人間関係がうまくいかない、コミュニケーションが苦手…といった悩みを抱えている人は少なくないでしょう。
タレントの有村藍里さんもそんな女性の一人です。人見知りでなかなか人と打ち解けられない、という有村さんがこのたび、最高のコミュニケーションツールである「手相占い」を勉強することに!
ときに悩みを吐露しつつ、懸命に学ぶ彼女の姿には、誰もが共感してしまうはず。占いを教えてくれるのは、メンズ占い師ユニット『not for sale.』のHoshiさんです。
【10回目】理性的で照れ屋?有村藍里の恋愛傾向
「知能線」に続き、今度は「感情線」の観方を解説していただきます。相手の“心”がわかる「感情線」…かなり興味深いお話しを聞けますよ。
結婚向きの手相、自己愛が強い人の手相、そしてストーカーっぽくなりやすい手相。あなたや周りの人は、こんな線を持っていませんか?
有村藍里さん
人見知りで初対面の人と話すのが苦手。かわいいものが好きだけど、シュールなものも好き。趣味は動画観賞。
Hoshiさん
メンズ占い師ユニット『not for sale.』のメンバー。手相・算命学・九星気学などが専門。実はスイーツ男子。
知能線と感情線を観れば人間性がわかる
Hoshi:次は「感情線」についてお話ししましょう。手相を学ぶ上で特に大事なのが、先ほどの「知能線」とこの「感情線」です。というのも「知能線」は簡単に言えば頭脳を表すもの。一方、「感情線」は感情や心を意味するものなんですね。
Hoshi:人間は頭で考え、心が反応します。感情が揺れ動くと、それを理性(頭)で制御したりもしますね。でも時には感情が理性を越えることもあるでしょう。
有村:そうですね。
Hoshi:中でも恋愛感情は、理性では抑えきれないことも多いと思います。つまり、この2つの線の関係はある意味、人間性を表しているんです。「知能線」と「感情線」を観ることで相手の“人となり”がわかってきます。
感情線が長い人は感情豊か
Hoshi:「感情線」は【終点】から観ます。【終点】がたくさんあるので、1つずつ覚えていきましょう。まず大きく分けると、【終点】が指に“届く・届かない”の2種類です。
指に届くと「感情線」は一番、長くなります。線が長いと感情が強く、短い(指に届いていない)と「感情線」として少し弱いんですね。そして指に届いている場合も、どの指に届いているかによって意味が違ってきます。
Hoshi:どの指に届いているか。それは大きく分けると「人差し指」「中指」「人差し指と中指の間」の3つです。
有村さんはいかがですか?(手を見ながら)どちらの指にも届いていないですね。
有村:本当だ…。
Hoshi:有村さんの場合は【終点】が「木星丘あたり」ですね。この線を持っている人は、本質的には誠実で心変わりも少なく、健全な愛情を育てることができる人。でも、照れ屋で素直に気持ちを伝えることができず、恋愛チャンスを逃しやすいタイプです。
木星丘あたり
Hoshi:恋愛に至るまでに少し時間がかかったり、感情より理性が勝ったり。線が指のほうまで届いていない分だけ、感情を出しにくいんです。
有村:ふふふ。確かに感情を抑えがちかも。
Hoshi:もちろん、それがいい、悪いというわけではなく、単にそういうタイプということです。照れ屋さんだけど、その分、冷静で判断力も高いでしょう。この線がもう少し伸びて指に届くと、今度は感情が出やすくなります。
結婚向きの手相が判明!
Hoshi:先ほども言った通り、線が長くなればなるほど感情は強いんですね。逆に短いと感情を抑えるのでクールになります。
Hoshi:「人差し指の付け根あたり」に【終点】がある場合は、感情も愛情も豊か。喜怒哀楽がはっきりしていて、恋愛では相手に対してとても“献身的”になります。
好きな人のために何かしてあげたい、尽くしたいという感情を持つようになるタイプです。
人差し指の付け根あたり
Hoshi:「人差し指と中指の間」に伸びていく場合も、愛情が豊かです。このパターンの人は少ないように思うかもしれませんが、結構います。
人差し指と中指の間
Hoshi:こういう人はとても誠実で、特に恋愛に対しては潔癖。“家庭的”なので、女性だったらいい奥さんになるし、男性だったらいい旦那さんになるでしょう。
つまりこの手相を持っている人は、結婚したほうがその能力を発揮できます。非常に安定して愛情の持ち主です。
Hoshi:ちなみに数は少ないのですが、たまに線が「中指」に向かう人もいます。これは“自己愛”を意味する手相です。愛情もあるけど、特に強いのは自分への愛なんですね。
有村:「人差し指」は献身的、「人差し指と中指の間」は家庭的、「中指」は自己愛ですね?面白~い!
