12月23日は蟹座で満月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。
最初にお知らせしたいことがあります。今回の蟹座満月の前日(12月22日)は冬至です。冬至は1年で最も暗く寒い時節であり、地上の生き物にとってはつらく厳しいときです。冬至を境に自然界に降り注ぐ光は増していきます。冬至は自然サイクルや生命サイクル上、重要な節目と言えるのです。今回はこのような節目の後、蟹座で満月が起こります。つまりこの蟹座満月は冬至と共にひとつの「節目」「分かれ目」であると言え、両日以降、2018年から2019年へ移り変わる流れがますますあらわれるようになるでしょう。自然界だけでなく、私たちの社会や人々の心境も、2019年を強く意識したものへと変化していくと思われます。
満月図を見てみます。冬至の翌日の満月ですので、蟹座の初期度数での満月です。蟹座らしいハートフルでエモーショナルなイメージに満ちた満月となりそうです。私たちの内なるものが印象的な出来事となってあらわれることも多いでしょう。
もうひとつお知らせしたいことは、魚座海王星をめぐる星回りです。魚座海王星は蠍座金星や山羊座土星とは調和的な角度を作り、射手座水星や射手座木星とは相矛盾している角度を作っています。
この星回りを見て、今、私が感じていることを書きます。さまざまな可能性へ向かって心を開き、ひとつずつ価値判断していく。自分にとって大切なことを心を込めて選んでいく……。あるいは、こんな風にも読み解けるのかもしれません。先日の射手座新月について「広がりゆく新世界をのびのびと生きていく冒険心」と私は解釈しました。広がりゆく世界は、いろんな可能性に満ちているという意味で「正解のない世界」でもあるのだと思います。正解のない世界において「私なりの答え」を明るく前向きに見つけていこうとする……この時期の星回りはそんな風にも読み解くことができるでしょう。もしかしたらこの時期、「2019年はそんな風に生きたいな」「2019年はそんな風に生きることになりそうだ」と感じるのかもしれません。
今回の蟹座満月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「もしもそれが大丈夫であるなら、あなたはどうしますか?」と宇宙から問いかけられるのかも。周囲の助けも得ながら、リラックスして事に当たりましょう。
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、自分の気持ちや都合を優先させましょう。遠慮しなくてもいいんです。あなたの人生はあなたが主人公なのですから。あなたがのびのび行動できるように、さまざまなことを見直して下さい。
双子座、乙女座、射手座、魚座は、宇宙が届けてくれるさまざまな出来事を「あれでよかった」「これもOK」と受け容れましょう。自然の流れに逆らわず、「万事なるようになる」つもりでいて下さい。そうやって宇宙に導かれていきましょう。
次回は1月6日 山羊座の新月(1月5日更新)
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