【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門183】
約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。
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「自分と違うタイプの男性と結婚したほうがいい」
「違いがあるからこそ、お互いの不足している部分を補える」
みたいな文章をネット上で読んだ。
オレの意見は逆。
自分と似たタイプの相手と結婚すべきだと思っている。
置き換えてしか理解できない
気が短いというと大半の人はイヤだと思うが、オレは嫌いではない。
自分自身が短気なので、気持ちがわかるのだ。
「あぁ、それされたら怒るよねぇ」ってね。
むしろ気が長い人のほうが理解できない。
「なんでそこまでされて怒らないの?」とちょっと不気味にさえ思えてしまう。
人が人を理解するって、同じ立場に置かれたときに自分だったらどうするか、と自分に置き換える以外の方法はないと思うのだ。
恋愛相談でよく、「彼からLINEの返事がきません」というのがある。
「仕事が忙しいだけじゃないの?」と言われて心の底から納得できるのは、同じように仕事が忙しいと返信しなくなる人である。
「あぁ自分もしないからなぁ」ってね。
オレのように返事しないほうが落ち着かなくなって、どんなに忙しくてもトイレでさっと返すような人は、「忙しくてもちょっと返信するぐらいできるだろう?」としか思えない。
自分と似た人しか理解できないということだ。
違う人とはわかり合えない
自分が結婚して思うが、他人同士が突然、二人で暮らすというのはかなりムリがある。
ずっと一緒にいると、いろんなところが気になり始める。
なんでそんな言い方をするんだろう?
またムダなものを買ってきて…金のムダだ。
もうちょっと片付けろ!
そういうよくありそうなことから、果ては、
テレビの音がでかすぎる!
食器の置き方が違う!
エアコンの設定温度が高い、暑いわ!
と、もう細かいところまで気になって気になって仕方なくなってくるのである。
そういうのを乗り越えるには、似たタイプの人以外とはムリだと思うのだ。
似ていれば、「こう思ってるからこうするんだろうな」とある程度理解したり、言動を予測したりできる。
もちろんすべてが同じ人などいないから、細かいところでは違っていたとしても、まだわかりやすいし、解決もしやすい。
違うタイプの人だとそうはいかない。
いくら「そういう人もいる」と自分に言い聞かせても、結局理解できないし、予想もできない。
話し合ったところで、根本的な人間性が違うので解決は相当難しい。
忙しいとLINEの返信をしなくなる人に「ちょっと返事するぐらいできるでしょ!」と言ったとしてやってくれても、
「忙しいときに返信しない人なんていっぱいいるじゃん?」
「なんですぐに返事しなきゃいけないの?後ででいいじゃん?」
と徐々に反感を持たれるだけだ。
お互いがわかり合って幸せな結婚生活を送るには、自分と似た人と結婚する以外にはない。
オレは幸いにして自分と似た相手と結婚できたのでよかったわ。
ま、そうなるように選んだんだけどね。