11月7日は牡牛座の満月です。早速満月図を見てみましょう。山羊座火星と山羊座冥王星、牡牛座満月(蠍座太陽と牡牛座月)と牡牛座金星、乙女座MC(黄道と子午線の南側交点)により、カイト(凧)と呼ばれる配置がゆるやかにできています。前々回(10月8日)の牡羊座満月(月食)、前回(10月24日)の蠍座新月(日食)という印象深い節目を経験してきた私たちにとって、今、このタイミングで結実するものがあるように思います。10月からの流れを振り返りつつ、今になって見えてくるもの、次第に形作られてきているもの、ようやく実感できるようになったことなどを「腑に落とす」ようにしてみて下さい。
また、11月7日の満月は私たちに「あなたは今、我が身をこのように使っていますよ」「自分をこんな風に取り扱っていますよ」と示唆しているようにも感じます。我が身の使い方を知ることで、今の生き方や自己のあり方、セルフイメージ、自己評価を確認するでしょう。そして「我が身をこれからどのように使いたいか」も何となく見えてくるのかもしれません。
もうひとつお知らせします。カイトを形成している山羊座火星と山羊座冥王星に対し、牡羊座天王星が横やりを入れる形で関わっています。また、同じくカイトを形成している牡牛座金星に蠍座土星がゆるく重なっている一方、獅子座木星がこの2天体に横やりを入れる形で関わっています。これらの天体配置を視野に入れた上で、今一度、この満月の星回りを見たとき、「自分との約束を守れる人が信頼され、愛される」「自分に対して筋(道理)を通し、自分との信頼関係を築きなさい」というメッセージを私は感じました。「自分との約束を守る」「自分に対して筋(道理)を通す」ために、11月7日の満月以降、具体的な行動としてできることがいろいろとあるのだろうと思います。
今回の牡牛座満月の影響を特に強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。逆説的な展開が舞い込みそうです。「周囲に悪く思われたくない」「箔(ハク)をつけたい」「愛されたい」という思いと共に動くのをやめたとき、あなたの評判は逆に上がり、愛されるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、あなたにしかできないことに専念するだけでよいのだと思います。あるいは、ただ単純に「楽しいこと」「好きなこと」「得意なこと」を追求するだけでよいのであって、それが結局は誰かのためにもなるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、いろんなオファーが舞い込みそうです。何をすべきか、何をやめるべきかを明確にして下さい。我が身の使い道にメリハリをつけ、肝心なことにエネルギーを集中させて下さい。
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