよね。
でも大概のカップルは、喧嘩の積み重ね=別れへのカウントダウンになるケースがほとんどです。
話し合いが喧嘩に発展するのはなぜ?
喧嘩すると、お互いに感情的になってやたらと攻撃的になりますよね。それだけじゃなく、うっかり挑発するような言動をしちゃうなんてことも。
怒りが加速し、敵意がよりむき出しになってしまう。そうなるともう引くに引けなくなり、「なんとかして相手をやりこめたい」というふうに、目的意識がまったく違う方向にいっちゃうんですよね。
「売り言葉に買い言葉」の応酬は何も生み出さず、ただお互いを傷つけ合うだけ。
恋人や伴侶と「気持ちをひとつにしたい」「理解し合いたい」と思っているはずなのに、どうしてこうなってしまうのでしょう。
誰もが、自分なりの意見や想いを抱いているもの。それを相手にわかってほしいと思うから、思考の道筋や妥当性を説明します。
ただ、相手にも同じく、独自の意見・想いがあるんですよね。
にも関わらず「いや、それは違う」とか「でもそっちだってさ」といった言葉でさえぎり、「自分のほうこそ正しいのだ」と主張してしまう。
結果、心理的対立構造が生まれるのです。やがて感情がヒートアップし、罵り合うような喧嘩へと発展しちゃうんですね。
「どうしてわかってくれないの?」は禁句
特に女性に多いのは「どうしてわかってくれないの?」というフレーズ、あるいはそれに類した言い回しをしてしまうことです。
これは実は「自分の言い分こそ正当性があり、あなたは黙って認めるべきだ」と明言し、相手の言い分など聞く気はないと「拒絶」しているのと同じなんです。
「どうしてわかってくれないの?」と主張しているあなたこそ、相手をわかろうとしていないのだと気付くべきでしょう。
話し合いの際の「どうしてわかってくれないの?」は禁句です。
わかってほしいと思うなら、まずあなたから相手を理解しましょう。
大事なのは傾聴の姿勢
相手がどう思っているのか、どうしたいのか。それを真摯な態度で、まずはすべて聞き出しましょう。
途中で口を挟んだり、いきなり否定したりせず、共感的に耳を傾け、相手の言い分をしっかり把握します。
大事なのは、このような「傾聴の姿勢」をあなたからして見せることです。
あなたの態度が丁寧であれば、相手も穏やかな気持ちで向き合えるでしょう。結果、諍いの芽が生まれることなく話し合いを進められるようになります。
ここで重要なのは、傾聴と受容を切り分けることです。
困っている人がいたら、極力、助けてあげようと思いますよね。
でも、人間できることとできないことがあります。協力したくてもそれが到底無理なことなら、お断りするのが相手への誠実さ。できないことをできると嘘つくほうが、不誠実ですからね。
言い分を聞いたからといって、黙って言いなりになる必要はありません。
それが受け入れがたいことなら、正直にそう伝えましょう。
相手においても同様で、彼女の望みを100%叶えるのがパートナーの義務ではありません。
それが相手にとって困難なことなら、理解し受け入れましょう。
まとめ
喧嘩しないカップルになるために必要なこと、ご理解いただけましたでしょうか。
高圧的な態度やイヤミな言い回しをやめて、「助け合い」の精神で向き合えるようお互いに努力しましょう。
そういう大人の理性的な対応が、喧嘩のないカップルを生み出すのです。