オハイオ州立大学の「セックス・睡眠・食事について、思い浮かべた、または頭をよぎった回数」の調査・研究によると、男性がセックスのことを考えるのは、1日平均18回、女性は平均10回という結果が出ました。それ以前は「男性は7秒に1回Hなことを考えている」という説がまことしやかにささやかれていましたが、同大学によるとまったくのデタラメ。確かに、いくら平均値とはいえそんなにしょっちゅうHのことばかり考えているわけありませんよね。
とはいえ、女性の倍近くセックスのことを考えてしまうとは、まさしく男のサガというやつに他なりません。
では、そんな彼らは具体的にどんな女性にムラムラっとくるものなんでしょうか。20~30代の男性に聞いてみました。
・「表情とか言動で、『やらせてくれそう』と思えばいつでも大歓迎(笑)」(23歳・学生)
・「体つきが好みだったり、しぐさに色気があると、勝手に『その先』を想像してしまう」(26歳・保険)
などなど、パッと見の印象や、その人の持つ雰囲気でHなことを連想してしまうよう。うーん、かなり視覚的というか、直接的ですね!
・「前の彼女はごく普通の子だったが、唇が猛烈にエロかった。何か食べてるとき、話してるとき、口を半開きでテレビを見ているとき…俺はいつも彼女の唇ばかり見て、Hなことを連想してました。」(30歳・飲食業)
・「足首が細い人は締まりが良いと聞いて以来、足首チェックがクセになってしまった。ハイヒールの足首にもグッとくるけど、ショートブーツに隠れて見えそうで見えない足首が、想像力をかきたてられてエロさ倍増」(24歳・印刷)
というパーツマニアも。足首の説については真偽のほどは定かではありませんが、やはり見た目から妄想を膨らませていくようですよ。
芸能人で言うならば、壇蜜さんなんかそのツボを全て押さえているんじゃないでしょうか? 美しく肉感的な容姿はもちろんのこと、妖艶な眼差し、なまめかしい立ち居振る舞いなど、男性の目を釘付けにしてしまう要素満載ですよね。なおかつ自らを「エッチなおねえさん」と言ってしまうあたり、実によく計算されているなぁ、と感心してしまいます。
では逆に、「まったくそそられない」「いやむしろご遠慮願いたい」と思う女性ってどんな感じなのでしょう?
・「見るからにおいしくなさそうな子」
・「色気のない子は、性的な対象にならない。例えば藤原紀香さんなんかは良い例で、女性には人気があっても男から見ると色気が感じられない。サバサバした女性には、色気を感じにくいものなのかも」
と、やっぱり見た目重視の様子。
しかし、一方では
・「後々めんどくさいことになりそうな子は、どんなに美人でも遠慮したいと思う」(28歳・研究職)
・「顔とか好みじゃないのに、やたらとセックスアピールされると逆に萎える」(29歳・出版)
など、容姿以外の原因で萎えさせてしまっていることも。
エロさと言えば、オアシズの大久保佳代子さんも思い浮かびますが、話を聞いた男性陣からは「顔が好みじゃない」「露骨すぎてイヤ」「エロきゃいい、ってもんじゃない」などの声が聞かれました。意外とハードルが高いんですね。
男性にとっては、恋愛とセックスはまったく別物、とは言いますが、だからこそ大好きな人に身も心も愛されたいもの。男心をキャッチするには、胃袋のほかにもつかんでおくべきものがありそうですね。
脳科学的にも、男性は視覚的な刺激から性的な興奮を得ることがわかっています。壇蜜さんとまではいかなくても、自らがセクシーに見えるポイントを研究して、取り入れてみてはいかがでしょうか。
(文=石村佐和子)
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