「日本一歌詞が暗い美人シンガー」として話題を集める柴田淳さん。切ない恋心や孤独感を包み隠さず綴る詞と、透明感のある歌声がもたらす独特な世界観は「思わず号泣する」と女性たちの強い共感を呼んでいます。
そんな柴田さんが「39歳独身女性」としてのありのままの想いを伝えていくコラム連載がココロニプロロにて近日スタート!それに先がけて今回、占いが大好きと言う柴田さんと日本を代表する占い師・ステラ薫子さんとの対談(鑑定)を実施しました。
女性として、アーティストとしての柴田淳の過去・現在・そして未来とは?ステラ先生の圧巻の鑑定によって明かされていく彼女の強い引力と魅力。徹底レポートします。
20年間、「恋愛運ゼロ」だったという衝撃の事実をつきつけられた柴田さんでしたが、数年後に次のピークが来るとのこと。これは楽しみです。
さて、今回は39歳という節目の年齢に立つ女性としての話、そして家族についての想いをひも解きます。
――ところで、柴田さんは現在39歳。大きな節目と言えるこの年齢に差しかかったとき、女性はどのような心構えで過ごせばいいのでしょうか?ステラ先生に聞いてみました。
ステラ先生:そうね。女性の多くは39歳くらいになると、結婚はさておき、子どもが欲しいという気持ちになるんです。パートナーとなる男性の顔は見えていなくても、子どもを産んでおきたいと強く願うようになるの。
柴田:まだ産める、産まなきゃって?
ステラ先生:そうそう。女性としての想いね。だからみんな、そこで迷うのよ。何が何でも結婚しなくちゃいけないのかな?と。
ステラ先生:そういう状況になると焦るでしょ?そして、自分は結婚して家族を作りたいのか?本当に子どもが欲しいのか?それとも、もっと仕事を頑張りたいのか?っていうのがわからなくなっちゃうの。何でだと思う?
柴田:う~ん、わかりません。
ステラ先生:それは女性が月だから。女性には生理があるけど、月はその周期と同じように、28日かけて新月から満月まで顔の形を変えていくでしょう?女性の感情も、28日の間に上がったり下がったり、どんどん変わっていくんです。
そうやって変化している間に「誰々が結婚した」とか「あなたは結婚しないの?」なんて耳障りな言葉が入ってくると、ちゃんとした判断ができなくなるの。
柴田:今、まさにそれです!周りから結婚、結婚って言われて…。
ステラ先生:そうよね。周囲の言葉に惑わされると、自分も結婚しなくちゃいけないんじゃないかと思ってしまう。そこで焦るのが失敗の元なんだけど…。
――人生の岐路に立たされ、誰もが戸惑い、焦りを感じる「39歳」。40年以上もの間、占いの世界に身を置くステラ先生は、女性にとって大切なこの年齢についてどのように考えているのでしょうか?
ステラ先生:39歳は自分の人生を見直し、リセットするタイミングなんです。誕生日が来ると40代に入るでしょ?
今は30代の女性って、まだまだ外で遊んだりして人生を謳歌するイメージがあるけど、40代になるとみんな、そろそろ家庭に入らなくちゃって思い始めるの。
柴田:結婚して家族を持たなきゃって…。
ステラ先生:そう。60歳まで20年を切って老後のことを考え始めるのね。私、このまま一人で大丈夫かな?とか、現実的な問題に直面して怖くなってくる。
柴田:すごくわかります。
ステラ先生:仲良しのお友達としょっちゅう一緒にいて、今が楽しいから、このまま独身でもいいやと思っていても、彼女たちが結婚して、1人・2人といなくなったら、結局、孤独になってしまうでしょ?
柴田:つらすぎる…。
ステラ先生:そんなとき、人生の伴侶が欲しくなり、その人との間に子どもがいたらいいなって考えるようになる。
自分の年齢が39歳だと、妊娠・出産するなら、チャンスはあと数年…そんなことをイメージしているうちに、なんだかおかしなパワーが湧いてきて、自分の想いとは違う方向に行ってしまったりすることがあるの。
そうならないためにも人生設計をして、自分は本当は何が欲しいのか?っていうことを、しっかり考えられるようにしておかないとね。
柴田:本当、そうですよね。
柴田:もう一個聞いてもいいですか?
