今昔「出会い」事情!合コンは古来から伝わる格式高い行事?【恋占ニュース】

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出会いの場、というと、みなさんはどんなシチュエーションを思い浮かべますか?
学校や職場などでの自然な出会いをはじめとして、友人からの紹介、合コン、お見合い、旅先やイベントでの偶発的な出会い、そしてネットで。

昔の人はどんなふうに出会ってたの?

自由な世の中だからこそ、出会いの場は数多く用意されていますよね。
正直、たくさんありすぎて「どれが本物の(運命的な?)出会いなの?」と迷ったり、かすかな出会いの予兆に気付きもせずにスルー…なんてこともありそうです。

では、今よりも制約が多かった昔の人々は、どのようにして出会い、恋に落ちていたのでしょうか?

移動手段は徒歩がメイン、良くて牛車や馬やかごですから、普段の行動範囲も知れたもの。
手紙だって、書いてから届くまでにえらい時間がかかります。

想像に難くない不便な時代…しかし、そこに確かに息づいていた数々の恋は、現代よりもずっとフリーダムで情熱的だったよう!

その出会いのシチュエーションを紐解いていきましょう。

古代の恋愛こそフリーダム!

古代の婚姻は「集団婚」だったと考えられています。
つまり、一つの群れの中で男女が気ままに交わり、みんなで子どもを育てる…という感じ。出会いも何も、もともといた集団の中で自然発生的にカップルができていたのでしょう。

それぞれ、お気に入りの相手はいたかもしれませんが、あまりこだわりなくパートナーを交換していたのではないか、とのこと。
まるで野鳥の群みたいで、実に野性的・原始的ですね!

合コンは奈良時代には存在していた!?

奈良時代~飛鳥時代には、「歌垣(うたがき)」と呼ばれる合コンに似た集まりがあったそうです。

お祭りなどの信仰の場において、男女が掛け合いの和歌を詠み合う、という雅なイベントですが、これは現代で言うところの「乱交パーティー」に近い様相であった、という説もあります。

口コミでときめく平安時代

そして時は平安。源氏物語に見られるような、華やかな恋の世界が繰り広げられます。
しかし、当時、身分の高い女性はそうそう表を出歩くことはできなかったため、出会いを求めて外へ…なんてもってのほか。

では、どこで出会っていたのか、というと、実はほとんどが口コミ!
「〇〇の姫君は薄幸の美少女」「○○家の娘は美しい」などと、召使いや使者が殿方の耳に入れ、そこから恋文のやりとりを経て、初めてご対面となっていたようです。

鎌倉時代以降、女は戦利品?

戦国時代に入ると、それまでの「通い婚システム」から、男性の家への「嫁入り婚」が主流になります。
女性は自分の意思とは関係なく、親同士が決めたお相手のところに嫁がされるのです。

もちろん、政略の駒として使われるようなことも。なんだかちょっとかわいそうですね…。

江戸時代の庶民はどこで出会う?

武家のお嬢さんは自由な恋愛もままなりませんでしたが、庶民は比較的ゆるい感じで気軽に出会いを求めることができたと言います。

主な出会いの場は、銭湯!当時の銭湯は、今の浴場のように湯船があるわけではなく、スチームサウナみたいな感じで、しかも混浴だったのだとか。

女性は家事の合間に足しげく銭湯に通い、素敵な男性との出会いを期待していたみたいですよ。
銭湯に行くのに、顔や首、内腿にまでおしろいをはたいて臨んでいた、という笑っちゃうような記録も残されています。

また、毎日のように芝居小屋が建ったりどこかしらのお寺の縁日があったりと、それも出会いの場になっていたとか。

江戸時代、地方では?

農・漁村部では、もっとプリミティブで、生活に根付いた自然な出会いをしていたそうです。
生活の中で自然に出会って結ばれる、というのが普通で、共同作業所や海女小屋など、職場環境での出会いがメイン。

中には、集落同士の争いの場で偶然出会って運命の恋に…なんて、ロマンチックなこともあったようです。
このあたりは、シチュエーションこそ違いますが、現代の出会いと似たところもあるかもしれませんね。

いわゆる「夜這いの文化」や祭の夜の乱交も相変わらず続き、中には昭和初期までこの風習が残されていた地域もあったとのことです。

現代的な出会いは終戦以降

その後、明治維新を経て現代へと続くわけですが、今のように自由に恋愛ができるようになったのは、第2次世界大戦以降、と言われています。

終戦後は男性の絶対数が激減してしまったため、お見合いが盛んに行われていました。結婚相談所が隆盛を極めたのもこの頃です。
その後、経済成長・バブル期には一時お見合いは衰退し、合コンが頻繁に行われていました。

そして今、「婚活ブーム」に伴って、さまざまな形態のお見合いが催されたり、出会いの場としての習い事やサークル活動も活発に行われていますね。

時代に合わせて出会いの形も変わっていきますが、合コンの原点が古代には既に存在していたと思うと、「人間ってあまり変わらないのかも」という気も。

合コンはちょっと…と敬遠していた方や既に食傷ぎみの方は、「先人に倣って」と気持ちを切り替えて、再トライしてみてもいいかもしれませんよ。

(文=石村佐和子)

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