12月3日 木星が山羊座へ…2020年は地道な努力が幸運のカギに【真木あかりの惑星カレンダー】

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真木あかりの惑星逆行カレンダー

WEBや女性誌で人気上昇中の占い師・真木あかりさんによる、連載コラム「真木あかりの惑星カレンダー」では、 惑星の動きを占星学的に読み解きます。

今回は、12月3日、射手座から山羊座へ移動する木星についてお届けします。

12月3日、木星が射手座から山羊座へ

木星 真木あかりの惑星逆行カレンダー

木星の移動 射手座→山羊座
(2019/12/3)

年間テーマを司る星、木星

2019年12月3日、木星が居場所を移します。木星はひとつの星座に約1年間滞在し、その間私たちが広げるべき可能性や、世の中に与える影響を示唆してくれます。雑誌やWebでよく見る「今年の運勢」は、たいていこの木星を年間テーマとする読み解きで書かれています。

ここ最近は秋から冬にかけて移動することが多いのですが、たとえば2015年は8月に、2013年は6月に移動していました。こういった年は、年の途中で年間テーマが変わり、頑張り方の方向性を変えていくことになるのです。

「幸運」とは何か?

星占いでは、木星が巡ってくる星座は「12年に一度の幸運期」と呼ばれることもあります。 これは木星が「幸運と拡大の星」と呼ばれることに由来する表現でしょう。

ただ、この「幸運」という言葉、人によって捉え方はさまざま。一般的には「どこかから降ってくるラッキーなこと」といったイメージで受け取られることが多いのですが、実はこういった幸運は同じく吉星である金星の管轄なのです。

木星の場合は「拡大」という意味合いを伴う通り、「頑張ったことが拡大しやすく、それによって幸運と呼べる結果を作り上げていける」との解釈だと、理解していただきやすいように思います。「これまでの努力が大きなチャンスとして巡ってきて、フルコミットすることで夢を叶えた。ものすごく忙しかったけど、頑張ってよかった」といったことは、まさに木星的な幸運と言えるでしょう。頑張れば頑張ったぶん良いことがありますし、逆に慢心していては得られるものもそれなり、という結果になるはずです。

幸運とは思えないときの、考えうる原因3つ

一方、木星が巡ってくるテーマにおいて、「頑張ったけれど辛いことばかりだった」「幸運とはまるで思えない、逆に不幸になっていないか」といった疑問を投げかけてくる方もお見かけします。幸運という言葉を信じて頑張っていらっしゃったのに、あんまりですよね。

まず、押さえておいていただきたいのは「頑張れば頑張ったぶん良いことがあると書いてあったのに、私は頑張っていなかったってこと?」とは思わなくて良い、ということです。この怒りは、頑張った人にしか実感できないもの。頑張った自分を否定する必要はなにひとつありません。むしろ「頑張ったね、でも辛いね」と、ご自分をいたわってあげてください。

辛いことばっかりだった、今も不幸だという思いを抱かれる場合、3つの方向性が考えられるでしょう。
1つ目は、「その人が本来的に叶えるべき幸運とはズレた方向に努力したため、そのズレが“拡大”するかたちで辛い結果として現れた」というもの。そうすることで、方向転換を促されているとも読むことができます。そちらではないんだ、と観念して自分を見つめ直し、努力の方向を選び直すことで結果的に幸運につなげていけるのですね。

2つ目は、「結果が出るのはこれから」というケース。きっと誰もが想像できると思うのですが、どんな運も人によって巡ってくる時期は違います。1年頑張って、終わりの月にジャーンと出るわけではありませんね。その人にとってベストな時期に、ちゃんと巡ってくることになっています。人生においては時折「今になってわかるけど、あのときが転機だったな」「幸福だったな」と思うことがあるのです。

