5月30日は双子座新月です。この時期の星回りをご紹介しましょう。
最初にお知らせしたいのは、今回が牡牛座日食(5月1日)と蠍座月食(5月16日)後、初めて迎える新月であることです。この1ヶ月間は「これから半年間を見すえながら天地と共に生まれ変わる」時期でしたが、そういう流れが双子座新月によって切り替わり、次の新しい流れがスタートします。この時期、自分の内外を見つめながら「何かが新しくなった」「新しい風が吹いてきた」と感じたり、実際に新しい何かが始動する人もいるでしょう。また双子座で起こる新月ですから、あなたや誰かの中で気になる人や場所、テーマがちょっと変わるかもしれません。そんなまなざしの変化が次の何かをキャッチすることもあるでしょう。
新月図を見てみます。双子座新月(双子座太陽と双子座月が重なり合っている配置)に対して牡羊座木星と牡羊座火星が加勢しています。面白そうな何かに(良い意味で)飛びつきやすい星回りです。この時期の宇宙は「やりたいと思ったときができるとき」と伝えてくれていると思われます。わらしべ長者のようなイメージも感じられます。軽いノリと行動によって調子が上がり、前向きな方向へ導かれていくでしょう。「あれは何?」「もっと知りたい!」「やってみたい!」と思ったらすぐに動き出しましょう。
牡牛座水星(見かけ上の逆行中)を山羊座冥王星や魚座海王星がサポートしています。水瓶座土星と牡牛座水星はぶつかり合っています。この時期、「合う・合わない」「しっくりくる・しっくりこない」が(良くも悪くも)ハッキリ分かるでしょう。あなたのそんな実感は間違っておらず、それはそれでいいんだと思います。何かに対して違和感を感じたとしてもそれも自然なことです。自分にとって「無理がない」「しっくりくる」何かを知る機会になると思いますし、それらが自分らしく生きるためのヒントとなるでしょう。
今回の双子座新月の影響を強く受けるのは双子座、乙女座、射手座、魚座です。「こうすべき」「これが正しい(これは間違っている)」という自主規制を解除していけるとき。ある出来事を通じて「自分がNGを出していたんだな」と気持ちがラクになるでしょう。そして「本当はこうしたかった」と思えるようになるかもしれません。
牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は「物は考えよう(物事は考え方しだいで、よくも悪くも受け取ることができる)」と感じるでしょう。もしかしたら宇宙からとんち(即座に働く機知)を利かせるように仕向けられているのかも。今のあなたなら大丈夫。ポジティブシンキングで乗り切りましょう。
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は宇宙から「そっちじゃないよ」「あっちだよ」と教えられるとき。「間違った!ダメ出しされた!」と受け取るかもしれませんが、実はそうやって宇宙から応援されていると思います。また「内的に暗いところを切り開く」といった感じの展開もありそうです。
** お知らせ **
いつもご愛読いただき誠にありがとうございます。
加藤まやさんの連載『新月満月からのメッセージ』は、今回が最終回となります。加藤まやさんの占いを楽しみにしてくださっていた読者のみなさま、これまでお付き合いいただき誠にありがとうございました!
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