お清めの盛り塩…本当に「効く」方法は?
◆エネルギーを集める
盛り塩をご存じですか。また、実践したことはありますか。
お店の軒先などでよく見かけますが、日本ではお清めの方法として古くから伝えられてきたものです。中国にも盛り塩があり、由来は様々。塩はプラスとマイナスのエネルギーを集め、押し出すという力を持っています。
塩をお風呂に入れたり飲み物に入れたりすると、太陽など自然のエネルギーを与えてもらえます。一方、マイナスの気を吸い込んだ塩を水に流したり土に埋めるなどの方法は、邪気払いになります。
◆鷹の爪を足して万全に
荘厳契密法では塩だけでなく、鷹の爪を用いるのですが、鷹の爪の中に入っているのは「種」。種には良いものを拾う力があるとされており、塩が悪い気を押し出し、鷹の爪が良い気を拾うというわけですね。
攻めと守りの両方が揃うという意味では、まさに最強のお清めアイテムだと言えるのではないでしょうか。
商売繁盛を願うときもただの盛り塩ではなく、鷹の爪を忘れないでください。余談ですが荘厳契密法では「南蛮いぶしの業」というのを行いますが、これにも鷹の爪を用います。
山盛りの鷹の爪を燃やし、そこから出る煙で本をいぶす方法。この「南蛮いぶしの業」は殺菌作用が抜群です。