社会人になってから、なかなか出会いのきっかけがない…とため息をついている方はいませんか?
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嘆いているだけじゃ始まらない! 今回は、社会に出てから恋人ができた女性のエピソードを、ショートストーリー風にご紹介します。キュンキュンするラブストーリーの中に、出会いのヒントが隠されているかも。
エピソード1:社内恋愛
エリナ(仮名/25歳/IT関係)
◎出会いは内定者研修
入社前研修のグループワークで同じチームになった彼。積極的に発言し、プロジェクト演習でもリーダーシップを発揮する姿が魅力的で、惹かれていきました。でも、「同期の中でも人気者の彼が、全然目立たない私なんか相手にするわけがない…」と最初からあきらめモード。
◎思いはふくらんで
入社後、ラッキーなことに彼と同じ部署に配属。「どう?何か手伝えることある?」「順調?」と気にかけてくれるように。彼の顔を見るたび、声を聞くたびに好きな気持ちが大きくなっていきました。
◎自分なりのアピールで
彼のことが大好きになってしまった私は自分なりのアピールを開始。一緒に残業したり、資料作成を手伝ったり…そうやって話す機会を増やしていきました。
忘れもしない12月10日。いつも通り、2人で残業した帰り道、「一緒にいると落ち着くんだよね。付き合ってよ」と彼。クリスマスイブは、恋人同士として一緒に過ごしました。
あきらめるんじゃなくて、できることをする私の小さな勇気に、神様がご褒美をくれたんだと思います。
エピソード2:サークル恋愛
ヨウコ(仮名/29歳/専門商社)
◎理想の彼が現れた!
小さい頃から趣味で続けていたピアノ。今まではクラッシックばかりだったけど、ジャズやポップスも弾いてみたくなり、友人に誘われた音楽サークルに参加。そこに現れたのが今の彼。ギターを弾く姿がとても素敵でした。
◎アーティストの話で盛り上がり
ある日、サークルで彼が好きなアーティストの話を熱く語ってたんです。すかさず「私もその人、気になってました!今度CDを聴いてみます」と伝えました。
「ほんと?じゃあ、デビューアルバムと2枚目はマストで聴いて!」とキラキラした目で答えてくれた彼。あの目は今思い出してもキュンとします。
以来、そのアーティストの話題で盛り上がることが増え、ついに「次のライブ、一緒に行こうよ」とお誘いが…!
◎ライブ後の興奮に助けられ
ライブはとっても盛り上がり、彼も私もテンションマックス。「あぁ~世界中の人に、愛してる!ってハグしたいくらい最高のライブだった!」と叫ぶ彼に、思わず「私はあなただけに、愛してるってハグしたい!」と告白しちゃいました。たぶん、ライブの高揚感がそうさせたのかな。
一瞬「え?」とかたまった彼。「やっちゃった!」と思ってたら、ぎゅっとハグされて「最高のライブの後に、最高の女に告られて、俺って世界一幸せかも!」って。彼の好きなアーティストが恋のキューピッドになってくれました。
エピソード3:婚活パーティー
アスカ(仮名/30歳/会社受付)
◎友人の言葉に触発され
「あのさ、待ってるだけで何かが始まるわけじゃないんだよ?もう若くないんだし、自分から積極的に動かなきゃ」。
これは、会社には出会いがない、かといって、自分みたいなアラサーが婚活パーティーに行っても声なんかかるはずがない…と愚痴ってた私に対する友人の言葉。正直、すごくショックでした。
◎勇気を出して婚活パーティーへ
「待ち続けても、増えるのは出会いじゃなくてシワと白髪だけ!」友人の言葉が頭から離れず、ついに思い立って婚活パーティーに参加してみました。予想通り、参加者は若い子が多く、同年代くらいの女性は数えるほど…。
心が折れそうになったけど、せっかく来たんだから、と話しかけてくる男性には笑顔で丁寧に接することを心がけました。「あまり大勢の人に声をかけられることもないから、ひとりひとりとじっくり話せてラッキー」と自分に言い聞かせながら。
◎友人に感謝です
婚活パーティーも終わり、案の定、収獲はゼロ。「こんなもんだよな」と会場を後にしようとしたら、ひとりの男性に声をかけられました。相手はパーティーのとき、話してて「素敵だな」と思ってた人。
「誰にでも感じよく接している姿がいいな、と思いました。あの場では連絡先を聞く勇気が出なくて…」って。彼とはデートを重ね、アドバイスをくれた友人には、感謝を込めてランチをおごりました。
チャンスを引き寄せて
今回の3つのエピソードに共通しているのは、みんな自分から行動していること。ほんの少しの勇気が、大きな幸せにつながることもあるようです。
思い切って一歩を踏み出せたら、次にハッピーエンドを迎えるのは、きっとあなたですよ。