1月18日は蟹座満月です。この時期の星回りをご紹介しましょう。2022年初めての満月を迎えるこの時期、なにげない出来事を通じて「今の私はこういう感じなのね」「私の何かがこういう感じの日々にあらわれている」と感じるのかもしれません。
またこの時期に起こった印象深い出来事、心に響くような経験が「私の2022年」の象徴のひとつとなることもあるでしょう。そういう意味ではこの時期、あなたの内外をよく見つめておくことは大変意味があることだと思われます。
満月図を見てみます。蟹座満月(山羊座太陽と蟹座月が向かい合っている配置)に山羊座冥王星が重なっています。魚座海王星は蟹座満月をゆるやかにサポートしています。また射手座火星が魚座海王星に刺激されています。先ほど述べたように今回の蟹座満月を通じて、「今の私」「私の日々」そして「私の2022年」が何らかの形であらわれるのだとして、それらについて「以前と変わらないように感じる一方、やはりどこかが決定的に変化している」「当たり前なことが別の当たり前に成り変わった」と感じるのかもしれません。
2019年の新型コロナウイルス感染症発生以来、巷では「新しい日常(新しい生活様式)」という言葉がよく使われましたね。あれから3回目のお正月がやってきました。今の私たちはあのときよく言われた「新しい日常」を日々生きています。この時期、そんな感慨と共に2022年に対する思いが深まる人もいるのかもしれません。
その他の星回りです。水瓶座水星に水瓶座土星が重なっています。それら2天体と牡牛座天王星が相克的な配置を作っています。この星回りは、昨年何回も形成された水瓶座土星×牡牛座天王星の星回りにこの季節巡ってくる水瓶座水星がアクセスしていると見ることもできます。また山羊座金星は牡牛座天王星と調和的な配置を形成しています。水瓶座水星と山羊座金星、牡牛座天王星は見かけ上の逆行をしている最中です。
昨年、水瓶座土星×牡牛座天王星の星回りは「本当に大切なことを大切にしなさい」「そういう価値観や生き方、あり方へアップデートしなさい」と私たちに何回も伝えてくれました。この時期の水瓶座水星は私たちに2021年になしたこと、なしえなかったことを振り返る機会をもたらしてくれるでしょう。あなたにとって本当に大切なこととは何ですか。それが何なのか分かりましたか。価値観や生き方、あり方をどのくらいアップデートしましたか。この時期はそんな風に自分に問いかけてみて下さい。
今回の蟹座満月の影響を強く受けるのは牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。こちらの「さじ加減」次第で物事が動いていくでしょう。細かいことにはこだわらずに「最後は何とかなるだろう」「だいたいうまくいけばいい」とゆるやかな心づもりでいるとそのような流れへいつの間にか向かっていくでしょう。今の状況を「なんか良かったな」と柔軟に受け容れる機会にもなりそうです。
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は「あのときはこうすれば良かった」「ああ言えば良かった」とふと思い浮かぶとき。当時と今では状況が違うと思いますが、もしかしたらこの時期あのときとよく似た機会が巡ってくるかもしれません。あのときにしたかったことをこの時期にぜひやってみて下さい。あなたの中の「心残り」のひとつを片付けることができるでしょう。
双子座、乙女座、射手座、魚座は「うまくいくかもしれないし、そうじゃないかもしれない」状況と向き合うことになるのかも。あなた自身もまたポジティブとネガティブの間で揺れているでしょう。それでいいのです。100%の確証がなくても、今何となく感じていることをそのまま行動に移してみて。大丈夫です。何かがどうにかなる経験ができるかもしれませんよ。
次回は、2月1日 水瓶座新月 (1月31日更新)
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