恋のスタートは第一印象の良し悪し。
ですが、自分の容姿が相手の好みにピッタリ当てはまっているとは限らないですよね。
でも諦めないで!顔やスタイルが彼の理想通りでなくても、初対面で相手を惹きつけることは十分にできるそうです。
今回は、モバイルサイト『男子脳×女子脳』が人気の脳科学者・塩田久嗣先生に伺った、見た目の雰囲気や言動で男性を虜にするコツをご紹介します。
「脳の働き」で愛される?
塩田先生いわく、「異性を惹きつける雰囲気を作り出すのは“脳の働き”」とのこと。
男性から愛される脳には5つのタイプがあり、それぞれ、日常のちょっとしたエクササイズで育むことが可能だと言います。
具体的にはどんな脳があるかと言うと…
◆「好奇心旺盛」脳
ドーパミンが分泌されやすく、行動的。様々なタイプの男性を好きになる惚れっぽいタイプ。
◆「感受性」脳
デリケートな感情を司る右脳がよく働くタイプで、ロマンチスト。相手の心の動きに敏感。
◆「コミュニケーション」脳
ノルアドレナリンの分泌が活発で、積極的で元気なタイプ。相手を説得する能力が高く、恋愛の主導権をにぎることができる。
◆「フェロモン」脳
エストロゲンなど女性ホルモン分泌のバランスがよく、性的アピールが大きくて男性の本能を刺激するタイプ。
◆「天真爛漫」脳
セロトニンが分泌されやすく、いつも朗らか。感情の浮き沈みが少なく、愛嬌にあふれたタイプ。
この5つの脳の要素を活用するには、彼の好みに合った、もしくは自分に足りていないと感じる脳を伸ばしてあげればいいってわけ!
例えば、「私は色気がなさすぎる」と思ったら「フェロモン」脳を。気になる彼の好きなタイプが「明るくて元気な女性」なら「コミュニケーション」脳を…という感じで。
「愛され脳」ケーススタディ
実際、どんなときにどの脳を育てれば役に立つのか?その具体例をご紹介します。
【ケーススタディ1】
合コンやお見合いパーティーに参加しても、男性にあまり話しかけられない。会話が弾まない。
こういった悩みを持っているのは引っ込み思案な女性でしょうから、自分をアピールしようとすると余計に緊張してしまいますよね。
出会いのシーンで声をかけられやすいのは、「天真爛漫」脳の女性です。
ですから、わざとらしくない程度に、ちょっと失敗してみるのもひとつの方法。
例えば、レストランで注文を伝え間違えたりすると、それが会話のきっかけになり、親近感を持ってもらいやすくなります。お互いの緊張もほぐれ、会話がスムーズになるでしょう。
◆「天真爛漫」脳を育むエクササイズ
セロトニンを分泌しやすくさせるためのレッスンです。
・鏡に向かって、変顔を作って遊んでみる。
・お風呂上りにヨガやストレッチをして、体を柔軟にする。
・子どもの頃に読んだ絵本や童話を読み返してみる。
【ケーススタディ2】
友達として仲良くなることはできるが、恋愛対象として見てもらえない。
このケースは「フェロモン」脳が足りない女性に多いですね。
すでに友達になっているなら、2人きりで向かい合って食事やお茶をするのがおすすめです。会話の合間にじっと見つめる、といったセクシーな仕草をすれば、彼の感情を動かすことができるでしょう。
それが難しければ、普段よりも少し女らしい服装をして会うだけでも、彼に意外性を与えて女性として見てもらうきっかけを作ることができます。
◆「フェロモン」脳を育むエクササイズ
女性らしさの素となるエストロゲンの分泌を活発にするレッスンです。
・ロックなどアップテンポな音楽を聴いてみる。
・原色の派手な色や柄の服を着て外出してみる。
・1日20-30分、電気を消してろうそくの灯りで過ごしてみる。
残りの3つの脳のエクササイズについては、こちらをご参照ください。
脳を育て、今よりもっと魅力に磨きをかければ、気になる彼もやがてはあなたの虜に!
まずは自分に必要な「愛され脳」を見極めてみてくださいね♪
監修者紹介
塩田久嗣(しおたひさし)
1962年香川県生まれ
京都大学卒業
ブレインサイエンス・ラボラトリー所長 脳と心の研究を続け、特に情動脳の分野においてはこれまでの脳の常識を覆す『感情量』の概念を打ち出すなど、今高い注目を浴びている気鋭の脳科学者。また 研究の傍ら、専門の脳科学をベースに各界の著名人(アスリート、タレント、アーティスト、俳優、モデル、文化人など)や学生などに能力開発やメンタルケア を行い、高い実績を挙げている。