11月1日 蠍座で水星逆行がスタート…【真木あかりの惑星カレンダー】

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真木あかりの惑星逆行カレンダー

WEBや女性誌で人気上昇中の占い師・真木あかりさんによる、連載コラム「真木あかりの惑星カレンダー」では、 惑星の動きを占星学的に読み解きます。

今回は、11月1日からスタートする水星逆行についてお届けします。

11月1日、水星が逆行を開始します

水星 真木あかりの惑星逆行カレンダー

水星逆行
(2019/11/1~2019/11/21)

2019年最後の水星逆行が、11月の初日に始まります。スタートの時間は04:54、朝起きたらすでに逆行している感じですね。慌ただしい金曜&月初となりそうなので、少し早めに起きてあれこれダンドリをつけておくと良いかもしれません。

今回の水星逆行は蠍座で起こります。水星逆行のときにありがちな「待っている返事がなかなか来ない」「予定が狂ってバタバタしやすい」という傾向に加え、「過去を振り返る」「過去に戻って、やり残したタスクを終わらせる」などの意味合いが強調される方は多いでしょう。今回のように蠍座で起こる逆行では、特に「自分の心の奥のほう、具体的に言うならば過去の記憶と関連が強い」といった特徴が見られそう。自分のなかで終わりにしたことがふたたび思い出されたり、すっかり忘れていたことが怒涛のように胸にあふれてきたり、という感じですね。

水星逆行の時期は怖いもの、と思われがちですが、決して低迷期というわけではありません。なくしものが見つかったり、懐かしい人と再会したり連絡を取り合えたりと、「想定外の嬉しいこと」もたくさんある時期。どなたも承知しているとは思いますが、物事は嬉しいことだけで成り立っているわけでも、悪いことだけで成り立っているわけでもなく、それは水星逆行でも同じなのですよね。

ただ、辛い経験をたくさんなさって、やっとの思いでここまで頑張ってきたという人にとっては「連絡がなかなか来ない」といえば恐怖でしかないでしょうし、「忘れていたことを思い出す」といえば辛い記憶がまた蘇ってくるのではと、たまらない気持ちになったとしても無理はないかと思います。

とはいえ、不安になったときこそ、「そういう時期」と捉えて心の穏やかさを取り戻すことは、運に振り回されずにいるための大切なスタンス。そのうえで、この時期の出来事から自分に役立つメッセージを受け取っていけたら素敵です。

逆行を通して、水星が私達に投げかけてくるものは?

蠍座が象徴するテーマに「死と再生」というものがあります。物騒なキーワードですが、蠍座の神話からひもといてみましょう。英雄オリオンは「この世で一番強いのは俺だ」と驕り高ぶった口をきいたために大地の女神の怒りに触れ、彼女が放った蠍に刺されて死んでしまいます。このオリオンが象徴するものが、意思。人が傲慢になれば成長がストップし、ちっぽけなことで今まで築いてきたものを失います。そう、誰よりも強かったはずなのに、蠍に刺されただけで死んでしまったオリオンのように。

人は意思を強くもって、これまでの自分に打ち克ち新しいことに挑戦し続けることでより良く生きていけるのです。「死と再生」が象徴する「死」とは、未熟な自分を手放すこと。そして「再生」というのは、わずかにでも成長した自分として生きていくことなのです。

この時期、終わったことや忘れていたことが、ふと心のなかに蘇ってくる人は多いでしょう。終わりにしたと思っていた人と、再会する場合もあります。そこで、どうするか。それがこの逆行期の最大のテーマ。それによって、どんな自分が「再生」するかが決まってくるからです。

特に、恋愛で復縁を願っている人にとっては、普段よりもチャンスが得やすくなる時期。全員とは言えませんが、思ってもみないところで再会したり、連絡が取れたりする可能性もあります。ただ、「本当にその人で幸せになれるのか?」「自分のなかの何かを殺して合わせてはいないか?」と、必ずよく考えるようにしてください。復縁を願っているくらいですから、どんなにわずかな希望でもYesと言いたいところだと思います。ただ、薄々「でも、冷静に考えれば苦労ばかりだよね……」「離れて楽になったかも」という気持ちがあったりするなら、それを見て見ぬふりをしても逆行後にまたギクシャクする可能性が高いのです。「再生」は、自分がより幸せになるためにするということをお忘れなきように。

そして、忘れていたことをふと思い出した場合は、それが「再生」のために起こっていることを忘れないようにしましょうね。苦しめられたり、悲しんだりするために思い出されているわけではありません。人が困難な出来事から立ち直るとき、一気に心の傷が修復されるわけではありません。思い出したり、少しどうでもよくなったり、でもまた思い出したり……と、寄せては返す波のように治っていきます。いってみれば「もう治っていいよ」という運命からのサインなんですね。「再生」の意味合いがあるこの時期は、そうした意味合いがより強まるであろうと思います。自分のために、この逆行を使っていきましょう。

どなたにとっても、意義のある逆行期間となりますように。

惑星逆行とは?

星占いでは10個の星がそれぞれどの場所にいるかを見て運命を読み解いていきますが、月と太陽以外の惑星は時折、これまでと逆の軌道を描いて進んでいるように見えることがあります。この現象を「逆行」と呼びます。

逆行の間、その惑星が意味するテーマは“いつも通り”ではなくなります。ストップしたり、戻ったり、一旦立ち止まって考えたり、などといった事象で実感できることが多いでしょう。「怖い」「悪いことが起きる」と不安になる方も多いのですが、ずっとネガティブな状態だったことがぽこんと元に戻る、ということだってあります。忘れ物を取りに引き返す、復習するといったイメージも浮かびます。どちらも大切なこと、ですよね。

ケヴィン・バーク(※)は、順行の惑星は成長のレベルにおいて作用し、逆行の惑星は真価のレベルにおいて作用すると述べてもいます。この「逆行カレンダー」では、ただ惑星逆行を恐れるのみならず、自分が進化するために活かしていけるよう、さまざまな逆行の様子をお伝えしていきます。

※ケヴィン・バーク:『占星術完全ガイド ――古典的技法から現代的解釈まで』の著者


>>次回もお楽しみに
11月前半のボイドタイムカレンダー(10月31日更新)

プロフィール

真木あかり
占い師。大学卒業後、フリーライターなどを経て占いの道へ。四柱推命を中心に、占星術や九星気学、タロットカードなどを用いて鑑定・執筆を行う。『悪魔の誕生日事典』(宝島社)をはじめ著書、連載多数。

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