本命チョコは、渡すまでが勝負!せっかく張り切って準備しても、最後の詰めが甘く、微妙な渡し方をしたら悲しい結末が待っているかもしれません。
同じような状況だったはずなのに、上手くいく人と失敗する人がいるのはなぜなのでしょう? 様々な女性にバレンタインの体験談を聞いてきました。
飲みの席で自然に渡すときは
Case1:普段から飲みに行く男友達が本当は好き…バレンタインにどうにかして関係を縮めたいけど、恥ずかしいから飲みの席で自然に渡したい
◎失敗体験談
「いざ渡すとなるとドキドキが止まらず、それを隠そうと飲みすぎて、酔っぱらった挙句『適当に選んだから気に入るかわからないけど』と言ってしまいました!彼には義理だと勘違いされ、今さら本命だったとも言い出せず…」(29歳/ペットショップ勤務)
◎成功体験談
「思い切って手作りチョコにしました。お会計の直前に『恥ずかしいけど、一生懸命作ったから』と手渡し。それ以来、意識してもらえるようになりました」(27歳/銀行員)
渡すシチュエーションに色気はないけれど、成功した彼女は“いつもと違うかわいらしさ”を前面に押し出した渡し方がポイントとなったようです。
せっかくチョコを渡せても、それが愛の告白だと伝わらなければ意味がありません。いつもの軽口と間違われないためにも、強がりは禁物です。
義理チョコにメッセージを忍ばせて
Case2:気になるのは職場の先輩!どう渡す?
◎失敗体験談
「本命感を出したくて、好きな先輩の分だけ手作りしました。こっそり渡したつもりだったけど、先輩が席に持ち帰ったところを他の同僚にも見られてしまって。部署内に女性が少ないので結局バレ、彼も気まずい思いをしたみたいです」(32歳/会社経理)
◎成功体験談
「周りに知られるとフラれたとき出社しづらくなるので、みんなに配るものと同じにして、先輩の分だけ中に『いつも助けてくれてありがとうございます。これ本命です』とメッセージを入れておきました。本当は自己防衛のためだったけど、彼には気遣いができる女性だと思われ株が上がりました」(27歳/医療機器メーカー)
男性としても、社内で本命感が漂うものを受け取るのは気が引けるそうです。周囲の上司や同僚も、あからさまに差をつけられると良い気分にはならないですよね。
職場で渡すときは、チョコの豪華さよりもたった一言のメッセージで勝負!渡す人を間違えないように、自分にだけわかる目印を付けておくといいでしょう。
ドキドキ感を演出するのも大切
Case3:何度かデートはしているけど、彼氏ではない中途半端な関係
◎失敗体験談
「当日はお互い、仕事で遅くなる予定だったので、直前の日曜日にデートしました。好きって言うつもりだったのに、その日のデートがなぜかマラソン観戦で。寒いし、そういうムードにもならなくて渡せず仕舞いでした…」(28歳/大学事務)
◎成功体験談
「直球で『バレンタイン会えない?』って誘いました。その時点で向こうも勘付いていたらしく、自然と観覧車へ乗る流れに。ここまでいけば、よっぽどの失態をしない限り大丈夫ですよね」(25歳/ネイリスト)
やはり、ある程度ムードある雰囲気を作り出すことは必要なようですね。ちなみに、告白の瞬間に数秒沈黙すると、より相手をドキドキさせられるそうですよ。簡単なテクニックなので、ぜひお試しあれ。
えっ!? フラれたんじゃなかったの?
最後に、失敗かと思いきや逆転ホームラン!の体験談をご紹介します。
「新卒時代から5年以上同僚として頑張ってきた彼。はじめは私も別に好きな人がいて、相談に乗ってもらっていました。好きな人になかなか振り向いてもらえなくて諦めかけていた頃、彼とふたりで同期の出産祝いを買いに行くことに。
そこからなぜか彼のことが気になりはじめて、バレンタインに告白しました。けど『ごめん、誰にも言ってなかったけど、彼女いるんだ』って断られました。
フリーだと勝手に思い込んでたからショックで…その数日後、いつも通り仕事終わりに軽くご飯を食べに行くと、彼が『別れた!』と切り出してきました。
彼も私のことが気になっていたけど、自信もないし元カノを切れなかったそうで…二股状態になるのが嫌だったらしく、決着をつけてから改めて告白してくれました」(29歳/IT企業)
告白までの過程ってすごく大切です。決戦の日までに少しずつ信頼関係を築いておくこともお忘れなく。
中途半端な恥じらいや焦りは捨てて
似たような状況でも、ちょっとしたことで結果が変わる場合もあるんですね。
今年、本命チョコを手渡す予定のみなさん。本番までにしっかり成功のイメージを描き、自信を持って告白してくださいね。その思い、届きますように!