Twitterで「恋が叶うオンライン恋愛神社」と呼ばれ大人気! 恋愛コラムニスト兼マジシャン、浅田悠介さんの連載コラム(毎週土曜更新)
恋を叶える魔法のフレーズとは?
魔法の恋愛術、その秘密をお教えします。
いつも彼氏がとぎれない、あの子に近づけるでしょう。彼から大事にされている、あの子のようにもなれるでしょう──ラブスペル(恋の呪文)を使えば。
貴女の恋を叶えるカギは「二人のときに何を話すか?」にあります。
私たちは会話によって、相手を知ったり、好きになったりするから。
むずかしい恋の理屈はおいといて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学をベースにしているので超強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみましょう。きっと彼の反応も変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
男性を上機嫌にさせる会話とは
- シチュエーション : 付き合う前
- ターゲット : 好印象を抱かせたい男子
- 場所 : 1~3回目のデート
「もっと話を弾ませて、好印象を抱かせたいな」
彼の心に刺さる会話をしたくなったときのラブスペル。
面白い体験を明かしてくれたり、はじめて聞くようなことを言ったり、深い考えを話してくれたり、実は努力していることを教えてくれたり、仕事や趣味で評価されていると知ったときなど──さまざまシチュエーションで使えます。
「お、そういう男子はじめてです」
このラブスペルの特徴は「他の男性と比べる形で褒めていること」に尽きます。
ご存知のように、男性はメンツの生き物。まわりと比べて「上か? 下か?」を気にして生きています。もっと言えば、常に、心のどこかで「俺の人生こんなはずじゃないんだけどな……」と、劣等感を抱いているのですね。
だからこそ「他の男性より優れていますよ」というニュアンスが強烈に刺さるのです──いま貴女が想像したよりも。
これは非常に応用範囲が広いラブスペルです。退屈な聞き役から脱出もできます。いつでも使えるようにしておきましょう。
彼が何かをアピールしてきたときには──返す刀で撃ちこむように──このラブスペルを唱えましょう。その顔がほころぶはずですよ。
胸のうちの優越感をくすぐること
さきほど「男性には劣等感がある」とお伝えしました。
これは逆に「優越感を覚える瞬間に弱い」ということです。雨の降らない国では、とりわけ水を貴重品として扱うように、たとえわずかでも欲しくなるものと言えるでしょう。
だからこそ「優越感を抱かせてくれる(自分を優れた男なのだと感じさせてくれる)女性に弱い」という傾向があるのです。非常に重要なポイントです。
もちろん「自分をさげて男性をヨイショせよ」というわけではありません。ここは「相手を褒める=自分をさげる」でないことに注意してください。
むしろ本質的には「褒める側のポジションが上になる」のです。親子や、上司部下など、褒めるシチュエーションを想像するとピンとくるはずです。
優越感をくすぐりながらもへりくだらない、という感覚を身につけましょう。
ラブスペルを唱えたあとは?
「お、そういう男子はじめてです」
このラブスペルのあとは、さらに「どういう面がはじめてか?」を語りましょう。
彼にとって心地いいトークだから。もちろん、これは接待でありません。心にもないことを伝えるのは、やめましょう。褒め言葉は、いくらでも口にしていい、という話です。
ラブスペルを使って、魔法のように、その恋を叶えていきましょうね。
「お、そういう男子はじめてです」
- シチュエーション : 付き合う前
- ターゲット : 好印象を抱かせたい男子
- 場所 : 1~3回目のデート
- ラブスペルの効果 : 彼の心に刺さる会話ができる
※次回もお楽しみに(土曜更新)

浅田悠介
マジシャン&恋愛コラムニスト
令和でいちばんの魔法使いをめざしている。得意ジャンルは、心理、恋愛、催眠、コミュニケーション系。女性情報メディアDRESSにて連載中の「読むだけでモテる恋愛小説・わたしは愛される実験をはじめた。」が多くのファンを集めている。2020年春に書籍&漫画化。SNSでは恋に役立つツイートをしていたつもりが、なぜか「恋が叶うオンライン恋愛神社」と呼ばれだして、DM欄が恋に悩める乙女たちの参拝メッセージによって24時間ナイアガラの滝のように流れている。この瞬間にも流れている。流れている。