2015.06.19

タイプ別「男殺し」テクを学べ!~『イニシエーション・ラブ』【伊藤さとりの映画で恋愛心理学 第30回】

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映画パーソナリティーとして活躍中の伊藤さとりが、オトナ女子ならではの目線で恋に効くオススメ映画を紹介!記者会見や舞台挨拶の裏話もあるかも!?


タイプ別「男殺し」テクを学べ!~『イニシエーション・ラブ』

美人ではないのにモテる女子って必ず存在する。
なぜ、あの子は彼氏が途絶えないのか?
そんな疑問にお答えすると同時に、究極の女子力UP術&男子がほっておかないモテ技を学べる恋愛トリックムービー『イニシエーション・ラブ』。
ただし今回のヒロインである、前田敦子ちゃんも木村文乃ちゃんもタイプは違えど美人さんですが(苦笑)。
それでも、学ぶべきモテテクがそれぞれあるので観ないと損です!

舞台は1980年代後半の静岡。奥手な大学生・鈴木は合コンで歯科助手のマユと出会い、一目惚れする。マユからのさりげないリードで、ぎこちないながらも付き合うことになった2人。
その後、就職して東京へ転勤が決まった鈴木(松田翔太)はマユ(前田敦子)と、遠距離恋愛を始める。だが、東京本社で出会った同僚・美弥子(木村文乃)の出現で、次第に2人の関係に亀裂が生じ始め――。

80年代のJ-POPヒットメドレーが各シーンで流れ、バブル期のファッションやカルチャーが随所に盛り込まれていて、その当時を経験した人たちには懐かしくてたまらない!ただ、この作品の面白いところは、男女の恋愛模様を描きながら、あっと驚く仕掛けがある点!
そこは観てのお楽しみにしておいて、今回はマユと美弥子というモテ女2人に焦点を当ててみたいと思います。

まず、マユ。
彼女は20代後半までの女子のお手本となる、無敵の女子力を持つモテ女。狙った獲物は逃さないと言わんとばかりの目力で視線をそらさず微笑み、いつだって笑顔。
しかも、あなただけは特別と思わせるテクを鈴木に仕掛ける。合コン中、廊下で2人きりになったシチュエーションで、「二次会、カラオケみたいだけど、鈴木くん行く?なら私も行こう」と、こっそり囁く。
皆で行った海では、鈴木が一人で海の家で休んでいるところに現れ、「記憶力いい?じゃあ、これ覚えられる?」と言って、自分の電話番号を書いた紙を渡さずにチラッと見せて去っていく。
鈴木が電話をすると、ご飯に行きたいとほのめかし、デートに誘わせる。クリスマスプレゼントとして靴を渡し、「男の人にプレゼントってしたことないから(何を選んでいいか分からなくて)」と一言。
ウブなことをさりげなくアピールしながら、もっとウブな鈴木をリードするマユの小悪魔テクは一見の価値あり!

ちなみに、これを30代、40代の女性がやってしまうと人によっては嘘っぽくなるので、若いライバルを迎え撃つには、大人の魅力や癒しの力で戦うのがベスト。
ただし、世代やタイプに関係なく、マユからはモテテク語録が学べます。
自分の外見に自信がない鈴木に対する、
「私は女慣れしている人より、そうでない人のほうがいい」
「今のままで充分かっこいいよ」
などのセリフ。もしあなたが彼を今より素敵にしたいのなら、マユのように誉めながら「もとは整った顔立ちなんだから、お腹が凹んだら、さらに素敵」「メガネをコンタクトにしたら、もっと好きになっちゃうかも」と傷つけず、希望を持たせる言葉でリクエストしてみましょう。

いっぽう、30代、40代の女性にオススメなモテテクを披露してくれるのは美弥子。彼女は、まだ20代だけれど、かなり落ち着いた雰囲気を持つ女子です。鈴木が惹かれた理由は、その洗練された大人のほのかな色気。
見た目も大人っぽく、しっかりしているし、誰にでも笑顔というより、自分にだけ気さくに接してくれる。そんなデキる女風の彼女が仕事で困ると、さりげなく頼ってくるギャップも魅力あり。
そして、2人でランチをしている時に「好きじゃない人から好かれ、好きな人からは好かれない。私は鈴木くんが好きなのに」とサラッと告白までしてくる。鈴木からいい返事が貰えなくても、「気にしないで。今まで通り仲良くして」と笑顔で去る余裕。
その後も彼女は鈴木を明るくご飯に誘い続け、「『彼女がいるから付き合えない』。それが恋という気持ちではなくケジメなら、まだ私にもチャンスはあるかな」と言える強さまで持っている。そんな焦らない態度や大きな愛こそ、大人の女性が持つ「癒しのモテ力」と言えるでしょう。

ということで、この映画からは、タイプ違いの2人のモテテクを盗めます。が、モテたいからといって自分の年齢やキャラに合わないことをマネたら逆効果。
自分のキャラを見極め、あなたがあなたらしく、女っぷりを上げていくことで恋愛力は高まるはずですよ!

あらすじ:
【Side-A】
1980年代後半、バブル最盛期の静岡。就職活動中の大学生・鈴木は、友人に誘われ気乗りしないまま、合コンに参加。しかし、その席で、歯科助手のマユと運命的な出会いを果たす。奥手で恋愛経験がなかった鈴木だが、マユと出会って変わっていく。流行りのヘアスタイル、オシャレな洋服、マユに釣り合う男性になろうと自分を磨く鈴木だったが…。
【Side-B】
二人だけの甘い時間も束の間、就職した鈴木は東京本社へ転勤となり、静岡にマユを置いて上京することに。それでも距離は二人の愛にとって障害にならないと、週末ごとに東京と静岡を行き来する鈴木。しかし、東京本社の同僚・美弥子との出会いを経て、心が揺れ始める…。

2015年5月23日(土)より全国東宝系ロードショー
監督:堤幸彦『20世紀少年』シリーズ、『TRICK』、『SPEC』
原作:乾くるみ (原書房/文春文庫刊) 
脚本:井上テテ
出演:松田翔太 前田敦子 木村文乃 
配給:東宝
『イニシエーション・ラブ』(http://www.ilovetakkun.com/)
(C) 2015 乾くるみ/「イニシエーション・ラブ」製作委員会

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伊藤さとり
伊藤さとり:
映画パーソナリティー、心理テストカウンセラー。様々な映画イベントや記者会見のMCを努める映画司会者&映画コメンテーター。年間400本以上の映画を観る。
TSUTAYAの店内放送で新作DVD紹介のDJ、Gyao!&ぴあ映画生活&Youtube動画「伊藤さとりと映画な仲間たち」では、監督、俳優、プロデューサー、脚本家らと対談し、映画紹介を行う。

Amebaブログ:さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ
Twitter:伊藤さとり@SATORIITO


 

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