1月3日は山羊座新月です。2022年初めての新月ですね。この時期の星回りをご紹介しましょう。最初にお知らせしたいことがあります。昨年12月29日に木星が魚座へ入りました。2022年の木星は魚座(~5月、10月~12月)と牡羊座(5月~10月)に滞在します。木星は「発展」「増殖・拡大」「豊富さ」「善きこと」などを象徴している天体です。したがって2022年は「魚座らしいこと」「牡羊座らしいこと」が私たちの社会において「善きこと」と見なされて発展しやすいでしょう。
今回の新月が今年初めてであるだけでなく、木星魚座入宮後初めての新月でもあると考えると、このタイミングに「魚座木星」というテーマにおいて、2022年をいかに善く生きようか考えるとよさそうです。ちなみに私たちは昨年、木星魚座時期をほんの少しだけ経験しています。昨年5月から7月の2カ月間、木星は魚座に滞在していたからです。したがって今年のプランを立てるなら、昨年5月から7月頃の出来事がヒントのひとつになるでしょう。
「魚座木星」「魚座らしいこと」について、今感じることを書いてみます。木星が魚座にある時期(~5月、10月~12月)は、霊性(スピリテュアリティ)に社会テーマや人々の意識が向かうのかもしれません。心の平和、精神的な豊かさを大切にしたい人が増えるでしょう。また魚座木星時期から牡羊座時期(5月~10月)への移り変わりを考えると、2022年はありとあらゆるものを「良いも悪いもない」「まぁいいか」とゆるやかに容認することで、そこから真新しい何かが生まれ得るときでもあるのかもしれません。
新月図を見てみます。山羊座新月(山羊座太陽と山羊座月が重なり合っている配置)と牡牛座天王星が調和的な配置を作っています。また牡牛座天王星は水瓶座土星とは相矛盾している配置を作っています。
2021年の経験(気づきや学び)を2022年に落とし込むといった感じの星回りです。昨年は水瓶座土星×牡牛座天王星の星回りが何回も形成された年でした。この星回りを通じて、私たちは「私の真実」「私の本質」「私の大事なもの」に気づいていく一方、もはやそうではなくなってしまったものとはしっかりお別れをするように仕向けられたように思われます。2022年最初の新月はそういう経験から得たことを現実に落とし込んでいくサポートとなるでしょう。つまり今回の新月は「2022年のあなたは新しいリアルを生きていって」と伝えてくれていると思われます。皆さん、2022年はそんな1年にしましょうね。
今回の山羊座新月の影響を強く受けるのは牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。この新月は「今の自分を超えていく」節目となり得るでしょう。小さなことで構いません。これまでの言動を改めたり、新しいことを始めましょう。ずっと使っていた私物を新調するのもおすすめです。自ら変化を起こすことであなたの意識も現在の流れも大きく切り替わるでしょう。
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は何かが終わる、または何かが確定することで別の何かが始まるとき。そうでなければあなたの中である結論が出るのと同時に、次の段階へ進もうと決めるのかもしれません。あなたにとっては前向きな進路変更と言えそうです。宇宙はそんなあなたの味方です。自分の選択を信じて進みましょう。
双子座、乙女座、射手座、魚座は、「正解」は人の数だけあり得るでしょう。あなたにとっての正解は誰に聞いても分からず、結局は自分で見つけていくしかないようです。つまりあなたが素直な気持ちで選んだらそれが一番いいんだと思います。だったら今ここで何を選びますか?どうぞ自由に考え、あなたの正解を選んで下さい。
次回は、1月18日 蟹座満月 (1月17日更新)
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