人間関係がうまくいかない、コミュニケーションが苦手…といった悩みを抱えている人は少なくないでしょう。
タレントの有村藍里さんもそんな女性の一人です。人見知りでなかなか人と打ち解けられない、という有村さんがこのたび、最高のコミュニケーションツールである「手相占い」を勉強することに!
ときに悩みを吐露しつつ、懸命に学ぶ彼女の姿には、誰もが共感してしまうはず。占いを教えてくれるのは、メンズ占い師ユニット『not for sale.』のHoshiさんです。
【9回目】精神的に不安定になりがちな手相も判明
「知能線」の【①始点】【②終点】【③長さ】を学んできて、次は【④濃さ】と【⑤形】。この5つがわかれば「知能線」の観方はもうバッチリです!
「二重知能性」と呼ばれる、とても能力の高い人が持つ手相についても解説していただきます。もしかしたら、あなたの周りにこの線の持ち主がいるかも!?
有村藍里さん
人見知りで初対面の人と話すのが苦手。かわいいものが好きだけど、シュールなものも好き。趣味は動画観賞。
Hoshiさん
メンズ占い師ユニット『not for sale.』のメンバー。手相・算命学・九星気学などが専門。実はスイーツ男子。
線の濃さはエネルギーの強さを表す
Hoshi:次は「知能線」の【濃さ】についてお話ししましょう。【濃さ】はちょっとわかりづらいです。説明が難しいんですよね。
有村:どうしてですか?
Hoshi:例えば「2Bの鉛筆くらいの濃さ」と言っても、どれくらいかわからないじゃないですか。濃さに関しては、人の手相と見比べたときに初めてわかります。僕は今まで2万人以上の方を鑑定してきたのですが、その中でだんだん“濃い・薄い”がわかってきました。
有村:なるほどー。
Hoshi:たくさん見れば、だいたいこれくらいが標準だよね、というのが見えてきます。でも有村さんは今、僕やスタッフさんの手相しか見てないから、まだわからないですよね?数をこなすと、だんだんわかってきますよ。
Hoshi:有村さんの今の手相は比較的、薄めですね。もともと男性と比べ、女性のほうが薄いんです。だからもし男女の手相を見て同じ濃さだったら、男性が薄いか女性が濃いか、そのどちらかです。
有村:一般的に男性のほうが濃くて女性のほうが薄いんですね?
Hoshi:そうです。なお、濃さというのは簡単に言うと、その線のエネルギーが強いということ。エネルギーがより発揮されやすいんです。一方、薄い場合は線のエネルギーが弱く、発揮されていません。
だから「知能線」が濃い人がいたら、そのエネルギーが発揮されるため、意志や決断力が強くなります。線が薄いと自信を持てなかったり、移り気になりやすかったりしやすいよ、ということですね。
知能線が乱れていると不安定になりがち
Hoshi:最後に「知能線」の【形】のお話しをします。【形】はいろいろあるので、一個一個覚えていくしかないですね。まずは、しっかりしているか乱れているかをチェックしましょう。
Hoshi:有村さんは、小指のあたりにちょっとだけ乱れがありますね。極端ではないけど、少し乱れている感じがします。これはさっきの“濃い・薄い”とつながってきます。乱れている人のほうが思考が乱れるわけです。
有村:そうなんですね…。
Hoshi:「知能線」がしっかりしている人は、自分の考えを貫くから思考が乱れません。反対に乱れていると、思考があっちに行ったりこっちに行ったりして迷いやすくなります。
そういう場合、一人で全て判断しようとして背負い込むと良くないので、信頼できる人に相談したり、周りから後押ししてもらったりしたほうがうまくいきますよ。
有村:はい。
Hoshi:有村さんの「知能線」はそこまで乱れてないから大丈夫そうですが、すごく乱れている人は、迷いが強くなって精神的に不安定になりやすいんです。そういう人がいたら、気をつけて観てあげたほうがいいですね。
知能線の枝分かれ=能力が高い人
Hoshi:それから「枝分かれ」について。有村さんの知能線は枝分かれしていますか?ほんの少ししているかな?枝分かれしている人も結構いますよ。
Hoshi:枝分かれしていると才能が二つに分かれます。才能や能力が拡大すると言ってもいいですね。多種多様な才能を持ち、いろいろなことに興味を持つんです。そして能力が高くなって二つの能力を手にします。
イメージとしては幹があって枝が伸びる感じ。必ずどちらかが幹になり、そこから枝が出ます。だいたい濃いほう、もしくは線の流れがあるほうが幹ですね。
Hoshi:枝分かれした部分の開きが小さい場合は、才能もまだ小さくて、今後どうなるかな?という段階。だからある程度、大きく開いているものを見てあげるといいですね。
枝分かれしている人はバランス能力も優れるし、多様性が増して、いろいろなことができるようになるでしょう。ただし、器用で飽きっぽい部分が出てくることもあります。
有村:飽きっぽいんですか?
Hoshi:ええ。一つのことを貫くのが得意なタイプではないんです。あと、特に女性に多いのですが、垂れ下がる空想力のある知能線をもっていて、後から真横に伸びる現実の線が出てくる人も結構います。
それは何かと言うと、空想の世界で生きていた人が現実を知ることを表す線。卒業して働き始めると、この線が出てきたりもします。社会に出て、空想の中だけでは生きていけないってことに気づかされるイメージです。
現実的な、生きていくための能力が高まってきたとも言えます。
「二重知能線」があると離婚しやすい?
Hoshi:もうひとつ覚えておいてほしいのが「二重知能線」です。ある意味「枝分かれ」の仲間で、持っている人は滅多にいないんですけどね。
Hoshi:「二重知能線」は(イラストのように )2本の幹が出ている状態です。「枝分かれ」は幹と枝なので、全体の能力を100とした場合、幹が70、枝が30くらいの割合。
でも「二重知能線」は両方とも100です。100:100の能力があるから器用になります。
「枝分かれ」も能力が高く、いろいろなことができる可能性が増すのですが、「二重知能線」は頭脳が二つで、もう一つ能力がある人です。簡単に言うと、頭脳明晰で二つ以上の仕事をこなせる、非常に能力の高い人ですね。その一方で離婚など、問題が出やすいとも言われています。
有村:えぇー!
Hoshi:少し気をつけなきゃいけない手相なんです。「知能線」は理性を表すのですが、「二重知能線」の人は理性が強すぎちゃうんですね。なので少し感情が欠けてしまう傾向があります。
もちろん「感情線」を観なければ、はっきりとは言えないのですが、理性的な振る舞いをしがちで、恋愛や結婚においては冷たさが出たりもします。
有村:冷たいから離婚につながりやすいってことですか?能力が高いのはいいけど、なんだか悲しいですね…。
※毎週金曜日更新
プロフィール
有村藍里
1990.08.18生まれ
元引きこもりのアイドル・タレント。芸能活動を通して人見知りな性格の改善をもくろみ中。妹は女優の有村架純。趣味はYOUTUBE鑑賞・世界の気温を調べること。そして特技は手相を見ること…と言えるように勉強中!
実 績
【写真集】
・1st写真集「 i 」(講談社)2017
【テレビ出演】
・金曜☆ロンドンハーツ(テレビ朝日)
・踊る!さんま御殿(日本テレビ)
・ダウンタウンDX(読売テレビ)
・ホンマでっか!?TV(CX)
・ナカイの窓(日本テレビ)