2020.08.26 12:50

下手したらセクハラ問題に…仕事相手からの下心をスルーする方法【描き子のモヤモヤ解剖ノート】

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描き子のモヤモヤ解剖ノート

Twitterで人気の描き子さん(@kaqico)の連載コラム「描き子のモヤモヤ解剖ノート」では、恋愛に悩む女性たちのモヤモヤの理由をじっくり分析! モヤモヤで重たくなった頭の中を整理していきます。

相手の下心を利用するのはズルい?

描き子のモヤモヤ解剖ノート

◎今日のモヤモヤ
仕事など簡単に縁を切れない間柄の男性から、なんとなく好意や下心を感じるとき、その好意には応えられないけど、やんわりとスルーしつつ自分のために関係を切らずにいるのはズルいことですか? 勘違いさせて気まずくなりたくないけど、人間関係を継続させたいという葛藤にモヤモヤしています。

恋愛や性欲が絡むとややこしくなる

あーーーーこの問題…、働く女子あるあるですよね。仕事とか社会的な関係に恋愛やら性欲がからむと本当にややこしいもんです。

自分のフリーランス生活が走馬灯のように…ウッ古傷が痛む……。

これねえ、簡単に関係を切れるような相手ならいいんですが、切ろうにも切りづらかったり、下心があるんだかないんだか自分が勘違いしてるだけなのかよくわからなかったり、お得意様だと思ってたのにこっちが既婚者だとわかった瞬間去って行かれたりするのマジ辛…いやすみません、完全に脱線しました。

まあとにかく、こういう状況になると大抵人間関係ってゴチャゴチャしてろくなことにならないのですが、とにかく考えてみましょう。

ズルい関係とは

今回のトピックをまとめるとつまり、下心なり好意なりからくる相手からのサービスは受け取りたいけど、相手が期待する対価(恋愛関係や体の関係)は払いたくない、ということですよね。
そのように考えるのはズルいのか? と。

ズルいかどうかで言えば、ズルいでしょうね。相手が期待しているものをわかっていながら、それに応えず対価にだけ期待するのはズルい。しかし、しかしですよ。ズルい、ズルくないの話で言えば相手もズルいわけです。

好意をほのめかしてじわじわ近づくようなアプローチの仕方は、基本的に「ストレートなアプローチをして傷つきたくない」という気持ちからくるものです。
いざ相手から振られたり断られたりしたら、「こちらはそんなつもりはなかった、勘違いするな」と逃げることができます。それで体裁なりプライドなりを保つわけですよ。まあこれは体面を気にする大人ならほとんどの人が使う手法なんで、ズルいと言ってしまうのはどうなの? という意見もわかるのですが。

こういう「ズルいアプローチ」がストレートに好意を表現しないのをいいことに「好意があるなんて知らなかった」という態度を取り続けるのが、相談文にあるような「ズルいスルー」に当たるのでしょう。

つまりどっちもどっち、下心の存在を水面下に隠して、表面を取り繕って健全な友情(というか仕事相手としてのパートナーシップというか)を育んでいる状態なわけです。
どちらかを責めるようなことではないと私は思うし、まあ、好きにやってください状態というか。

下心が支える関係

で、いざ好意なり下心が明るみに出たときに、アプローチしている側は「わかってたくせに!」と言い張るでしょうし、アプローチされた側は「はっきり言わなかったくせに!」と言い張るでしょう。

でも、お互い自分が悪いこともわかってるはずなんです。アプローチしている側は、本気で自分の好意に気づいてほしかったのなら、なるべく早くストレートに好意を伝え、それを断られても気にしないくらいの強さを持つべきでした。

アプローチされている側も全くその気がないのならそのようにはっきり伝え、相手の過剰なサービスも断り、それで逆恨みされたり勘違い人間だと笑われたりしたとしても気にしないくらいの強さを持つべきでした。

でも、そんな強さを持てる人間がどれだけいるのかという話で、まあ、これはもう、しょうがないんじゃないかな…。

どう終わらせるかを考えて

ただとにかく言えるのは、ギブアンドテイクがうまく働いていない関係は、そのうち崩れ去るということです。下心が支える関係の辿る結末は下記3ルートに分かれます。

①恋愛・体の関係に発展する
下心や恋心が実を結ぶパターン。これもあり得なくはない。

②下心を持っている側が諦める
アプローチされている側がやんわりと拒否を続け、アプローチ側が諦める。

③下心が明るみに出てお互いに恨み合う
アプローチしている側が「いける」と確信するほど距離が近くなり、直接的な行動に出た結果拒否を受け、双方に激しい精神的苦痛が発生する。

で、もしどうしても①の方向性があり得ないと思うのであれば、さっさと②に移行できるよう努めるべきでしょうね。
今回の相談のようなケースだと「相手からのサービスをなるべく多く引き出して②に行きたい」というのが本音でしょう。ですが、それを長引かせれば長引かせるほど③の可能性が高まるので、まじでやめたほうがええよと個人的には思います…。

どうせ長くは続かない関係、そこから引き出せるメリットもあるのかもしれませんが、とりかえしのつかない事態に発展することもあります。私の知り合いには③の流れの結果、3社がからむセクハラ訴訟に巻き込まれた人がいましたね(詳しくは書けませんがお察しください)。

ズルいことをするなら、ズルい自覚を持つ

ズルい行動をとるのが必ずしもダメだとは私は思いません。ときには人間、ズルもするもの。なんの不正にも手を染めず人を傷つけず清廉潔白に生きていける人間などいないし、それができる、できていると主張する人のほうが、たぶん危険です。

ただ大事にしたいのは、自分がズルをしている自覚を持つことと、そのズルさが招く物事について自分で責任を取ることですよね。
相手の好意を利用するのなら利用している自覚を持ちましょう。とはいえ、そのズルさが引き起こす事態のややこしさを考えると、あまりいい方法ではないかもしれません。

◎今回のモヤモヤ解剖ノート

まとめ 描き子のモヤモヤ解剖ノート

※次回もお楽しみに(第2、4水曜更新)

プロフィール

描き子
1987年生まれのイラストレーター/デザイナー/ライター。
「暮らしに前向きな変化を起こす」ことをテーマに、イラストや文章を書く。

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