肉食男子目指して「恋がしたい」と高らかに宣言しつつも、狩猟スキルは草食動物レベル。女子に好意を持っても大概“いい人”で終わってしまう「恋愛対象外男子」ナルトくんが、「浪花の美魔女占い師」北條メリサ先生から、愛にあふれる調教を受ける特別企画!
【第4回】傷ついてもいい、狩りに行け!
切れ味鋭い占いに加え、メリサ先生は、恋愛経験豊富な美魔女ならではの実践的なアドバイスを次々に繰り出します。男女共に参考になるそれらのノウハウは、すぐにでも取り入れられそうなものばかり。経験値が小羊並みのナルトくんも、上手に使いこなせるといいのですが…。
恋愛運UP期間に、いざ告白!?
メリサ「ところで、その彼女とは何度かご飯を食べに行ったと言ってたけど、どれくらいのスパンで行ってるんですか?」
ナルト「1ヶ月に一回くらいですかね」
メリサ「あらま、それだとあんまり本気度が伝わらないかも」
ナルト「ですよね…。彼女、仕事が忙しいんで、悪いかなと思ってなかなか誘えなくて」
メリサ「そういうところ!実際は会えないとしても、女の子はちょこちょこ誘ってもらえたら、あの人、本気なんだって思えてうれしいんですよ」
ナルト「そうなのか~」
「本当、やることなすこと残念だよねぇ」とタカコちゃんは憐みの表情を浮かべています。
メリサ「で、2人でご飯には行けるけど、そこから先に進めないわけですよね?」
ナルト「そうなんすよ。どうしたらいいですか?」
メリサ「一つお伝えしておくと、ナルトくんの恋愛運が上がるのは7月の前半なんです。1~9日頃はすごく良くなります」
ナルト「お!そういうの大事!」
「デート申し込まなきゃだね」小悪魔的な笑みを浮かべてけしかけるタカコちゃん。メリサ先生も「ついでに告白もしちゃいましょ」と微笑みます。
泣く子も黙るメリサ先生のデートプラン
ナルト「だ~か~ら~、そんなに簡単じゃないんですって」
メリサ「でも、せっかくなら恋愛運が良い時のほうがいいじゃない。善は急げよ」
ナルト「う~んう~ん、告白かぁ~。まず、どういう所でしたらいいかもわかんないっす…」
メリサ「そうね。デートで楽しい思い出を共有して、その帰りに気持ちを伝えるっていうのが理想的ですよね。
ナルトくんが狙ってる彼女は、ホロスコープを観る限り真面目できちんとした人だから、行くのは知性的なイメージの場所がいいかもしれません。
例えば美術館やプラネタリウムのような、ちょっと学術的な雰囲気で学べるスポットとかね」
ナルト「あ、そういう所好きそう」
メリサ「お昼頃に待ち合わせして、小洒落たカフェか、これから行く施設と関連のあるようなお店で軽く食事をしてから、メインのスポットに行くと。
その後、お茶をしながら “あれよかったね”“面白かったよね”と語り合って。その後は夕飯も食べたいですよね?」
ナルト「そうっすね」
メリサ「そこで何を食べるかが大事です。1人ずつ別々のものを食べるより、大皿から分け合って食べられるような、中華とかイタリアンがいいかも。 夏場だから厳しいけど、涼しい時季だったら鍋をつつくようなイメージね。
あと、彼女が関西人やから、粉もんもアリかな。お好み焼きやら、もんじゃ焼やら、2人で作って楽しめるようなものはおすすめですね」
ここで「もしおうちデートすることになったら?」と口を挟むタカコちゃん。ナルトくんは「いや、それは早いでしょ」とパタパタ手を振ってみせます。
おうちデートの注意点
メリサ「おうちデートって流れなら、とりあえず家の中はキレイにしておきたいですね。特に玄関と水回りはきちっと掃除してください。
あと、彼女はどんな音楽が好きかというのをリサーチして、好みに合いそうな曲を用意するといいと思います。洋楽か邦楽か、ノリがいい曲かしっとり系か。
食事は2人で作ります?それともナルトくんが作ってあげます?」
タカコ「作ってあげたら、モテ度が上がると思います!」
メリサ「そうですね。じゃあ、男の手料理を」
ナルト「て…手料理?」
メリサ「料理の腕に自信があるなら、振る舞ってあげると印象いいですよね。自信がないなら、2人で一緒に楽しみながら食べられるようなものがいいかな。さっき言った鍋とか粉もんとか」
ナルト「なるほど。チャンスがあったらそうします」
メリサ「ちなみに彼女はお酒を飲む人ですか?」
ナルト「結構飲みます」
メリサ「お酒が入ると距離を縮めやすくなるから、効果的に使ってくださいね」
「でもナルトくん、飲むと寝ちゃうもんね」とタカコちゃんがチクリ。ナルトくんって本当にいじり要素満載の男子です。
ナルト「寝ないって。もう寝ないです。2人で食事してて、寝るくらい飲むってだいぶヤバい奴じゃん」
焦って少し早口になっているのは、きっと最近もどこかの飲み会で寝てしまったから…。
ナルト「とりあえず、さっきのデートプランを参考にして、いろいろ考えてみます」
タカコ「頑張れ~!」
メリサ(ひそひそ声で)「行けって言ったけど、なんだか不安になってきちゃった。でも、告白しないよりしたほうがいいわよね?」
タカコ(ひそひそ声で)「はい。何もしないで待ってるだけって最悪です。傷ついてもいいから、狩りには行ったほうがいいと思います」
ナルト「よーし、やる気出てきた。頑張ろうっと!」
…とまあ、いろいろあった末、ナルトくんは7月9日にデート、そして告白することに。
弱々な「対象外男子」は愛しい彼女の「対象内」に入れるのか、それとも…。次回に乞うご期待!
そういえば、ナルトくんがTwitterを始めたらしいですよ。よかったらフォローしてあげてくださいね↓↓
Twitter:Naruto@naruto_1026
監修者紹介
北條メリサ
大阪で占術師、フォーチュンオルゴナイトクリエイターとして活動中。「美しい生き方を創る占い師」として対面鑑定をはじめ、電話占いやメール占い、チャット鑑定にて数々の実績を持つ。
電話占い「ロバミミ」、チャット占い「Chapli」では恋愛にまつわる相談を中心に全国の相談者から支持されている。他にも自信でパワーストーンを用いたアクセサリーやオルゴナイト作りのワークショップも開催中。
アメブロ 美しい生き方を創る占い師 北條メリサ