2月12日は水瓶座で新月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。
最初にお知らせしたいことがあります。2021年の主要な星回りのひとつである水瓶座土星×牡牛座天王星の相克的な星回りが、数日後(2月18日)に正確な角度を作ろうとしています。
この星回りの影響は1月半ばの山羊座新月頃から始まっていました。1月下旬になると固定宮(水瓶座、牡牛座)に天体がいくつかやってきて、水瓶座土星×牡牛座天王星の相克的な星回りの影響はひときわ色濃くなっていました。
つまりこの1カ月間、私たちは水瓶座土星×牡牛座天王星の星回りと共に印象深いプロセスを経験していたと言えるでしょう。
たとえば「意味の無いこだわり、不要なプライドを手放す」「これからのガイドラインを作る」「もっと自由になる」という流れと、「現実(現行経済)と向き合って変えていく」「本質的なことに気づいていく」という流れが同時進行で進んでいたのかもしれません。
あるいは「新しくなること」「変わっていくこと」にまつわる恐れと何らかの形で向き合い、それでもそれらを乗り越えていくように(宇宙から)仕向けられていたのかもしれません。
そういう1カ月を経た今、私たちは水瓶座新月を迎えます。
新月図をみると「この1カ月、いろんなことがありました」「モヤモヤ、イライラさせられました」「今もいろんな事情を抱えているけれど、それらと向き合いながら次へ進みます!」という感じに読み解けます。
また「割り切る」というキーワードも思い浮かびます。ここでの「割り切る」とは、「未来のために現状を受け容れる」というポジティブな選択を意味しています。この時期、そんな感じで現実的な局面を乗り切っていこうとする人もいるのかもしれません。
もうひとつお知らせします。新月図からは「己の欲を見つめる」といったキーワードも思い浮かびます。
私たちは「○○が欲しい」「こうなったらいいのに」とよく思いますが、果たしてその「欲」は本当でしょうか。「欲」とは本来、もっと生きたいという求めに直結しています。
あなたの「生きること」に根ざした欲を心静かに見つめることで、今、本当は何を求めているのかがわかってくるのかもしれません。
今回の水瓶座新月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。さまざまなことが「なるようになっていく」でしょう。思い通りになること、思い通りにはならないことの両方があるのかもしれませんが、それらも含めて「なるようになって」動いていくようです。弱気だったマインドも前向きに切り替わっていくでしょう。
牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「これから先どうなりたいか」「そのために今何をするか」にフォーカスしたいとき。「なりたい自分」を思い浮かべ、そういう自分なら今どうするかをイメージしてみて。全部は難しいけれど、今できることがいくつかあるはずです。
双子座、乙女座、射手座、魚座は、ある出来事を通じて「これは無意識からのメッセージかも」と何となくわかるでしょう。今のあなたと合わなくなってしまったものを無意識は教えてくれるようです。「私は何を伝えようとしているの?」と自分に確認してみてください。
次回は、2月27日 乙女座の満月(2月26日更新)
こちらもおすすめ