2月1日は水瓶座新月です。この時期の星回りをご紹介しましょう。水瓶座新月(水瓶座太陽と水瓶座月が重なり合っている配置)に水瓶座土星が重なっています。これら3天体と牡牛座天王星が相克的な配置を作っています。またこの星回りは、今回の水瓶座新月が水瓶座土星×牡牛座天王星の星回りと重なっていると見ることもできます。水瓶座土星×牡牛座天王星の星回りは昨年の主要な星回りでしたが、その影響は今年も時々見受けられるでしょう。
たとえば昨年末から水瓶座新月あたりまではそんな時期のひとつと言えます。「本当に大切なことを大切にしなさい」「そういう価値観や生き方、あり方へアップデートしなさい」という向きが色濃くなっていました。つまりこの水瓶座新月は月1回起こるリセット&スタートのタイミングであるだけでなく、「もはや意味も価値も失われている何かを手放す」「ありのままの私としてもっと自由に生きていく」という意味合いも含まれていると読み解けます。
さらにお知らせします。水瓶座新月をめぐる星回りと先日の蟹座満月(1月18日)頃の星回りは互いに似通っている部分が多いように感じます。つまりこの時期に印象深い経験をしたなら、その「端緒」や「背景」「要因」は先日の蟹座満月あたりに見て取れるのかもしれません。
あるいは蟹座満月頃のあなたや誰かの言動、選択が今ここでのリセット&スタートにたどりついている可能性もあるでしょう。
新月以外の星回りを見てみます。(見かけ上の逆行中の)山羊座水星は山羊座冥王星と重なっていて、魚座海王星にサポートされています。この時期、私たちの「現実」は「イメージ」「暗黙の了解」「その場の空気」「無意識下の思い込み」などが作用しているでしょう。あなたをとりまく現実は水面下の何か、または現実を超えた何かによって印象深く変化していくようです。
牡牛座天王星と山羊座金星、山羊座火星、魚座木星で小さな三角形ができています。私たちは目の前の不安や心配事を解決するためではなく、そもそも幸せになるために生きているんだと思います。つまり生きる目的は「幸せ」であって、「不安や心配事の解消」は手段のひとつに過ぎません。この時期、目的と手段が入れ替わっていないか振り返ってみましょう。そうすると今、不安や心配事があってもなくても、幸せに生きることは本当は可能なんだと感じるのかもしれません。
今回の水瓶座新月の影響を強く受けるのは牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。今の自分を「それでいいんだ」「それで良かったんだ」と肯定できるとき。うまくいっていることとそうではないことの両方があるのかもしれませんが、今のあなたはそれも含めて「まぁまぁよくやっている」「割といい感じ」と思えるでしょう。そんな風に思える自分をうれしく感じ、実際小さなラッキーが見つかりやすいと思われます。
牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は目の前にやってきた流れに身を任せると良いとき。この時期のあなたにできることは宇宙に対して「了解」「OK」とニッコリすることだと思われます。この先どうなるのか、結局それは何なのかはすぐに分からなくてもいいんだと思います。それ(人やモノ、こと)が何であれ、あなたの元にやってきた時点で「何か良いこと」なのですから。より大きな計らい、巡り合わせに導いてもらいましょう。
双子座、乙女座、射手座、魚座は、ある出来事を通じて「どうでもいいことがもう本当にどうでもよくなった」と感じるのかも。何とかしなくちゃと気になることがいろいろあるのかもしれませんが、その中に「もう本当にどうでもいいこと」がいくつかあるのでは。もっと大事なことのために何かした方がいいのではないでしょうか。もしそう感じたなら、今からでもいいんです。大事なことにまっすぐに取り組んで下さい。
次回は、2月17日 水瓶座新月 (2月16日更新)
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