婚活でいい人に出会えないのはなぜ?【描き子のモヤモヤ解剖ノート】

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描き子のモヤモヤ解剖ノート

Twitterで人気の描き子さん(@kaqico)の連載コラム「描き子のモヤモヤ解剖ノート」では、恋愛に悩む女性たちのモヤモヤの理由をじっくり分析! モヤモヤで重たくなった頭の中を整理していきます。

婚活でいい人に出会えないのはなぜ?

描き子のモヤモヤ解剖ノート

◎今日のモヤモヤ
婚活がつらいです。「いい人に出会えない」と言うと、高望みしていると決めつけられることにモヤモヤ。
そもそも、いい人って? 婚活で出会いが増えても、職業、年収、学歴、家柄、見た目、年齢、性格…考慮すべき条件も増えるので、余計にわからなくなってしまいます。

最高の人はどこにいる?

せっかく婚活を始めたのなら、自分にとって最高の人と出会いたい! と思うのは当然のことだと思います。
婚活はいわば「結婚相手を選ぶための活動」ですから。たまたま出会った人と恋愛して結婚する、という「流れで結婚」の場合よりも選り好みをしてしまうのは自然の成り行きでしょう。

しかし「結婚相手として最高の人」とは、どんな人なのか? 漠然と条件を挙げると「収入が良くて」「性格が優しくて」「好みの顔で」といったところが一般的でしょうか。ですが、例えば「高収入で優しい性格のイケメン」と結婚したとしたら、最高の結婚生活が送れるか? というと、必ずしもそうではないはずです。

スペックから想像する結婚生活と現実

まず高収入の人が、これからも高収入である保証はどこにもないのです。大企業に務めていても転職を考えることはあるし、病気などで退職するリスクもあります。自分で事業をやっている場合は、当然倒産するリスクがあるでしょう。

また、高い収入をずっと維持できたとしても、そのお金をどの程度結婚生活や奥さんに費やすかも人それぞれです。莫大な収入がありながらそのほとんどを事業に費やしたり、ひたすら貯金するなどして、生活は切り詰めたり…という価値観の人も少なくありません。

同じように、イケメンがこれからもイケメンであり続ける保証はないし、優しい人がこれからもどんな場面、状況でも優しい人でい続けてくれる保証もないでしょう。

結婚後、生涯を通して高収入でそのお金を惜しまず家族に使ってくれて、どんなときも優しく愛情深く、見た目の手入れを怠らず常にカッコよく、もちろん浮気もせず家事育児にも協力的…なんて人はいないのです。

よく「そんなハイスペックなヤツは婚活なんてしない」という風に言う人がいますが、私はむしろ「そんな理想的な人は、もともと存在しない」と思います。ハイスペックに見える人はいたとしても、現実は違っている。人間ってそんなもんですよね。

すごく雑に言ってしまえば、結婚の時点でどんなに最高と思われる選択をしようと『失望のない結婚などない』のが実際のところです。
「そうだとしても、結婚の時点でベストと思える人を選ぶことで失望を減らせるはず」という意見もあるかもしれません。

しかし私は逆に考えます。「結婚の時点では、むしろ妥協するくらいでちょうどいいのではないか」と。

ベストの結婚、妥協の結婚

妥協で結婚しろなんて話、反発を覚える方も多いかもしれません。でも、よく考えてみていただきたいのです。

人はものを選ぶとき、それは服にしても携帯にしても家具にしても家電にしても、「これこそが自分にとって最高!これが答えだ!」というベストの選択をする場合と、「もうこれでいっか。これにしとこう」という妥協の選択をする場合があるわけですが、ベストの選択をしたときって、「自分はこれでいい思いができる!最高の結果が出るはず!」という期待が生まれますよね。いわば「幸せ待ち」の状態になる。

逆に妥協の選択をしたときはそういう期待はありません。妥協した悔しさを誤魔化したい気持ちが生まれ、妥協して手に入れたものに対して「いや、でもこれで逆に良かったかも」と自分を説得しようとする思いが高まりませんか? 幸せを無理にでも探す、いわば「幸せ探し」の方向に傾くわけです。

お見合い結婚がうまくいくわけ

ベストの選択をすると「幸せ待ち」になる。
妥協の選択をすると「幸せ探し」になる。

ここがポイントです。ベストの選択で結婚すると「幸せ待ち」になってしまい、「幸せになれるはず」という期待が強くなる。すると失望も深くなりやすい。
妥協の選択で結婚すれば「幸せ探し」になり、「無理にでも幸せを感じよう」という姿勢になる。相手への期待がないので失望も小さく、良い部分があればラッキーだと素直に思えるはずです。
だったら、むしろ妥協して結婚すべきではないでしょうか?

もちろん実際の結婚はそう簡単に「ベスト」「妥協」とふたつに割れるものではなく、「ベスト8割、妥協2割」とか「ベスト3割、妥協7割」とか混ざり合うものではありますが、ここで言いたいのは「結婚相手を選ぶとき、妥協はあっていい。むしろあったほうがいいのでは」ということなのです。そのほうがたぶん、幸せになれる。

「お見合い結婚のほうが、恋愛結婚より離婚率が低い」という話を聞いたことがありませんか?
お見合い結婚をする人のほうが保守的な価値観を持つから、という側面もあると思いますが、「お見合い結婚のほうが妥協の要素が強いから」という見方もできるのではないでしょうか。

なんとなくいいな、で結婚していい

ちょっと極端な物言いになってしまったかもしれません。
もちろん「選り好みしてないで、さっさと妥協すべき」などと言いたいわけではないのです。

ただ「どんな人を選べばいいか」と悩んでしまうのは、結婚は一生に一度のことだから失敗できない、というプレッシャーを感じているからではないでしょうか?
そういうプレッシャーを感じるときには、ここに書いたような「失望のない結婚なんてない」ということ、「むしろ妥協が幸せな結婚の鍵だ」ということを、ちょっと思い出してみてほしいのです。

収入がどうだとか、仕事がどうだとか、顔がどうだとか、実家がどうだとか、性格がどうだとか。完璧な人はおらず、アラを探せばキリがないのは誰だって同じです。人間ですから。
だったら、結婚するのに必要な条件は「なんとなくこの人とならやっていけるかな」という直感で十分だと私は思うのです。

えっ、そもそも「この人となら」と思える人がいない…!?
そうですね、それはまた別の話として、次の機会に譲りたいと思います。

◎今回のモヤモヤ解剖ノート

まとめ 描き子のモヤモヤ解剖ノート

※次回もお楽しみに(第2、4水曜更新)

プロフィール

描き子
1987年生まれのイラストレーター/デザイナー/ライター。
「暮らしに前向きな変化を起こす」ことをテーマに、イラストや文章を書く。

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