恋人との結婚を考え始めたとき、切っても切り離せないのが“お金”のこと。収入ばかりに目が行きがちですが、高収入でも稼いだ分だけ遣ってしまう人だと将来が不安ですよね。
別々に暮らしていると生活にまつわる金銭感覚はあまり目につきませんが、結婚後は同一家計になるので、あらかじめ見極めておきたいところ。
出費に無頓着な男性は、どんな傾向があるのか?女性たちの「ありえない!」の声からまとめました。
要チェック!生活インフラ周り
◆光熱費を把握していない
「窓を開ければ十分涼しい5月でも、エアコンをガンガン使う。“電気代いつもどのくらい?”と聞いたら、“さあ?”って…」(35歳・福祉)
出費を把握していない人に、節約の意識を求めるのは無理がありますよね。お互いの家を行き来する関係なら、彼の自宅でのふるまいをよーく観察してみるといいかも。
そして「今日は涼しいからエアコンはいいよ」など、無駄を指摘したときの反応もぜひチェックを。
◆携帯プランの内訳を知らない
「ヘビーユーザーではないのに、なぜか携帯代が1万円超えの彼。何にいくらかかっているのかわからないまま払い続けている感覚が理解できなかった」(27歳・教育)
携帯プランは確かに複雑でわかりづらいですが、内訳を理解していない人はいい“カモ”?
今は格安スマフォで月2000円程度に抑えることもできるので、そういう選択肢もあると伝え、彼が乗ってくるかを試してみてもいいかも。
毎日のことだから…食事はどうしてる?
◆ポリシーのない外食・コンビニ食
「仕事が忙しいのはわかるけど、毎日外食かコンビニ弁当。給料日前は“お金がない”と外食を断られ、自宅デート。私は普段はお弁当で節約して、休日くらいは外食したい派なので真逆、合わないと思った」(30歳・IT)
ちょっとした手間を惜しんで、デートが疎かになるのはいただけない…。
いつも“お金がない”と言っている人には、日々の食生活をさり気なく聞き出してみましょう。
◆余った食材を腐らせる
「料理を作ってくれたのはいいけど、翌週になっても食材が残っていて最後はゴミに。すごくいやーな気分だった」(34歳・IT)
料理好き=家庭的と思いがちですが、“日々の生活のための自炊”はベツモノってことですね。
“趣味は料理”の言葉に惑わされず、実態をしっかり見極めることが大事!
◆食材をコンビニで買う
「近くにスーパーがあるのに、野菜、卵などの食材までコンビニで買う」(32歳・出版)
遅い時間に急に必要になった場合など、コンビニはあくまで補助的な買い物の場ですよね。
コンビニでの買い物が多い人は、手軽なほうへ流されやすいタイプだと考えていいかもしれません。
お金への意識を映す鑑…財布
◆カードを何枚も持っている
「勧められると作ってしまうらしく、クレジットカードを何枚も持っている。当然、それぞれのカードの特徴はわかっていなくて、使い分けにもポリシーがない」(29歳・IT)
ポイント目当てでカードを使っていても、1~2枚に絞らないと効率が悪いですよね。よくわからないまま作って年会費だけ払う…なんてケースはただの“浪費”。カードが多い人は、どのように使い分けているのかよく観察を。
ただ、うまくポイントを貯めている人であっても、大人数の飲み会で他を押しのけてカードを出す人も見苦しいので、節度が必要です。
◆財布がパンパンに膨らんでいる
「お札1枚で会計することが多く、財布が小銭でパンパン。お金の管理がずさんなんだろうなと思った」(29歳・事務)
小銭が多いほど、所持金を把握しづらくなるもの。小銭がジャラジャラ溢れている人は、お金の管理が甘いのかも?と疑ったほうがいいでしょう。
レシートや領収書がぎっしり詰まっている人は、会社の経費をちゃんと精算していないかもしれないので要注意。
家計簿のつけ方指南などによると、支出は“投資”“消費”“浪費”に分けるといいそうです。明らかな“浪費”については、見直しを提案して彼の反応を探ってみてはいかがですか?
なお、今回は“浪費”を中心に紹介しましたが、逆にケチすぎてうんざり…という声もちらほら。この場合は“投資”の方向性が合っていないかもしれないので、「自分は○○を大事にしたい」と話して、彼が理解してくれるかをチェックしましょう。
投資にしても浪費にしても、金銭感覚のズレが歩み寄れる範囲かどうか?を見極めることが大事。
ご紹介したポイントを参考に、気になる点を洗い出してみるといいかもしれません。