【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門51】
約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。
失恋。
結婚した今となっては、懐かしい響きである。
だがかつては、大好きだった彼女にフラれては、
「あんな素晴らしい女性と出会うことは、もう一生ないんじゃないか…」
と悩んだものだ。
オレの場合、それほどの大恋愛じゃなくても、合コンから婚活、ナンパまで、思いつく限りの出会いは作ったので、その回数に比例してフラれた。
出会った瞬間から「こいつはないわ…」みたいな顔をされた、突然の音信不通、徐々にフェイドアウトなど、もう数えきれないぐらいフラれまくった…。
だからこそ断言するが、失恋のキズは必ず癒える!
そして、それを早めるにはコツがあるのだ。
ということで、今日は失恋の癒し方を5つ紹介しよう。
彼との思い出はすべて捨てる
連絡先、一緒に撮った写真、LINEやメールのやり取り、家に置いてある彼の私物…。
データならすべて削除、物は捨てよう。
彼と関係のあるものは、過ぎ去った日々を思い出させる。
ふと寂しくなったときに、LINEを眺めては「あの頃は楽しかった…」
置いていった歯ブラシを見ては、「いつ取りに来てくれるのかなぁ…」
まだ連絡先は知っているので、「ちょっと連絡してみようかなぁ…」
そんなことを考えていたら、失恋のキズがますます深くなるばかりだ!
飲んだ勢いでも、自暴自棄になってでもいいから、一気になくす!
これで多少彼を思い出す時間が減る。
悪いところもセットで思い出す
それでも、ふと気が付くとつい彼のことを考えてしまう。
しかも、思い出は美化される。
良かったことばかりが脳裏をよぎる。
でも、よく考えてみてほしい。
彼だって人間だ。
何かしら欠点もあったはずだ。
なので、ムリヤリでもいい。
彼のイマイチなところや、嫌いなところも一緒に思い出そう。
例えばオレは、「彼女のかわいい寝顔を見ることはもうできない…」とふと泣きそうになったときは、「…いや、寝起きは口が臭かった」というのもセットで思い出していた。
「あのとき、優しかったなぁ…」と思えば、「いや、でも別のときは八つ当たりされた!」とかね。
そうすると、あら不思議。
だんだん、たいしたことない奴だったと思えてくる。
いや、ホントに。
人に愚痴らない
失恋したとき、何も解決しないことはわかっているけど、ついつい友だちに愚痴を言ってしまう。
別れた経緯、彼との楽しい思い出、ヨリを戻す方法はないか、などなど。
ところで、みなさんの周りにもたまにいない?
怒ってるうちに、勝手にどんどん自分でエキサイトしてる奴。
軽い愚痴とか批判から始まって、だんだん腹が立ってくるのか、本気で怒りだす、みたいな。
言霊(ことだま)と言われるように、言葉には何らかの力がある。
楽しいことを口にすればもっと楽しくなるし、愚痴を言えばもっと愚痴りたくなる。
友だちに失恋の話をすることは、自分で自分のキズを開いているようなもの。
治りが遅くなる。
また、相談された側も失恋して落ち込んでいる友だちにキツい言葉はかけにくいので、ムリだとはわかりつつも「復縁できるかもしれない」的なことを言ってしまう。
そんな言葉にすがると、ますます彼のことが忘れられなくなる。
誰かに言いたい気持ちはわかるが、そこをグッとこらえるのが大事だ。
新しいことを始めよう
失恋には良い面もある。
例えば、フラれてヤケになると、普段できなかったこともできてしまったりする。
ずっとやりたかったけど、なかなかやる気が出なかった習い事や趣味を始めてみるのもいい。
新しいことだから、当然緊張する。
当面そのことしか考えられなくなるので、彼とのことを思い出す時間がこれまた減る。
オレはフラれた勢いで路上で弾き語りを始めたが、警察に注意されて腹が立ったり落ち込んだりで、気が付くと失恋のことなど忘れていた。
そういうことだ。
出会いのチャンスを作る
一番オススメしたいのがこれだ。
これまた失恋したことを逆に利用して、出会いを作ってしまうのだ!
友だちに「フラれちゃった…。誰か紹介して!」と頼むのもいいだろう。
街コンでもお見合いパーティーでも、今は手軽に出会いを作れるシステムが非常に多いので、そういうのに申し込んでもいい。
人間、現金なもので、良い出会いがあれば、前の彼のことなど一瞬で忘れられる。
仮にダメでも、他の男性と知り合うことで、元カレのことを客観的に眺められるようになる。
「彼、いつも私にダメ出しばっかりしてたけど、世の中にはそうじゃない人もいるんだな…」
なんて感じで。
結論…人は昔の恋を忘れる!
以上、失恋のキズを癒す方法を書いてきた。
これらを駆使しても、なかなか短期間で忘れ去ることはできないかもしれない。だが、いずれは「何であんな男好きだったんだろう?」ぐらいに思えるもの。
オレなんて、以前好きだった女性のどこが好きだったのか、もはやよくわからない。
もっと他に自分に合う女性がいることを知らなかったのと、単に出会いが少なかったから執着するしかなかった気がする。
いずれにせよ、「元カノの誰かとうっかり結婚したら大変なことになっていた…」とも思っている。
…読まれたら刺されそうな気がするので、今日はこの辺で。