3つ目は、「私の幸運はこれ」と決めつけてしまっている場合。たとえば「Aさんと結ばれることだけが幸運で、それ以外は認めない」となると、もっとベストな関係を結べるBさんとのご縁があってもスルーしてしまうことも。人は自分の想像する範囲でしか幸せを規定できませんから、あまりに決めつけすぎると本当の幸せからズレたものを望むようになるのです。

……と、木星の解釈はその楽観的な印象からは想像もできないような複雑さも秘めているわけですが、木星のテーマによって「自分にとっての幸せとはなんだろう」と、自分自身としっかり向き合ってみる。それこそが、「幸運と拡大」の第一歩なのかもしれないと、私は考えています。「けれどもほんとうのさいわいはいったいなんだろう」と夜空に向かって考えた、『銀河鉄道の夜』のジョバンニのように。
1人で考えるだけでなく、古今東西の名著に触れて幸運を徹底的に考え直すことも、苦しい状況から脱出するきっかけとなります。私の場合はアランの『幸福論』が好きで、何度となく読み返しては、幸運や幸福に向き合っています。

2019年12月の木星移動で、何が変わるのか

2018年秋から射手座に滞在していた木星は、2019年12月3日にその居場所を山羊座に移します。木星射手座時代は既成概念にとらわれない自由な行動力がクローズアップされてきましたが、山羊座木星時代は地に足のついた確実な努力が報われますし、注目されることになるでしょう。少し先のことになりますが、2020年12月22日は20年に一度のエポックメイキングなイベント「グレート・コンジャンクション」が水瓶座で起こります。これは土星と木星が同じ場所に巡る現象で、200年に一度の「時代が変わる」ような節目でもあるということ 。グレート・コンジャンクションのなかでも特に印象的な節目となっています。

2020年のグレート・コンジャンクションを契機に、これまで重視されていた、物質的な豊かさやお金を所有することの価値といったものは終っていきます。変わって、知性やコミュニケーション、触ることのできないものの価値に注目が集まるようになるでしょう。だからこそ2020年木星時代をしっかり生ききることが、次の時代への架け橋となるのですね。

12星座別・木星の年間テーマ

以下、2019年12月3日からスタートする1年間の、木星の年間テーマを12星座別に書いておきます。2020年を待たず、意識していただいて大丈夫ですが、焦る必要はまったくありません。ここからじっくり考えて、12月26日の月食からGO!というのもまた、素敵だろうと思います。

また、多くの方にとって、このテーマは2017年末頃から頑張ってきたものなのですね。決して初めて考えることではないでしょう。むしろ「知ってる!もうやってる」的なテーマではないでしょうか。その場合は、頑張ってきたことにさらなる追い風が吹いて、楽しく進めるようになると考えていただければと幸いです。努力って、報われるんですよね。

★牡羊座…本気のキャリア構築、社会の役に立つこと

★牡牛座…遠い場所への旅、留学、リベラルアーツを学ぶこと

★双子座…これまでよりも深く人に関わること、与え受け取ること

★蟹座…本物のパートナーシップ、真の友達、本気のやりとり

★獅子座…与えられた役割を確実にこなす、健康に注意する

★乙女座…愛とクリエイティブ、自己表現

★天秤座…自分の「ホーム」と呼べる場所を作る、整える

★蠍座…コミュニケーションと学び、フットワーク

★射手座…身につけた実力、お金

★山羊座…自分軸で頑張る、重要な決断をする

★水瓶座…自分との対話、心の断捨離

★魚座…仲間との関係性、未来

グレート・コンジャンクションに向かう特別な1年、吉星である木星を意識して、良い1年にしていきましょうね。


>>次回もお楽しみに
12月後半のボイドタイムカレンダー(12月14日更新)

プロフィール

真木あかり
占い師。大学卒業後、フリーライターなどを経て占いの道へ。四柱推命を中心に、占星術や九星気学、タロットカードなどを用いて鑑定・執筆を行う。『悪魔の誕生日事典』(宝島社)をはじめ著書、連載多数。

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