ここ最近のメイクのトレンドといえば、おフェロ顔ですよね。そのポイントになっているのがチーク。特にフェロモンがにじみ出る=「血色チーク」と呼ばれている“赤チーク”使いに注目が集まっています。
でも、「なぜか、りんごホッペの少女のようになってしまう」とか「どう見ても“おてもやん顔”に」など、全然フェロモンが出ませーん! むしろ垢抜けない! という意見も相次ぐ今日この頃……。
速攻おフェロ顔のキモは?
そこで今回は、そのチークの何がいけないのか? そして速攻おフェロ顔になるにはどうしたらいいのか? をアドバイスしますね。
中にはチーク嫌いの人もいると思いますが、使わないともったいない! 毛嫌いしないで、ぜひ試してみてください。
自分に合うチークの選び方
まず大切なのは色選びです。赤にもいろいろな色調があり、大きく分けてオレンジっぽい赤とピンクっぽい赤に2分できます。
◆オレンジ系
黄味がかった健康的な肌と好相性
◆ピンク系
色白さんにおすすめ
自分のお肌とチークの色味をきちんとマッチングさせましょう。
次に質感。最近はチークブームでもあるので、いろいろな形状のチークが発売されています。
基本のパウダーはみなさん、既にお持ちですよね?
最近はクリーム状のチークが人気。パウダーとクリーム状のチークの2アイテムあると最強なので、ここでは旬のクリーム状チークをゲットしましょう。
こちらはリップと兼用になっているものもあって、肌の色味的に微妙でも、リップアイテムとして再利用できます。プチプラだったら1000円以内で収まるものも!
このクリーム状のチークこそが、肌にツヤとフェロモンをプラスする秘密兵器なのです。
肌に乗せるときの注意点
◆イエロー系の健康肌さん
商品にもよりますが、あまり強く発色しません
◆色白肌さん
チークが強く発色しがち
自分の肌の色を考えて、チークの乗せすぎに気をつけましょう。
それでは、乗せる位置は……?
まず、笑ったときに最も頬が高くなる部分を探し、ここに乗せましょう。
クリームチークは指先に取って、ポンポンとたたくように置くのがベター。ただ、ここに丸く入れてしまうと、りんごホッペの少女、もしくはおてもやんになりがちです。
大人の女性は、もっとチークの面積を広げるべし! ではどう広げたらいい!?
◆顔をほっそり見せたい
頬の一番高いところを起点に下に向かって逆三角形にチークを置きましょう。だいたいで大丈夫。面積を広げたほうが、より血色感が出ます。
◆加齢が気になっちゃう
顔の印象を若々しくしたい! というお悩みをお持ちの人は、起点から上のほう、こめかみに向かって入れましょう。そうするとリフトアップ効果で、顔の印象がキュッと上がって見えますよ。
血色チークのポイント
とにかく、大胆に乗せましょう。うっかり乗せすぎたら、何もついていないスポンジで押さえるか、ファンデを少しだけ取ったスポンジで押さえればOK。
実はクリームチークは、パウダリーよりも微調整や修正がラクチンなんです。
慣れてきたら赤以外のフェロモンカラーも試してみてください。
意外とおすすめなのがベージュ。すっぴん風なのに美人に見える上級色と言えるでしょう。使い方は、下に逆三角形、上にこめかみ方面のどちらでもOKです!
もう夏も終盤。まだ素敵な出会いがない……という人は、チークを味方につけて恋をグイグイ引き寄せちゃいましょう!
(文=天野りり子)