4月26日、「破壊と再生」の星、冥王星が逆行を開始【真木あかりの惑星カレンダー】

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真木あかりの惑星逆行カレンダー

WEBや女性誌で人気上昇中の占い師・真木あかりさんによる、連載コラム「真木あかりの惑星カレンダー」では、 惑星の動きを占星学的に読み解きます。

今回は、4月26日にスタートする冥王星逆行についてお届けします。

4月26日、冥王星が逆行を開始します

冥王星 真木あかりの惑星逆行カレンダー

冥王星逆行
(2020/4/26〜2020/10/4)

冥王星は「生と死」「破壊と再生」といった意味合いを持つ星で、毎年、春から秋にかけて数ヶ月逆行するのが定番の流れになっています。今年もまた始まるわけですが、連絡が滞りやすくなる「水星逆行」や恋愛が滞りやすくなる「金星逆行」と比べると、あまりピンとこないという人も実は多いのではないでしょうか。はい、個人の実感レベルで「これが冥王星の……力……!!!」といった感じでビンビンくることは、ほとんどないでしょう。

太陽系のなかで土星よりも遠い惑星を「トランスサタニアン(土星外惑星)」と呼びます。天文学では冥王星は「準惑星」となりましたが、星占いでは惑星として扱うのですね。遠く、また肉眼でも見えないため、意識にのぼりにくいとされているのです。さらには、冥王星はひとつの星座を20年前後かけて移動し、その時代に影響を与えます。つまり、今日明日の運気にはあまり影響を及ぼさず、あとあと振り返ったときに「ああ、今から思えばそういう時代だったよなあ……」と、思うときに冥王星の持つ意味合いを実感したりするのですね。

時代が変わるなかで、自分はどう生きるのか?

さて、ご存知のとおり、新型コロナウイルスが猛威をふるっています。人類全体で多数の人が、見えない敵を恐れ戦う日々を、まさに過ごしている最中です。冥王星が2008年から滞在している山羊座は「社会構造」を意味する場所。それは世の中の仕組みや人々の考え方が、長い時間をかけて変革されつつあると読み解けます。そのなかで起こったコロナ禍です。「こんなこと、今まで生きていて初めて」という経験に見舞われている人も多いことでしょう。

これらは冥王星ばかりと結びつけられません。世の中はもっと複雑で、星の動きに左右されたりしないからです。星は災いをもたらすものではなく、私たちにあり方を示唆するものだと捉えてみましょう。私たちが冥王星から得るべきヒントは、「当たり前」とされてきたやり方を見直し、この時代にフィットするやり方を模索していこうとする、勇気なのだろうと思います。

そして逆行時は、時間をかけて精査する。検討する。じっくりと、時間をかけて大丈夫ですし、それがベストです。なんせ逆行は10月4日まで。そして冥王星は2023年まで、山羊座に滞在するのですから。

「破壊と再生」は、決して怖いことばかりではない

冥王星は「破壊と再生」の星……と聞くともう災いをもたらす凶星としか思えなくなる方も多そうです。しかし、それを受け入れるだけの人間の器を持っている人であれば、必ずしも「凶」とは感じない、とも言われています。
芸術や哲学、そしてあらゆる学問がそれまでのスタンダードを否定して進化してきたように、「破壊と再生」は、さらなる素晴らしいもの、もっと生き生きと自分の人生を全うするためのものを創出する過程にすぎないのです。もう川で洗濯をする時代にも、東海道を徒歩で移動した時代にも我々は戻れません。そうした慣習は破壊されていますが、代わって家電やモータリゼーションが発達しています。

だから、怖がる必要はありません。社会的な「おおごと」が起こるとき、自分や自分のあり方を振り返り、これからどう生きていきたいか、どう生きるべきかと考えてみること。それが冥王星逆行時には求められるはずです。でも、ひとまずは心身の健康を。生き方を考えるには、それが第一です。

どなたにとっても、実りある逆行期間になりますように。

惑星逆行とは?

星占いでは10個の星がそれぞれどの場所にいるかを見て運命を読み解いていきますが、月と太陽以外の惑星は時折、これまでと逆の軌道を描いて進んでいるように見えることがあります。この現象を「逆行」と呼びます。

逆行の間、その惑星が意味するテーマは“いつも通り”ではなくなります。ストップしたり、戻ったり、一旦立ち止まって考えたり、などといった事象で実感できることが多いでしょう。「怖い」「悪いことが起きる」と不安になる方も多いのですが、ずっとネガティブな状態だったことがぽこんと元に戻る、ということだってあります。忘れ物を取りに引き返す、復習するといったイメージも浮かびます。どちらも大切なこと、ですよね。

ケヴィン・バーク(※)は、順行の惑星は成長のレベルにおいて作用し、逆行の惑星は真価のレベルにおいて作用すると述べてもいます。この「逆行カレンダー」では、ただ惑星逆行を恐れるのみならず、自分が進化するために活かしていけるよう、さまざまな逆行の様子をお伝えしていきます。

※ケヴィン・バーク:『占星術完全ガイド ――古典的技法から現代的解釈まで』の著者


>>次回もお楽しみに
5月前半のボイドタイムカレンダー(4月30日更新)

プロフィール

真木あかり
占い師。大学卒業後、フリーライターなどを経て占いの道へ。四柱推命を中心に、占星術や九星気学、タロットカードなどを用いて鑑定・執筆を行う。『悪魔の誕生日事典』(宝島社)をはじめ著書、連載多数。

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