Hoshi:ええ。線が「人差し指」側に向かえば向かうほど愛情が他者に向くし、中指に向かえば向かうほど自分に向くんです。ただし、どちらにしても、線が指に届く人は愛情・感情が強いタイプになります。
感情線が短いと愛情表現が下手!?
Hoshi:線が指に届かない場合も、大きく分けると「木星丘」「人差し指」くらいまで伸びる人と「土星丘」手前で止まる人の2種類です。これは観方としては、直線的なのか、多少、曲線を描いているのか、程度で分けて考えましょう。
土星丘あたり
Hoshi:「土星丘」の場合は、より感情が表に出にくいタイプ。感情を表に出すのが苦手なので、冷たいと思われて誤解を招いてしまうことも。いわゆる愛情表現が足りないタイプですね。
その代わり、理性が強いから判断力は高いんです。こういう人は何かあっても冷静だし、過去をあまり引きずらないという傾向もあります。
有村:う~ん。理性的なのはいいけど、冷たいのはちょっと残念ですね(笑)。
Hoshi:実は僕はこのタイプです。若い頃、付き合っていた女性によく「気持ちがわからない」と言われていました。愛情表現が得意じゃないから「本当に好きなのかわからない」とフラれたこともあります。
その後、言ったほうがいいんだなと気づいて、努力して「好きだよ」とか言葉に出すようになりましたが。
有村:努力して?(笑)。
Hoshi:あはは。こういう人は比較的、男性に多いですね。
ストーカーになりやすい人の手相は?
Hoshi:もう一つ、これは少ないのですが、「線が端から端まである」パターンの人がいます。直線的でもいいし、多少、弧を描いていてもいいのですが、「木星丘」のほうまでグーッと伸びている人ですね。しっかり端まで届いていなくても大丈夫です。この場合は「感情線」が長い人になります。
線が端から端まである
Hoshi:こういう手相の人は“独占欲”が強くなります。愛情が強いのですが、嫉妬心も強いんです。それがいいか悪いかは相手次第ですね。パートナーにが束縛されるのが好きな人なら問題ないけど、嫌いな人だったら上手くいかないかもしれません。
続いて、感情線の「先端が下がる」人。このパターンも稀にいます。線の先が枝分かれして下がる場合が多いですね。
先端が下がる
Hoshi:この場合も愛情が強いタイプです。強いけれど下がるので、落ち込みやすくなったりしてちょっと沈んでいくんです。
有村:沈んでいく?
Hoshi:愛情が暗い…言い方を変えると重い人です。愛しているんだけど、カラッとした明るさはありません。
線が指に届いている人は、愛情が相手に伝わりやすいのですが、「先端が下がる」人は、ひっそりと心の中で想い続けているようなイメージ。陰で見守るような愛情ですね。
Hoshi:こういう人は、過去の恋愛をいつまでも引きずったりしがちです。特にこの線が「生命線」を越えると、より強くなります。
「生命線」を越えると、自分1人で抱え込むため、悩んでいることが多くなります。
有村:大変そう…。
Hoshi:そうですね。この愛情が悪いほうに出ると、ストーカー行為をしてしまう可能性もあります。もちろん「先端が下がる」人が全員ストーカーになるわけではないけど、下手をするとそこまで思いつめてしまう、という傾向があるんです。
※毎週金曜日更新
プロフィール
有村藍里
1990.08.18生まれ
元引きこもりのアイドル・タレント。芸能活動を通して人見知りな性格の改善をもくろみ中。妹は女優の有村架純。趣味はYOUTUBE鑑賞・世界の気温を調べること。そして特技は手相を見ること…と言えるように勉強中!
実 績
【写真集】
・1st写真集「 i 」(講談社)2017
【テレビ出演】
・金曜☆ロンドンハーツ(テレビ朝日)
・踊る!さんま御殿(日本テレビ)
・ダウンタウンDX(読売テレビ)
・ホンマでっか!?TV(CX)
・ナカイの窓(日本テレビ)