水瓶座では水星も逆行中…2月12日の新月~2月20日の上弦の月【真木あかりのムーンバイオリズム占い】

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真木あかりのボイドタイムカレンダー

WEBや女性誌で人気上昇中の占い師・真木あかりさんによる連載コラム「ムーンバイオリズム占い」。月の満ち欠けサイクルごとの占いをお届けします。

今回は、2月12日の新月~2月20日の上弦の月の占いをお届けします。

ムーンバイオリズム占いとは

夜空に煌々と輝く月は、いつの時代も私たちを魅了し、農耕や健康管理など生活に役立てられてもきました。

占星術では、月は無意識、心、本音といったものを表すとされています。28〜29日前後かけて地球の周りを1周しながら、滞在する位置や他の惑星との位置関係によって、心にさまざまな影響を与えるのです。
新月から次第にふくらんで上弦の月となり、まんまるの満月に至ってから徐々に下弦の月に変わっていく。そのバイオリズムを意識すれば、揺れる心を整え、強く揺るがない心はさらに元気づけられるのではないかと思います。本コラムでは、そのときどきの月のサイクルの傾向をご紹介します。

月の4つのフェーズって?

月のバイオリズムをとらえるときによく使われるのが、新月、上弦の月、満月、下弦の月という4つのフェーズです。それぞれ、下記のような意味があります。

・新月……始まりのエネルギーに満ちた時期
・上弦……物事がスピーディーに拡大していく時期
・満月……「満ちる」意味合いを持ち、結果が出る時期
・下弦……収束、熟成、蓄積の時期

このほか、新月のなかでも年に2〜3回起こる日食は「強力な新月」で、物事をリセットして新しく始めるようなタイミング。一方、同じく年に2〜3回起こる月食は「強力な満月」。物事の到達点であり、人によっては転換をはかっていくタイミングです。

新月や満月の前後は体調や気持ちが揺れやすい傾向があります。それは、心が弱かったり、何かが悪かったりするわけではなく「そういう星回り」であるだけ。「今はそういう時期なんだね」と波立つ心をやさしく受け止めて、新月ならスタートの、満月なら満ちることの意味を自分なりに考えてみるとよろしいかと思います。

ムーンバイオリズム占い(新月~上弦の月)

真木あかりのムーンバイオリズム占い 新月 上弦の月

2月12日 新月(水瓶座の月)

2020年末にグレート・コンジャンクションが起こり、年間の運勢を司る星・木星が滞在する水瓶座。まさに「今年の星座」という言葉がぴったりの場所で起こる新月です。1月のうちはまだ2020年の名残がありましたが、今は水瓶座に太陽、水星、金星、木星、土星がぎゅっと集まっていることもあり、ここから「風の時代」の様相がくっきりと色濃くなってくるのでしょう。

風の時代は、知性とコミュニケーション、個性が重視される時代です。そのなかでも、自由や平等といった、水瓶座ならではの特性が強く打ち出されるでしょう。物質や所有、権力が重視された土の時代へのアンチテーゼとして、権力や差別に打ち勝とうとする力、不合理なルールに抗おうとする流れがここから起こっていくのかもしれません。個々がそれぞれに社会を良くしようと、行動を起こすことも目立ってくるはず。

ただし、同じ水瓶座に滞在する知性とコミュニケーションの星・水星は、現在逆行中です。新月は「はじまり」のときですが、今回はスタート感が薄いかも。ゆっくりゆっくり、変わっていくのも悪くないもの。土の時代は終わりましたが、完全になくなるわけではありません。土の時代の良さは残しながら、風の時代でも受け継がれていくはずです。逆行時は過去を振り返る流れも起こります。振り返り振り返り、焦らずにやっていきましょう。

2月20日 上弦の月(双子座の月)

知性を司る星座、双子座で起こる上弦の月。ただし、その守護星である水星は現在逆行中であり、翌日に順行を控えて今はほとんど停滞状態です。惑星の逆行や順行は、それが起こる当日と前後にもっとも強い力がかかるので、想定外の出来事が起こる可能性は高いでしょう。情報やデータを扱う際は、正確性をよく確かめること。連絡の行き違い、勘違いには注意すること。外出の予定があるのなら、交通機関が乱れやすいのでご注意を。時間に余裕を持って行動し、何かあったらすぐにリカバーの動きを起こせるよう心の準備を。

この日は今後のための決断を迷うような場面も訪れそうです。できればいったん保留にし、2月22日あたりから再考したいところなのですが、どうしても決めたいなら妥協はしないこと。あらゆる可能性を探り、合理的に判断するようにしましょう。


>>次回もお楽しみに
「ムーンバイオリズム占い」2月27日満月、3月6日下弦の月 (2月26日更新)
「惑星カレンダー」土星と天王星のスクエア(2月17日更新)

 
真木あかり

プロフィール

真木あかり

占い師。大学卒業後、フリーライターなどを経て占いの道へ。四柱推命を中心に、占星術や九星気学、タロットカードなどを用いて鑑定・執筆を行う。『悪魔の誕生日事典』(宝島社)をはじめ著書、連載多数。

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