2017.05.04

「自分の気持ちを扱いきれない 」【石井ゆかりの星の相談室】vol.57

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石井ゆかり 星の相談室

大人気ライター・石井ゆかりさんによる、女性の心に寄り添う個人占い。恋愛や人生の悩みにお答えします。


vol.57「自分の気持ちを扱いきれない 」

あやさん(26歳女性)


初めまして。
私は自分自身の感情を扱いきれていないように感じます。たとえば友人の誕生日、あれこれと感謝の気持ち・これからのこと、いろんな気持ちが湧いてついつい長文になります。
年齢を重ねてきて、私は人に対しての気持ちがいちいち深く重く面倒くさいのではないか?面倒だと思われているのでは?と考えることがあります。
そして自分の中の感情を押し込んでいると、伝えることのない感情が行き場をなくして虚しくなります。
自分の中に湧いてくる感情が誰かに受け入れてもらえるのか、すごく心配です。
結局は自分を受け入れてほしいのだろうと自分でも感じていて、苦しいです。自分の様々な感情とどう付き合えばいいのでしょうか?

あやさんへ
メッセージを書いているとつい長文になってしまい、
相手にとってとても重たく、迷惑なのではないか
と不安になること、私もよくわかります。
思いついたことを書いていくうちに、
これでは誤解されるのではないか、
このことはちゃんと補足しなければ
など、細かいことまで気になって、気がつけば膨大なメッセージになってしまう
という現象は、けっこう多くの方が経験していることなのかもしれません。
世の中には、長い言葉を連ねるのが苦手で、
たった一言で終わらせようとする人もいますから、
これは十人十色の「個性」と言えるかもしれませんね。

あやさんのホロスコープを見ますと、
「コミュニケーション」を象徴する場所にたくさんの星が集まり、
人に物事を伝えることに強いこだわりのある方であることがうかがわれます。
とても真面目で誠実な方で、
個性的なアイデアでもよくわかるようにきちんと伝えたい、
という真剣な気持ちが伝わってくるような配置です。

さらに、獅子座に月と木星をお持ちですが
これは、「表現」への飽くなき思い示す形です。
自分を表現したい、注目してもらいたい、
自分を好きだと思ってほしい、という熱い願いが、
この2星によくあらわれています。
あやさんは満月の日にお生まれで、
天頂の近く、大きな月の傍らに木星が輝く瞬間に
この世に生を受けられたようです。
さらに、言葉や物語に縁の深い双子座には火星が位置していて
人に向かって矢のように言葉を放ち、
人の心を射たい、という情熱も感じられます。

人に伝えたいことがたくさんある
ということは、
非常に豊かな個性ですし、
いいことなのではないかと思います。
ただ、人からそれを「いいな」「好きだな」と思ってもらえなかったらつらい
という思いもありますね。

人がメッセージを受け取ったときにどう思うか、ということもまた、
人それぞれで、まさに「個性」です。
長いメッセージが好きな人もいれば、
短いものを好む人もいます。
相手が送ってくれるものの内容を見てそれを判断することもできるかもしれません。
一般に、長い文を書く人は、長い文を読むことが割りに平気ですし、
短い文を書く人は、読むものも短いものを好むことが多いようです。
相手があやさんのメッセージを「重い」と感じるかどうかは、
相手の方がどんな文章を日頃、好むか
ということから、わずかにでも判断できるのではないでしょうか。

あやさんの水瓶座の太陽は、
「客観的に正しいかどうか」
を求める傾向があります。
でも、個人の「思い」には、
そもそも、そんな物差しは存在しないはずです。
あやさんが「伝えたい」と思うことがまず、あって、
あやさんの叶う限りの想像力で相手がどんなものを受け取りやすいか考えた上で、
できるだけ迷惑にならないよう配慮して、思いのたけを投げかけたとき
相手がそれをどう受け取るかは、もう、
相手に任せるしかありません。
あやさんとしては
「相手に、どう思ったか反応してほしい」
「うれしければうれしいと言ってほしい」
「できれば自分を好きになってほしい」
という思いを胸一杯に抱いていらっしゃるでしょう。
コミュニケーションとは、そうした期待が傷つくリスクを引き受けた上でしか、
成り立ちえないものです。
私も今、こうしてあやさんにメッセージを書いていますが
あやさんがこれを読んで、傷つくかもしれないことを心配していますし
私の思いがあやさんにちゃんととどくかどうか、不安です。
見当違いなことを書いていて、あやさんにガッカリされたらどうしよう
と、ヒリヒリするような思いで、これを書いています。
でも、この心配や不安は、どうしようもありません。
心配や不安を抱えたまま、目をつぶってガケを飛び越えるように、
あやさんに「えい!」と送ってしまうしかないのです。

