彼氏や友人からふと聞いた、出会った当初の自分への第一印象があまりにも悪くて、びっくりしたことってありませんか?
「今だから言えるけど、実はもっと怖い人だと思ってた」とか。決してけなされているわけじゃないのに、言われると複雑な言葉ってありますよね。
そう考えると、見た目がとっつきにくいばかりに、気づかぬうちに素敵な恋を逃している人もいるのかも。
特に男性は脳の構造上、いやがおうにも見た目で女性を判断する、と言われていますから…将来、「惜しいことした!」と悔やまぬように、第一印象をできるだけ良いものにしたいですよね。
今回は、見た目で困ってしまった実例と、解決のための具体策を探っていきたいと思います!
【不機嫌顔に、顔エクササイズ!】
・「よく『怒ってるの?』って聞かれます…怒ってないっつーの!」
・「目が笑ってないといわれる。私としては普通にしているつもりなのだが、これ以上どうしたらいいのか。」
怒っている、目が笑っていないと言われることが多い人は、口角が下がっていたり顔の筋肉が緊張している人が多いのだそうです。口角を上げるだけで、その人の印象はグッと明るいものになるんですって。
そのためには、表情筋を鍛え、柔らかく保つことが有効。仕事中はつい無表情になりがちですが、意識して口角を上げるようにするだけでも、数ヵ月後には見違えるようなかわいらしい女性になれるそうですよ。
笑顔を作ったまま、「あ・え・い・う・え・お・あ・お」と大きく口を動かすエクササイズ(声は出さなくても良い)を毎日続けると、頬の筋肉が鍛えられて口角が上がり、いきいきと親しみやすいお顔になれるとも言われています。
ためしにやってみると、なるほど、ちょっと顔が疲れますが、じんわりと頬があったかくなってリフトアップしている感じ。笑顔も自然に出てきます。
入浴中などリラックスしているときに、顔のマッサージ(皮膚をこすりすぎないように注意!)と共に試してみてはいかがでしょうか。
【色彩心理学を使って、思い通りのイメージに】
・「『先輩って意外と抜けてて可愛いですね! もっとデキる女かと思ってました』と仲の良い後輩に言われ、とても複雑だった。デキる女の自覚もなければ、抜けてる自覚もないのだが…」
・「恋愛経験が少ないのに、顔のつくりが派手なせいか、遊んでいると思われているようでショックです。」
・「よくオネエみたいだと言われます。女らしく思われたくて、ファッションやメイクなど作りこみすぎなのでしょうか?」
人間は相手の印象を90%は外見や雰囲気で判断している、という研究結果があります。自分の意思とは違う印象を持たれてしまうのであれば、手始めにファッションやメイクを変えてみては。
また、よく着ている服の色=イメージカラーで印象を操作することもできるんだそうです。
赤=元気・情熱・活動的
オレンジ=親しみやすさや楽しさ・気軽さ
イエロー=明朗快活・サービス精神旺盛・人気者
青=冷静・誠実・信頼感・知的
黒=厳粛・拒絶・スタイリッシュ
ピンク=優しさ・乙女心
白=清潔感・几帳面
メタリックカラー=現代的感覚・ドライ・合理主義
普段の服装や小物などに取り入れると、相手から見た印象も変わってくるかもしれませんね。
こうしてまとめてみると、普段から強いられているいろいろな緊張が、近寄りがたい印象につながっているようにも思えてきます。
お顔のエクササイズなど、地道にできることはもちろんのこと、普段から背負っている肩の荷をほんの少し手放すことができれば、周りに与える印象もグッと華やかで優しいものになるかもしれませんね!
(文=石村佐和子)
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