11月23日は双子座で満月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。
先日の蠍座新月(11月8日)は今秋の大きな節目であり、重要な星回りがいくつも重なっていました。そのひとつが新月前日に起こった天王星牡羊座再入宮であり、もうひとつは新月同日に起こった木星射手座入宮でした。そして今回の双子座満月はその後初めて起こる満月になります。
これまでの約1年間、この世界に満ちていた「濃密さ」「奥深さ」「重々しいもの」が希薄になっていくのと同時に、射手座木星が新しい空気を持ってきてくれていると何となく分かるのかもしれません。ある出来事をきっかけに私たちの内外を見回したとき、「おや?何かが変わった?」「世界の空気も、私たちの気分も軽やかになってる?」と感じることも多いでしょう。
さらに今回は双子座初期度数で満月になることを考えると、この時期、目新しく感じるものや興味深いトピックスと印象深い形で出会う可能性が考えられます。そしてそのような出来事は、あなたの今の気分とどこか連動しているでしょう。
満月図を見てみます。双子座満月(射手座太陽と双子座月が向かい合っている配置)に射手座木星が重なっています。また魚座火星は、双子座満月や射手座木星に対して、何らかの刺激を与えています。
木星によってもたらされる世界の空気が「蠍座っぽいもの」から「射手座っぽいもの」へと移り変わってきているこの時期、私たちの内外もまた自然に揺れ動いているでしょう。この「揺れ動き」をどのように経験するのかは人それぞれです。「なんかスッキリしてきた!」と感じる人もいるでしょうし、「気持ちが落ち着かない」と感じる人もいるかもしれません。いずれにしても、この時期の星回りにその人らしいやり方で対応しようとしていると思われます。今度の射手座新月(12月7日)が、射手座木星時期の本格的なスタートとなるタイミングです。それまでは、この時期の自分の「揺れ動き」を見守ってみるのもいいと思います。
もうひとつお知らせしたい星回りは、天秤座金星と牡羊座天王星が向かい合っている配置です。これは天王星牡羊座再入宮によって成立した星回りであり、12月初めあたりまで続きます。
金星はこの秋(10月6日から11月16日)に見かけ上の逆行をしていました。今秋は、愛やお金に関して自分の価値観を見つめ直したり、ある関係性の意味について何度も考えさせられたりしたのかもしれません。これから12月にかけては、この秋に再確認した思いを他者や世界へ表現することができると思います。それはあなたにとって「思い切った行動」だと思われますが、そうすることは可能だと思います。
今回の双子座満月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。自分で自分に許可を与えたなら、周囲はそのように動いていくでしょう。宇宙も「したいことをすればいいのですよ」と励ましてくれそうです。
牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、良い意味で「欲が出てくる」とき。自分の可能性や実力はどのくらいなのか、試してみたくなるのかも。ぜひ行動を。
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、いろんなやり方、考え方があってもいいんだと思えるとき。気持ちがラクになり、さらなる選択肢をいくつか思いつくかもしれません。
次回は12月7日 射手座の新月(12月6日更新)
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