恋愛と結婚を一括りに考えている人は少なくないでしょう。
いえ、それは決して悪いことじゃないんです。
恋人から夫婦(家族)へ、という流れはとても素敵だし、現にそうして夫婦となり、幸せを手に入れた人もたくさんいます。
ただ、多くの既婚者が口にする
「恋愛と結婚は別モノ」
という言葉の重みに気づいている賢女のみなさんも多いのでは?
どんな人と結婚すればいいの?
「男は顔じゃない」
「お金より家事力が大事」
「いや、やっぱりお金」
など様々な情報が入り乱れ、
「結局、どんな人と結婚すれば幸せになれるの!?」
というのが正直なところでもあるのではないでしょうか?
結婚には向き・不向きがある
結婚に不向きな男性は確かにいます。
例えばギャンブルがやめられなかったり、強烈なマザコンだったり。浮気癖がある人や、金銭感覚がおかしい人も除外したいところ。
「俺、結婚に向いていないんだよね」と公言する男性も、本当に結婚に向いていないことが多いようです。
まずは将来のビジョンを明確に
と、その前に。前述の「結婚に向かない男」をはじめとするハズレ物件を避け、サクッと結婚相手を見つけるためには、まずは自分のライフプランを明確にする必要があります。
どの程度の水準で生活したいのか、仕事は続けるのか、その場合の生活費の負担の割合は?
老後はどんなふうに暮らしたいか、子どもは、介護は…。
そんな先のことまで考えられないよ、と思うかもしれませんが、周りの既婚者を参考にしながら、できるだけ現実的に想像してみてください。
妥協できる点とそうでない点が、はっきりしてくるはずです。
どんな夫婦になりたい?
最も重要なのが、パートナーとはどんな距離感で生活していきたいのか、ということ。
それによって、お相手選びの条件は大きく変わってきます。
Case1:
◆何でも話し合って、お互いに高め合いたい
◆休日は一緒に行動して、いろいろな体験を共有したい
パートナーとは一心同体、いつでも一緒にいたい。トラブルがあっても、お互いを成長させるチャンスになるはず!と思えるのなら、『自分の言動に責任を持てる人』かどうかを最初にチェックするといいでしょう。
まずは「ありがとう」と「ごめんなさい」を素直に言えるか。
これって社会人としては当たり前のことですが、プライベートな関係では意外と見過ごしてしまいがち。
男女問わず、何か困ったことになると「自分は悪くない」「○○のせいだ」と主張する人…割とどこにでもいますよね。
こういうタイプは得てして、大切な局面で謝罪も感謝も見せず、そのためにトラブルをさらに大きくしてしまう傾向があるよう。何より、自分の非を認めないのでは、お互いを高め合うことは不可能だと思います。
何でもかんでも人のせいにする人と長く一緒にいると、次第に相手の存在そのものがストレスに…。
また、こうした傾向は精神的なDVにつながる危険性も否定できない、と言いますから、用心に越したことはありません。
Case2:
◆とにかく、一緒にいてラクな人がいい
◆結婚しても、お互いの時間を尊重し合いたい
なんてカップルを目指すのなら、お互いに精神的な自立をしていることが大切ですよね。
中でも、自分なりのストレス発散法を持っている人、気持ちの切り替えが上手な人はうってつけのパートナーです。
仕事も長続きするし、健康で長生きもしてくれそう。
多少、自己中に見えるところはあっても、「自分は自分、人は人」という線引きができている、いわゆる「器のデカい男」。
結婚したら、ほどよい距離感で暮らしていくことができるでしょう。
自分の時間を楽しめる人は、他者の時間をムダにするような野暮なこともしないはず。
そんな中で「自分のできる範囲で相手を喜ばせたい」とお互いに思えるようになれば、理想のカップルになれるのでは。
自分の幸せを考えて
この際、お相手選びは自分の幸せが中心でいいじゃないですか。
周りの評価や外見にとらわれず、「条件クリア!」という人をひたすら探せばいいのです。
ほら、身近にもいませんか?可もなく不可もないけれど、「この人と?あり得ない!」と、最初から対象外にしている男性。
彼らを今一度、ちゃんと観察してみてください。もしかしたら、とんでもないお宝を掘り出せるかもしれませんよ!
恋愛感情や愛着は、後付けできるものでもあるのです。お見合い結婚のほうが離婚率が低いというのは、おそらくこのためでしょう。
これまで散々遊んできたような女性が、誰もが驚くような地味な男性と電撃婚…という話もよくありますが、これは自らの人生にとって何が必要かを見極めた結果。
そろそろ本気で結婚相手を探したい方、この人でいいのかな?と迷いがある方は、自分の人生を第一に考えて、狙いを定めてはいかがでしょうか。