ステラ先生:どうぞ。
柴田:私、家族との関係が上手くいかなくなることが結構多いんです。
ステラ先生:家族って自分のご両親や兄弟のこと?
柴田:そうです。小さな頃から、いつも孤独だったんです。
ステラ先生:そうなの。じゃあ、カードを一枚引いてみて。
柴田:はい。(一枚引く)
ステラ先生:あら、また「カップのプリンセス」。このカードを引くの、2回めでしょ?これインナーチャイルドよ。
ステラ先生:家族とうまくいかないって言ってたけど、おうちの方はみんな、あなたのことを心配してますよ。ただ、あなたには秘めた部分があるから、そこに入り込めないでいるんでしょうね。
柴田:いろいろ理解できないみたいです。
ステラ先生:その通り。ご家族は、あなたの考えてることを理解できずにいることがあるの。だから腫物に触れるような扱いになっちゃうのよね。
柴田:そうですね。だから居心地が悪くて、小さな頃から早く家を出たいと考えていました。いつも孤独で、味方が欲しい、理解してくれる人が欲しい、そればかり思っていて。
ステラ先生:難しい問題ね。でも星を観る限り、ご家族はあなたのことをちゃんと気にかけてるって出てますよ。
柴田:家族と会うと、私を愛してくれるんだなって思うこともあるのですが…。
ステラ先生:愛してるはずよ。どうして上手くいかないのか観てみましょうか。はい、もう一枚引いて。
柴田:(一枚引く)
ステラ先生:「魔術師」のカードね。お父さんやお母さんはあなたにちゃんと仕事をしてもらいたいとか、何かに向かって自分の足でしっかり歩いて行ってほしいって想いを持ってるみたいよ。
もしかしたら、あなたにつらく当たったかもしれないけど、本人たちはそうは思っていないでしょうね。
柴田:そうなんですね…。親との関係がギスギスして上手くいかないことが多いから、早く自立して一人で頑張らなきゃ、強くならなきゃって思い続けて今日まで来たんです…。
ステラ先生:それは苦しかったでしょう。でも、「魔術師」のカードが出てるから、親御さんはあなたを嫌ってるわけじゃなくて、一人立ちできる能力があるってことを最初から見抜いてたんだと思いますよ。だから突き放すような行動に出たのかもしれませんね。
柴田:そっか…。
――家族の問題は根深くて、すぐに解決できることではなさそうです。でも、関係が上手くいかないことが度々起きていても、そこにあるのは憎悪ではなく愛だった、というのがわかったのは大きな収穫だったのではないでしょうか?
次回予告
対談は次回が最終回!
話題は未来の恋愛や仕事のことに。そしてこの日、運命を感じさせるカードが…
ステラ薫子
愛とパワーあふれるメッセージで女性を幸せに導く大御所占い師。
幼少の頃より霊感に優れ、数々の怪奇現象を体験する。西洋占星学、タロットを独学で習得し、日本を代表する西洋占星学、タロット占いの第一人者となる。その驚異的な的中率と依頼人の運命を好転へと導く的確なアドバイスには定評がある。日本はもとより広く韓国など海外のメディアからも注目を集めている。
韓国や日本で公開されたドラマ「魔王」で物語のキーとなるタロットカードもステラ薫子のタロットが使用されるなど、人気と注目が高まるきっかけとなる。主な著書としては「婚期は12年に7回やってくる」や「One Oracle Tarot」(竹書房) などがある。
その他「女性自身」(光文社)、「GLOW」(宝島社)をはじめとする雑誌の連載、ウェブやモバイルのコンテンツ・サービスをはじめ、独自の占いロジックをシステム化したスマートフォンアプリや、オリジナル運気アップグッズの販売など幅広い活動を展開している。
シンガーソングライター。幼少の頃よりピアノのレッスンを受け、20 才の頃より作詞作曲を始める。
2001年10月31日デビュー。
これまでに10枚のオリジナルアルバムをリリース。シンガーソングライターとしての活動の他にも、中島美嘉「声」などの楽曲提供、ナレーション、ラジオパーソナリティと幅広く活躍している。
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