4月17日は天秤座満月です。この時期の星回りをご紹介しましょう。天秤座満月(牡羊座太陽と天秤座月が向かい合っている配置)と山羊座冥王星が直角三角形を形成しています。水瓶座土星が天秤座満月を調停的にサポートしています。この時期の天秤座満月は「あなたの環境」「あなたの周囲の状況」「あなたをとりまく人間関係」に光を当てているでしょう。その結果「もはやいかんともしがたいズレ」「これからも調和的に続いていくもの」がそれぞれ見えてくるでしょう。
それらはあなたが春分以降の新しい季節を生き始めたからこそ、今あらわになってきているようです。つまりもしもこの時期に何か変動が生じるのだとしたら、それは新しくなったばかりの今を生きているあなたと周囲(環境や人間関係など)との調整と言え、そうやって今ここでの調和がまた新たになされるでしょう。
魚座金星と牡牛座水星、牡牛座天王星が協働的な配置を形成しています。また魚座木星と魚座海王星が重なっています。春は新しい場所や新しい出会い、新しい体験が舞い込みやすい季節ですね。そんな中この時期は、さりげないシンクロニシティ(ちょっとした偶然や不思議な展開、ささやかなラッキーなど)を通じて、あなたの内外で興味深い変化が見受けられるのかもしれません。たとえば、これまで関心を持てなかったテーマに面白さを感じるようになったり、ある人と思いがけない成り行きで親しくなりそうです。
最後にお知らせします。(魚座木星と魚座海王星の星回りの影響によって)この時期はあるプロセスの大半が目には見えない形で進む可能性があります。「それは何か」「これからどうなるのか」「どうしたらいいのか」など、今は分からなくてもよいことが、おそらく、たくさんあるでしょう。そういうときは、いつも通りに生きることと、目の前にやってきたことを誠実に取り組むだけでいいんだと思います。ただそれだけであなた自身のプロセスは(そうとは知らぬ間に)スムーズに進んでいくでしょう。
今回の天秤座満月の影響を強く受けるのは牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「ここぞ!」というタイミングがやって来そうです。それと共にこれまであいまいだった何かが決定的となるでしょう。その結果、自分や誰かの気持ちが決まったり、何かが大きく動き始めたり、今やるべきこと・そうではないことがハッキリしそうです。
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は「これから先」「次の方向性」が自然と見えてくるとき。それは高い目標でありながら、今のあなたが素直に受け容れることもできるでしょう。それが見えてきたことで「わたしもまだまだだな」「よし!がんばるぞ」と前向きな気持ちになれそうです。
双子座、乙女座、射手座、魚座は「経験値を上げること」を意識するとよいとき。この時期は頭で理解するだけでは不十分かも。実際やってみると「全然違う」と感じることが多いでしょう。失敗から学べることも多いので、100点満点にはこだわらず、細かいミスはむしろ良かったと受けとめた方が良さそうです。
次回は、5月1日 牡牛座新月 (4月30日更新)
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