あやさんの山羊座の星々や、水瓶座の太陽は
完璧主義的な部分を持っています。
また、あやさんの思考は非常に深く、強いので、
ひとつのことが気になると、そればかり考えてしまったり
場合によっては強い思い込みに囚われたりすることもあるかもしれません。
考えすぎてしまったがゆえに、
メッセージが重く、わかりにくくなってしまう
というクセがあるとすれば、
そのクセは、少し変えることもできるかもしれません。

たとえば、自分のメッセージに、ある「型」をつくる
というのも、一つの手法です。
前置きはどう書くか、どういう順番で書くか、
文字数はどのくらいにするか、ということをあらかじめ決めてしまって
その中にはめていくような書き方をすると、
いくらか、安心できるかもしれません。
型やルールは、人の行動を制限するものなのですが、
型やルールがあるからこそ、かえって心が自由になる
ということもあります。
自分なりに
「常にこれでいこう」
と決めておけば、
受け取る方も「あやさんはこういう風に書く人なのだ」という意識が生まれ、
心の準備ができるので、
受け取りやすくなっていくかもしれません。

「わかってもらう」ことと
「好きになってもらう」ことは、
必ずしも、同じことではなかったりもします。
自分の中に溢れる思いをあますところなく伝えて、
それによって相手が自分を好きになってくれたら
こんなに幸せなことはありませんが
たぶん、人は、あやさんと同じように
「自分を受け入れてほしい」
と願っていて、
「他人を受け入れたい」とは
あまり願っていないものなのかもしれません。
自分の話をよく聞いてくれた相手を好きになってしまう
ということは、よくあります。
思いをぶつけることは、誰にとっても、
とても難しいことなのだろうなと思います。

たとえば、芸術的な活動、
演劇や音楽などで、自分を表現する場を持ってみる
というのも、面白いかもしれません。
あやさんは、感情の量の多い人だというよりは、
「自分を表現したい」と熱望している人なのではないか
という印象を受けます。
ハートの中にあるもののボリュームもたしかに、多いのですが
それ以上に「自分の表現するものを、よく見てほしい」という思いの強い方である
という雰囲気を感じます。
自分を「出す」場を持って、
そこで自分を出し切ったとき初めて、
コミュニケーションのありかたがわかってくる
ということもあるかもしれません。
あやさんは、たった一人の誰かに思いを投げつけたいのではなく、
舞台の上でスポットライトを浴びるようにして、
思いを牡丹のように「咲かせたい」のではないか
という感じがするのです。
あるいは、小説や詩を書くなど、文章のクリエイションに打ち込むのもいいかもしれません。

あやさんのクリエイティブな情熱とやさしい愛情、
深い思考、コミュニケーターとしての独特な個性が、
なんらかのかたちで誰かの心に届いていくことを、
心から祈っております!

石井ゆかり


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石井ゆかり(いしいゆかり)

独学で星占いを習得し、2000年よりWEBサイト「筋トレ」を主宰。年間・週間の12星座占いを情緒ある文体で掲載し、
のべ4000万アクセス(2012年現在)という異例のヒットを記録。雑誌や携帯コンテンツなどで占いを執筆するほか、
星占い以外の分野でも著作を発表している。第7回Webクリエーション・アウォードにて「Web人賞」受賞。『12星座』(WAVE出版)、
『星読み ホロスコープなしでわかるあなたの運勢』『愛する人に。』(幻冬舎コミックス)、『星占いのしくみ』(共著・平凡社新書)、
『禅語』『いつか、晴れる日』(共著・ピエブックス)、など著書多数。


 

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